わらっていられる時間

のびすぎた爪

わたしをよぶ声


切り取られては
棄てられていく


かいざんされた記憶

またのびた爪

わすれさられた音


すべては ....
もやもやする。

君のコト、考えるだけで、

胸がキュンってなる。

苦しくって、死んじゃいそう。


もしかして。

そうか、

これが、猫ってやつか。


私は猫し ....
続くで終わるストーリーに。

涙腺に脈を打つ。

終点に向かう電車に。

バックすることは出来るのか。

日常という異常は、

明日も続くのだろうか。

あぁ、あぁ。

涙 ....
東京から新神戸まで

出張帰りの夜をゆく

夜と平地と町あかりをすぎてゆく

じぶんに話しかける

夢や願望をたしかめる

こんなスピードで向かっている、

訳ないか・・やっぱ ....
 黄色く塗られたカラスが
 朝のバスに轢かれ
 夜のバスにも轢かれた


 親がつけた
 火事のなかで
 こどもたちは遊び
 眠る


 道端に転がる
 ひび割 ....
 
 踏み切りを待つおれはばつの悪い思いをしている
 おれは焼酎の入ったスーパーの袋を提げている
 おれの後ろには車の列が何台か続いて
 犯罪者を追跡して喜ぶ公僕のように
 執拗 ....
コップに並々と牛乳を注いで
はいどうぞと無理やり渡して
ちゅう
わたしの行動理由や奥に潜む影も気づかないうちに
溶けた頭で何が浮かぶ
黄昏時
電信柱の影に蹲る夜を見つけた
勇気や希望 妬みや嫉み 不安や絶望
そんな物達
を飲み過ぎて気分が悪いらしい
大丈夫?
そう言いながら
背中を擦ってやると
出るわ出るわ 夜が ....
何も出てこない
逆さから見た雲は裂けて、薄い
「カタカナでいいならまだ
 あと、少し話す」

ここには
置いていかないで


赤い点滅の名残りが瞼の裏に色を付けていく
 ....
晴レタ天気

    青空

          私ハ

君ヲ………


       待ッテマシタ…


 君ハ

         走ッテ来クレタ。


   私 ....
 ひるがえる思考に
 そろそろ、とどめを打ちたくて…


 なだめすかして過ぎ去る日々よ
 私はまだ、こんな所にいる
 逃げることが罪なんだと頑なに信じ
 自分を責め続けてきた月日
  ....
三日月の夜に まあるいサカナ
ネコは片足立ちで笑い
ウサギは耳が折れたと泣いた
池に落ちたのは きっとコトリ

三日月の光は足りなくて
映し出すべきものは なんにも映らない

だから
 ....
コイとはなんですか?

さかなの名前です。
人工的につくられた
赤いまだらのうつくしい
金銭と引き換えに
取引されていけの中
間抜けな顔で
麩を食べます。

アイとはなんですか?
 ....
 
空と海が混ざり合う
溶け合って中間色
フラッシュバック
あの日見たカモメと
記憶の共有
 
海岸に咲く花が
あまりに君を思い出させるから
優しく摘み取って
僕の真ん中に咲かせた ....
ごめんね
素直でなくて
大切なことを
君に伝えたかった

だけど
君の前に
立つと
どうしても
言えなくなっちゃうんだ

言わなければ
いけないことは
わかってないわけ
じ ....
淋しくても
つらくても
私は泣かない

私の気持ちは
今は
伝わらないかも

でも
あきらめず
いつかは
届くことを
信じます

口に
出しては
言えないほどの
たく ....
がんばらなくていい
あせることもないし
いそぐこともないよ

あなたは
あなたらしく
無理をしないで
できるだけのことを
すればいい

マイペースで
いいから
ゆっくりでいいか ....
踏みつけにしていた
室内履きの踵を直すあいだは
口づけを考えていた
唇で触れると
少しずつ嘘が増えることを
あなたは知らない

優しく唇を塞がれるその前に
目を 閉じさせられる
目を ....
エンジェルが舞い降りる時
光の梯子が開けた
どんな困難な時でも
助けの手を差し伸べてくれる。

雲の中のごく僅かな隙間に
小さな柔らかい手で
私を包み
運んでくれる。

全てを許し ....
寒気が
どっさり
目覚まし時計を押しのけ
郵便受けには
号外の雪が
詰め込まれている
のだろう

起きぬけのトイレから
スニーカーをつっかけ
目を閉じて
つま先からゆっくり踏みし ....
薬指、首筋、恋人ってことば

みんな印をつけたがる

指輪も、爪跡も、言葉も風化してなくなってくのに

いまだけ

今日だけ

布団でだけ

それでもいいから印をつける

 ....
言葉が言葉じゃなくなるくらい

言葉が言葉としてみえなくなるくらい

言葉が意味を失うくらい


ただ甘く、イヤラシイ本当の言葉を繰り返して

つたえてつたえて

知らん振りで裾 ....
ことばのいらない時間がやってきて、単語が単語の意味を失う

単語どころか平仮名の平仮名どころか一文字の世界

そしてやっぱり薄暗い朝、がやってきて

ことばを使って追い詰める川へゆく

 ....
飛行機飛んでました。
おっきな木の上に登ってまっかな太陽から逃げて、
飛行機見つけました。
ああまた空襲警報がうーうー鳴るんかな、
ぐるぐる回るそいつを目で追いかけていたら、
ぴかり ....
雨上がりの
仄白い、広い、ひとつの湿度が
冬の夜の終わりに、ふ、と
灯る


夜明けだ
空はひとつの肺となり
冷たく湿った冬の朝を呼吸する
細やかな鳥の霧を含んで
 ....
バカだなぁ…皆
この世界は地獄なんだよ?
なのに此処に居たいの?

バカだなぁ…
死にたくないって…?
もう死んでるのに?

バカだなぁ…
この世界で死んだら
本当は生き返るんだか ....
 1

暗い雲が空を覆い
激しい雨が続いて
このままでは
街は水の中に沈むと
感じる時
私はあなたを探している

まだ逢わないあなたを
探している

あなたに逢えば
きっと私 ....
えいえん
ということばを
舌さきでころがす。
それはきっと
赤道直下に
ふる雪の
たよりない感触に
にている。

 首をのばして
 のぞくキリンが
 ながいまつげを
 ふるわせ ....
米人記者は
跪き、
爪先の攻撃の内に
大地の上に横たわった。
軍兵の銃口は
彼の目をつむった背を狙い、
弾丸は無音の内に
彼の右背から左腹へ抜けた。
石を落とされたでもしたような
反 ....
潮が満ちるたび
海水が流れ込んできて
陽の光が無数の欠片になって
裏庭一面に散りばめられる
砂場もスコップも
パンジーの花壇も
つかのま呑み込まれて
潮が引くと
また姿をあらわす
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
柚子夕焼け空2*08/1/17 21:05
猫心ANNA108/1/17 21:03
終わらない話。狠志208/1/17 20:30
帰りの夜吉岡ペペロ108/1/17 20:25
黄色く塗られたカラスカンチェルス...408/1/17 20:15
踏み切りを待つ108/1/17 19:24
味覚暗闇れもん008/1/17 18:18
夜の始まり川口 掌6*08/1/17 17:53
「not」菊尾0*08/1/17 17:38
有難う。蛹梛 雫2*08/1/17 17:04
救いはお外にはない山崎 風雅108/1/17 16:19
しらんぷり柚木108/1/17 16:04
さかなの名亜樹108/1/17 14:07
カモメのメモ朝飯グミ208/1/17 14:02
素直に言えなくて妖刀紅桜3*08/1/17 13:19
いつかはきっと4*08/1/17 13:14
無理はしないで4*08/1/17 13:09
口づけ[group]よしおかさく...0*08/1/17 13:09
You are my angel.ペポパンプ5*08/1/17 12:55
予言ライフ佐々木妖精12*08/1/17 11:35
火傷猫のひたい撫...008/1/17 10:54
順当な結び目108/1/17 10:53
青い世界の住人008/1/17 10:24
廣島凛々椿508/1/17 10:15
呼吸器系の季節A道化908/1/17 8:37
二つの世界落葉008/1/17 6:06
オリハルコン紀ノ川つかさ108/1/17 3:46
スノードロップ亜樹308/1/17 2:38
報 道[group]beebee1*08/1/17 2:09
[group]アンテ108/1/17 0:44

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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