考え事が一人歩きして
 寒空の下 僕は震えている
 
 耳にこだまする罵声
 退いては返す波のような苦痛に戸惑うばかり
 
 僕は弱い
 限りなく弱い
 
 たまらなくて叫べた ....
 やさしいための息をして、あなたの胸に冷
たく溜まる、それを、吐き出して。もう一度、
たった一度でいい、やさしいための、息をし
て息をして息をして息を、して、あたため ....
寝過ごしても何も過ぎていない
共感ってどこまでが境界線?
居るだけでなんて、遠い昔話
存在感が欲しいだけ

繊細さが時に邪魔
寄せ集めで出来ている
「気にしなくていい」と
 ....
重い眠気の網膜に映る景色に
君の目と母子の姿とシマウマの目
違う世界に生まれた僕を呼んでいる様に
耳鳴りが高く鳴り止まない
雨と雨と晴れ間と入り混じる
煌々と太陽の明かりは次々と映し出す
 ....
鰐君
君は
すれっからしのように唄っては
ひとり
夜の片隅で泣いてる

沼地の夜は
命を
育んで
君の仲間は身を寄せ合っている
闇の底で
嗚咽が響く

鰐君
君ひとり
人 ....
限界はある。

限界は終わりなのか。


限界に近づき
維持する。

そして初めて
限界が見えるんじゃないのか。
 
平和って何だろう
 
戦争がなくなったら平和??
地雷や核兵器がなくなったら平和??
飢えに苦しむ人がいなくなれば平和??
 
目に見えるものだけ解決しても
平和にはなり得ない
 ....
ひんやりとした
廊下に座って
歯を磨く
いつもの位置で
視線を
下ろす

口の中を
泡まみれにして
訪れる無心
闇の中に
浮かぶ声

今日 
わたしの刃は
誰にも
向け ....
すいかの「す」
きりんの「き」

「すきやき」の上2つ

たぬきの「たすき」



・・・どうして素直に「すき」って言えないかなぁ
その世界では、
雨のように雪のように
隕石が降り積もる季節が過ぎ
スーパーノヴァ、
拒絶された星が断絶されたこの星に

人、月に祈りを
人、星に願いを
きっと届かない
漠然と知りなが ....
ぼくはかなしみと戯れる
踊り狂って つかれた
でもなみだはかれない
さあ ワンツースリー

夜なのに太陽が出ている
あかるい
とてもしずかだ
ぼくは声をおしころす
こんな声 きか ....
{引用=体温の変化って
すごいね


+



うるんだ夕刻の
スプリンクラーからは


しずまないでいる陽が
不遜で
わたしたちは
落日みたいなことばで喋る

 ....
時に穏やかに
砂浜をあらい
時に激しく
岩礁に打ちつけ
砕け散る
砕け散る

人は
海に癒され
海を畏れる

穏やかな海
激しい海
海は様々な{ルビ表情=かお}を見せる
し ....
天窓から降りてくる自然光で
満たされた
新しいホールのエントランスで
君は未来の話をして笑っている

ただ与えられた職務を全うするだけの犬が
大理石の廊下に
爪の音を響かせんばかりに存在 ....
映画館で私は単なる映写幕に過ぎない。 
私の皮膚の上をひかりとかげが交互に駆け巡り 
さまざまな色彩が躰じゅうを舐めまわす。 
しかしそのことによって陶酔することはない。 
なぜならひかりの舌 ....
肩を
すべり落ちてゆくものを
不可能なくらいに
拾い上げるから
忘れておけない
まなざしの青

つないで
必死につないで
自分の口から出た言葉が
たとえ終わりを決めるもので ....
興じていたのはロックンローラーごっこ
現を抜かして 飛び回っていたいのさ
あと少しだけ あと少しだけ
夢が見れる内は
鏡の裏で嘲笑わないでよ
好きなことだけやらせてよ

虚言癖の毛布にく ....
はだしのさらまんだー

そのみじかいあしのゆびは

しずんだねゆきのふかいすきまで
しょじょのほおよりまっかにそまり

あかいふとうめいななみだをためた
くるいさくやえざくらのちゅうお ....
灯台がそこにいる
セメントのヒビの隙間
そのはるか上空に
灯台は浮かんでいる
岬や小島にはいない
海原に浮かぶものでもない
港に取り残され
風に舞い上げられ
影絵の子供が
灯を目指し ....
雪が舞っていた

ひとびとが祈りはじめる

それは聞こえない

しかし、祈るのが分かるのだ


舞いおちる

スピードに

その遅さに

呆然とする


雪が舞って ....
答えは きっとあるって思っていた
いつからか 疑問すら 忘れていった
このままでいいのかな いいわけ ないよな

見上げる月は 相変わらず無表情
まるで あの日の君を 見ているよう
知らな ....
晴れの日が好きなのです。
太陽の光が降りそそぎ
街がキラキラ輝いて
それだけでなんだか嬉しくなっちゃう。

でも、
好きなのは晴れの日だけど、
雨の日がないと
困ってしまいます。

 ....
いつの間にか
カラオケで歌える歌ばかり
覚えて

いつの間にか
会社に着ていく服ばかり
選んでる


お財布にたまったレシートを
一枚、一枚、眺めて
薬屋、雑貨屋、文具、服屋、ユ ....
夜の薄明かり

腕枕された角度で見上げた、
   あなたの閉じた瞼・睫毛の長さ・頬のライン。
 
飼い猫の体を撫でる、
   優しい手つき。

やわらかい声のトーン。

わたしを束 ....
『最近忙しくて…』

なんて言い訳。

積み重なった想いも、
紡ぎたい言葉たちも、

私の中に確かにある筈なのに。

繰り返される日常の中で淡々と過ごす内に
炭酸の泡のように
( ....
押し付けられて
眼裏がオーロラに輝く

ひとを区切ること
それらを憎む
陰口であのひとが嫌いになってしまうじゃないか

穏やかに微笑まれると
まずいなって気がして

こっち向けよと ....
高層ビルが地中に沈むと
私は懐かしい朝を迎える
夕焼けのような朝日を浴びて
新しいはじまりを思う

一番高いビルの辺りから
植物が芽生えやがて木になる
まるで高層ビルのように
その下 ....
涙の海に
漕ぎ出す
もう私を悲しませた
陸地は見えない

涙の海に
漂う
暗い夜空に私を
慰める星たち

こんなところに来なければ
気がつかない光ね

涙の海で
目覚める
 ....
君が
いなくなった
あの
懐かしい部屋に
君が
忘れていった
ピンク色の
カーデガンが
置いてある

あの頃は
お互いに
求めていることも
考えていることも
望んでいること ....
あなたと
一緒に
どんな時も
励ましあいながら
生きて行きたいね

あなたと
一緒に
お互いに
認め合いながら
人生を共に
できたらいいね

あなたと
一緒に
心と心が
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
草花のように山崎 風雅2*08/1/27 6:39
「 やさしいための息をして、 」PULL.5*08/1/27 6:00
「トワル」菊尾1*08/1/27 5:09
網膜の海たけ いたけ108/1/27 3:20
鰐君kaori*108/1/27 2:04
限界xたろおx008/1/27 2:03
叶わぬ故次元☆★108/1/27 1:30
歯磨きkaori*308/1/27 1:23
素直になれなくてHonest...1*08/1/27 0:59
RPG室生008/1/27 0:53
ぼくはかなしみと戯れるゆうと1*08/1/27 0:45
平熱簑田伶子14*08/1/26 22:36
高嶺 遥子008/1/26 22:14
自然光のデルフォイ一般詩人-2*08/1/26 22:13
映画館で私は音阿弥花三郎1*08/1/26 21:44
睦月橋[group]千波 一也6*08/1/26 21:28
102000008/1/26 21:10
ひとかげICE108/1/26 21:03
浮かぶ灯台ススメ108/1/26 19:59
雪と祈り吉岡ペペロ008/1/26 19:51
鬼ごっこ蒼穹2*08/1/26 19:31
人間は自然なのだと思いました。夕焼け空5*08/1/26 17:56
女のロマンうめバア608/1/26 16:58
いい尽くせない愛しさちぇしゃ猫0*08/1/26 16:28
詩(うた)にならない1*08/1/26 16:05
ピカレスク[group]よしおかさく...1*08/1/26 14:34
かるいからだ小川 葉3*08/1/26 13:29
涙の海紀ノ川つかさ008/1/26 13:27
ピンク色のカーデガン妖刀紅桜2*08/1/26 12:32
あなたと一緒に2*08/1/26 12:24

Home 戻る 最新へ 次へ
4294 4295 4296 4297 4298 4299 4300 4301 4302 4303 4304 4305 4306 4307 4308 4309 4310 4311 4312 4313 4314 4315 4316 4317 4318 4319 4320 4321 4322 4323 4324 4325 4326 4327 4328 4329 4330 4331 4332 4333 4334 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.9sec.