君と僕とが向かい合って手を繋いで
綺麗な楕円を作る時に
手の中には2人だけの空間ができる
実体同士では合体できない僕らの
空気を媒介にした融合
でも1日3回の食事の度に
手を取り合っては見 ....
使いきったボールペンを

ごみ箱に捨てる、別れ、

ありがとうが自然とでる


人生は収集の場ではない


使いきったボールペンを

ごみ箱に捨てる、別れ、

ありがとうが ....
東京の空に
こんくりぃとのビルが張り付いているのが見えて
はいいろに見えた

ネズミがかじった こんくりぃと

そこには何にもないのに
怯えた顔して 歩いてるひとがいて
マックの100 ....
さよならの調べが響く
雨音と重なるメロディー
過ぎ行く背中を追いかける

雨を含んだ靴は重たく
今までの罪の重さを似て
僕は自然と足を止めていた

季節外れの雨は冷たく
呟く言葉はか ....
きみのバスが遠ざかり
ぼくはちぎれて
半分になる


照れくさいぼくを
きみが思い出すとき
薄闇はきっと匂うから

けなげに告げよう
離れた場所で
あすの名を


 ....
去年から残してあるの ハートの小瓶に春の雫
リボン掛けて あげる

嬉しいでしょ 真白な冬に桃色ひとつ

作りかけのロマンの迷路

覚えてるの 傾いた横顔

甘くて柔らかい愛しい人
 ....
深い深い
海のような君の瞳は
暗い暗い
海のように悲しみに
満ち満ちていたけど

そこに確かに存在する感情が
僕には羨ましかったんだ
映りこむわ何処でも

車体
あなたの目
私達二人

世の中を知ってから
笑ってもいないけど
一瞬でも私を見かける時は
口元を吊り上げる

世の中に出てから
?鏡にしかあなたは ....
西から染まったお日様が
遺跡に沈む
冬の匂いをさせて
泥棒は何も盗まずに訪れる
花を添えて
ママが遺跡になったら
何も盗むものがなくなった
掌を合わせて呟く
これでいいのだ
その言 ....
  頬は桃色
  夢を見させて
  涙が出なくて泣きたい気持ち
  あなたに会いたくて



  灯りは肌色
  そばに居させて
  生暖かい命を嗅いだの
  あなたに会い ....
海水魚を淡水の中にいれたら死んでしまって

この水槽の中はからっぽ

何にもいないちっちゃな海で
水草だけがぼんやり揺れて

エアーポンプが送り出す空気が
空しく水中を漂った

も ....
タイヨウが
くるくるっと回って ぱーーん

口をすぼめて
ぴゅーっと吹いたら ぴーーひょろろーー

歌が聞こえて
ふふふーーんの へーんの ぽっかぽかーー

ひらがなで
○ っ ....
座礁しながら ふっくら
帆をはり 夕波に
額をあてて うしなわれる
熱量を 愛しつづけた
おれたちの 船に
いくら落ち目のわたしだからって
何でこんな仕事しなきゃいけないのかな
数人のテレビクルーを引き連れて
どれだけ歩いてきたんだろう

雲の上を歩かされるなんて思ってもみなかった

富士山の ....
            080116


世界の火事に
あたふたあたふた
おっとり刀のお爺さん
乾パン抱えて逃げてゆく
何処に行っても助からない
原爆水爆
核弾頭は弾けて
散って
 ....
 
 
感性が疲れたと言ったので
七草がゆもどきの粥を炊きました
青菜は塩湯でさっとゆがいて
味付けは質素にしました
 
しゅ しゅ しゅ と
煙はやがて頬の柔らかさになり
静かに吸 ....
さよなら

さよなら

どっと
たくさんのきらきら星がやってきた

掬っておもいきり抱きしめたけれど
ながれていった よ

目を閉じて
わたしぜんぶで
あたためた よ

た ....
さようなら、の向こうで
夢、夢の花が揺れる
その花びらの裏側で
思い出が溜め息をつく

生きて行くことは
分かれ道の連なり
傍らをゆく風さえ
その地図を知らない

今日にうたえば
 ....
私の手は何の為に付いているの?

箸を掴んだり
鉛筆を持って字を書く為?

私の足は何の為に付いているの?

地面を歩いたり
靴を履いて物を蹴る為?

私の首は何の為に付いているの ....
肉が張り裂けている沈黙
情熱と諦めと冗談
焦げ臭い髪に放つ汚物
刺絡するのは御自由に

膚の皺にすらりと絵具
筆を使って詰る様にゆるりと

御覧よ、右腕が青い
血脈をなぞり腋へ乳房へ ....
角度の違うひし形
幾つも重なって
生まれた幾何学模様
誰かが描いた
そんな僕達の角度

歩み寄る君の半身
造りこまれた唇は余分には話さない
肌の隙間を埋めていく
朝が ....
かみさま って
ひらがなで書くのは反則だ
世界 ってやつをひっぱり出すのも
ルール違反ってことにしよう

そこから
おれたちはまず
書きはじめなくてはならない

雨上がりの
濡れた ....
永い壁は続き
終わりに辿り着く者はいない。
風と水とにより朽ち穿たれた穴があったとしても
そこから不可視の世界を視る事はできない。
正午の光に照らされよ。
一切の抒情を嫌うものが網膜の裏に口 ....
おだやかな鳩のように
私はうたたねをする
窓の外は明るい雨
静かにふっとうする時間
やがて雪になる事を予感する


読みかけの本はレイ・ブラッドベリ
夏の草いきれがむっとたちこめる
 ....
このうすい皮をやぶって たどりつく骨を

ひとつひとつ ばらばらにして

きれいな水で濯いで 

そうして

あなたの手でもういちど組み立てて
使い古されたピアノが一台
早朝の小さな港から
出航する

ピアノの幅、奥行、高さ
しかもたないのに
言い訳をすることなく
ただ外海を目指していく

誰もが自分自身のことを語りたがる
 ....
たった今きみがすきだよ。
ふたりで世界を共通しているの。

たった今ぼくはひとりだよ。
共通したふたりは今やひとつとひとつ。


世界がきみをあいしているから
ぼく ....
鍋の中で ふつふつと火山活動している  あんこ 
餡火山弾 や餡火山礫 が噴出し 
ひだり手の甲に 
ぽとり、着地 
あとで、ひりり

星と星が  衝突するより低い確率なんて 
そう ....
怒っている

ほったて小屋の前で
巣箱なんか作りやがってと
空に
怒っている

怒っている
俺の仕事が
詩人で
せっかく
命がけで
産んできたのに
何の恨みがあって
背中か ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
_saty008/1/17 0:42
一心異体木屋 亞万008/1/17 0:41
別れ吉岡ペペロ208/1/17 0:22
はいいろ こんくりぃとエチカ4*08/1/17 0:01
調べ海月208/1/16 23:49
ばいばい、がーる[group]千波 一也6*08/1/16 23:31
ハートの小瓶に春の雫北大路京介8*08/1/16 23:08
Deep clear eyesHonest...3*08/1/16 22:43
ミラーズ〜世を知った、後〜酸素の枷008/1/16 22:34
遺跡泥棒、冬小川 葉1*08/1/16 22:32
石鹸草野春心108/1/16 22:20
サカナ柚木108/1/16 22:02
キタキタキタ リーフレイン508/1/16 20:53
そろもん(礼の歌)みつべえ408/1/16 20:44
雲の上のひと恋月 ぴの18*08/1/16 19:55
遺跡泥棒、冬あおば2*08/1/16 19:44
ひとやすみゆるこ208/1/16 19:27
キラキラ  ましろ2*08/1/16 19:07
あした、咲く銀猫15*08/1/16 18:42
手足首頭体心落葉008/1/16 18:16
静脈(匂う)伊葉幸緒108/1/16 17:36
「dialogue」菊尾0*08/1/16 17:30
希望大覚アキラ2608/1/16 15:44
壁  M.Hさんへ音阿弥花三郎008/1/16 14:36
おだやかな鳩のように石瀬琳々9*08/1/16 14:00
望み湖月2*08/1/16 12:41
沈黙たもつ1908/1/16 11:16
世界をあいしている焦燥哀詩008/1/16 11:08
年越しclef1*08/1/16 11:08
世界のどこかで叫ぶ佐々木妖精5*08/1/16 10:59

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