指輪を贈ったら「安物は愛がない」と言われ
花を贈ったらイヤミかと言われ

そっとしておいたらメールアドレスを変えられてて
友人には悪口ばかり言われ


それでも まだ 君を好きだと思 ....
ライトに手を翳す

薄ら 透ける手に

ナイフを握ったのは

誰も傷つけたくないから

痛みなら慣れているはずなのに

ねぇ

紫色の傷跡が悲しいの
坂の上から冬の空
胸は高鳴って
こぼれそうになる

くも が ね
平べったくて
だけど そうに つらなってて

抱いているの?
静かに唸りながら流れる

あの日叫んで走りそう ....
               080118



ふるゆきをなめているあかげかな
ひなびたけしきにせいそくするきいろいさんかくぼうは
オオサンショウウオの生まれかわりだと思っている
不遜 ....
君の声が聞こえない
寒空の風の歌が響く

烏の鳴き声共に子供達はいなくなり
残されたのは、僕と忘れた人形だけ

取り残された現実は闇に沈む

暖かな光が灯る家々に僕は嫉妬したり
砂で ....
 小さな詩を書こうと思う
 微生物のように
 ゾウリムシのように
 ミジンコのように
 誰にも目につかないような小さな詩は
 きっと誰の胸にも届かないだろう
 この大きな世界に
 小さな ....
呼び慣れた名前が耳に残って
空回りする思考の意識もあと僅か
無人の駅ではあの頃の影が張り付いたまま
今の姿は砂塵に紛れてしまいそう

明確な手段は隙を作った
たとえそれが在り溢れ ....
あなたが必要とするのは
継続していける現実
いくら探してみてもそんなもの
持ち合わせていない事に気付く

埋め合える隙間が見えないのは
隠し方だけ上手になってしまったから
あ ....
たくさんの数式が
空を組み立てている
わたしたちの頭の上は
簡単な算数で成り立っている

履歴を割り算してゆくと
わたしたちは
無数のゼロの繋がりである
割り切れない集積である

 ....
私はもう



自分の存在なんて求めてない。



求める必要が



どこにある??



何処にも無い。



求めるだけ時間の無駄だ。

 ....
ふわ ふわ ふわ 
雪が舞う

雲をはなれた
雪の結晶は
空を巡り
思いきり手を伸ばして
触れた指と指をからませ
おおきなふわふわになる

牡丹の花のように

ふわ ふわ  ふ ....
湿らせておくれ
軟らかくしておくれ

骨に響く 歌を聞かせて
骨に響き渡る 言葉を その発声で
骨にひび入る 言霊が咽喉から溢れて

潤った声帯は愛に震えながら
情感が喉から零れ落ちた ....
人にどんなに貶されようが



馬鹿にされようが



私はかまわない。



私は私であればそれでいいと



思うから・・



人の言う事なんて ....
忘れてしまいたくなるようなことばかりだよ
目を閉じれば忌々しい記憶が瞼の裏に焼きついて離れないし
目を開ければ開けたで
愉しいこともうまく愉しむことができないで
いまのいままで生きてきてしまっ ....
ロックンロールの
いちばん先っぽに
くちづけて
鳥になったイメージで
口笛を吹き鳴らす

何も事件がおきていないので
テレビでは
過去のニュースの再放送が
だらだらと垂れ流されている ....
 
外では雨がふっています。
あなたの音はきこえない。
窓をたたきつける声がなんだか
あなたに対するあたしの気持ちのようで

ひとり、室内雨にうたれているのです。

開いたままのアート ....
 鍵を持っていたんだよね、君は


 閉じた空に背を向けて、僕らは山へ登っていく
 道筋を辿って、汗をぬぐって
 ひたすら 
 足の上下運動を繰り返す

 ねえ 君は
 上下運動なん ....
慌ただしく過ぎる日常の時間

あなたはいつも頑張ってた

「頑張ってないよ」なんて言いながら。


しんしんと積もる雪

さらさらと流れる川

そんな時間もいつもあなたは頑張って ....
壊れているのは今の世界
それは違うんだって
気付かされた

曲がっているのはあの人
正義だとか口に出して
掲げた剣はただの
暴言ではないか

生きている事に
死ぬ事に
価値なんて ....
 転がしてよどんだ魂を復旧中
 川の流れに運ばれた石ころは
 角がそげて丸くなる
 理想とかけ離れた現実が
 少しでも夢色に染まれ

 不器用な詩が人を傷つけることもある
 私の痛みは私 ....
自転車のタイヤがパンクしたので
中からチューブを取り出したら
古い友人が出てきた
すっかり雰囲気が違って
歳をとったのか
顔にはたくさんのしわがあった
飴をくれる癖があったので
すぐ ....
半月がころがった
夜の{ルビ帳=とばり}に
埋れたふたり
冬の星座は
オリオンしか知らない
道すがら探して
明日は晴れるね、
大体毎日言う
大体毎日
同じ相槌を聞く

手袋が欲し ....
  吸えもしない煙草を吸ったり
  知りもしない話題にうなづく
  そんな歪んだ習慣の集積が僕らの日常



  何かを食べるのが好きで
  歌ったり眠ったりしていればそれで幸せ ....
家畜が叫ぶ
俺の頭は迷路に迷い込んだ
自ら浪費しすり減らした魂に今更気付く
彼は傲慢も良い事に
自分が求めた物の真意について知っていると言う
そして負った古傷を撫でながら
何か ....
あの夜の夕食を思い出せないまま
今日まで生きてきた
妻が初めてつくってくれた手料理は
少し難しい名前だった気がする
思い出してるうちに
思い出すことさえ忘れてしまって
思い出せないまま
 ....
一枚だけとります
はじめの折りすじのとおり まず半分 それから
もういちど半分
自民党の文字と園芸の新書のタイトル
お悔やみ 不明者の名前と スポーツニュース番組
犯人は弟でした  ....
若いときいちばん食べた即席麺は日清のあれではなくサンヨーのサッポロラーメン醤油味だった。
大きめの丼に粉末スープと麺をいれ刻みネギをのせスパイスをふりかけてから熱湯をたっぷり注ぎ
大学ノートで蓋を ....
正月を過ぎたら
なにがなんでも
(たとえ気温が零度以下であろうとも)
春がきたと決めている。
占星術師は
(ひどく寒いのにもおかまいなしで)
窓を開けて夜空を仰ぐ。
深夜の冬空はすでに春 ....
時々遣って来る壊れそうになる僕を

繋ぎ止める方法が解らなくて

誰かに止めて欲しいと

助けを求めた梅雨の夜は

物音一つ立てずに過去へと過ぎ去り

雲の隙間から零れ落 ....
燃えておりました

街は真っ赤に燃えておりました



ぼくは、ぼんやりとテレビの前で
その光景をながめておりました

電気はつながっていました

すぐ横には、
割れたガラスの ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
黄金八倒北大路京介4*08/1/18 21:55
透ける手に彌月2*08/1/18 21:08
誰にもわからない唐草フウ3*08/1/18 19:30
黄色い三角帽あおば2*08/1/18 19:21
取り残し海月208/1/18 18:29
小さな詩山崎 風雅7*08/1/18 18:06
「影身」菊尾1*08/1/18 17:55
「六月から私達へ」0*08/1/18 17:54
割り算tonpek...3*08/1/18 17:47
人の存在。蛹梛 雫108/1/18 17:24
雪のダンスましろ2*08/1/18 16:38
若き歌人にアハウ308/1/18 16:31
私は私のままで。蛹梛 雫008/1/18 16:30
ありか涙(ルイ)008/1/18 11:45
ロード大覚アキラ108/1/18 9:44
雨の日、きこえて哀詩008/1/18 9:34
esquisses鴫澤初音408/1/18 8:57
大切なあなたへ夕焼け空5*08/1/18 8:37
遺書2AKiHiC...208/1/18 5:56
流石山崎 風雅108/1/18 2:03
命日小川 葉408/1/18 2:02
半月かや7*08/1/18 1:59
日常草野春心008/1/18 1:21
fuglymaynar...008/1/18 1:18
手料理小川 葉708/1/17 22:49
NEWS縞田みやぎ1*08/1/17 22:44
そろもん(麺の歌)みつべえ408/1/17 22:24
占星術師の春佐々宝砂308/1/17 22:14
カオスの夜kuane008/1/17 21:26
今日、神戸の街にも雪が舞いましたわら15*08/1/17 21:12

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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