眠れない夜が
朝に変わった日曜日
青空の下で僕は目を閉じた
風に吹かれて
浮かんだ記憶
色褪せてなくって
よかったね

言葉にできなくて
つまらない事
考えていた
 ....
だれそれ わかんない
 かまわず 没収されるように 募集
  あいまった 科学溶解炉の奇跡
ニンジンさんの歌 ささら塚 来い来い
 つまんない めんどくさい
  から、刑事事件に発展 領収証 ....
彼は踊れない人だから
わたし、ダンスはあきらめたの

わたしとっても幸せよ
安定した収入
仕事帰りにショッピングして
おいしいものを食べて
毎日わらって暮らしているわ
ときどき彼の前で ....
透明の底にあるものを
探せてはいない、ということを
探しているのだとおもう

それゆえわたしたちは
疑問の形をよそおいながらも
空に吹かれる日々を
なぞるのだろう

丁寧に、
さま ....
私の影がそろりと
地表から剥がれる時
私はやはり独りで
遠く空を見上げているのだろう

そして夜毎夢の中で
出逢う死者たちは
いつもと同じ柔らかな手を
差し伸べるだろう

けれど彼 ....
地下をめぐる清流

宇宙から撃たれた


偽りのテーブル

その支配を暴く


我々を去来する

天命が凍りつく


地下をめぐる清流

宇宙から撃たれた
悪い噂。そんなこと、信じたくもない。
壁に背中をくっつけた恰好で、絶望が、
逆立ちしているなんて。

見なくても分かる事といったら、
降っていた雨が、雪に変わった事くらい。
というのも、既 ....
その少女は
「触る手」が大嫌いでした。

いつもいつも逃げ続け
大人になっても
怯えていました。

ある日
とても信頼しているひとが言いました。
「キミが自分を傷つけても
 もしも ....
彼女は完璧だった。
すべての試合をストレートでくだし、決勝に勝ちあがった。
決勝の試合―
順当に相手のサービスゲームをブレイクし、
ファーストセットをリードする。
しかし、第8ゲーム彼女のサ ....
おめのマナグ

わだばおめのマナグどご
なも言えねまま見でだ

へば
右さ左さおぎぐ揺れだっけ!
そのマナグ!

わだばおめどご好ぎだ

だどもよ
仕事で東京さ出らねばならね
 ....
考えていた事が逆さになって落ちていく
底の方に生息している動物が
落ちてくる思考の欠片を食べている
仄かな暗がりの中で遊んでいる子供達は
落ちてくる思考を軒下で見守っている
治まれ ....
例えば其処に男が居たとする
男の瞳にはいったい何が見えて居るのか
穏やかに寄せては帰す静かな凪の海が映っている
澄み切った空の青さが際立つ緑濃い山が映っている
男の顔を見つめる男の目線 ....
夜毎、彷徨い叫ぶ人々のために
砂漠にはリンゴの木が植えられた
その木には
赤い赤い実がなるという

ごらん、
リンゴの血が滴るのを
あれを苦しみの美という
いつの日にかめぐりあいたい
半生のうちで別れたひとたちと
春の朝なら花園のなかで
 夏の昼間なら木漏れ日のしたで
  秋のゆうべなら紅葉のしげみで
   冬の夜中なら街灯のかたわらで

 ....
草野心平の詩が好きだ

尾崎喜八の詩が好きだ

井上靖の詩が好きだ

黒田三郎の詩が好きだ

昭和の詩人たちの詩が好きだ
泥沼のような戦いの中にも
美しいココロを持った純粋な少年達が
若すぎる命を犠牲にしてまで
散っていった苦しい時代が

今はまるでそれを忘れたかのように
はしゃぎまわる同世代の若者が
当た ....
私は覚えてる。
今も

君は覚えてる?
今は

たった一言
[かわいい]って
言ってくれたよね。

ただその一言だけど
本当に嬉しかった。

だけど
そのとき本当に言い ....
わたしから

滴ったものの

壜詰めです

寝かせて

おいしくなります



壜の鈍色ラベルは

モザイクで見えないと

あなたはいった



あなたから
 ....
恋の迷路


知らないうちに
迷路に紛れ込んでいた
高い壁と
何処までも高い
青い空
そして
手を繋いでいるのは
あなた
出口が有るのかさえ
分らない
この迷路に
不思議な ....
ここがどこかわからない
灯りは煌々と道路を照らしている
壁のように積まれたプラスチックパレット
無人のフォークリフト
コンテナ
なぜここに来たかわからない
すこし伸びをすると
手が届きそ ....
たとえばマリアナ海溝のヴィチアス海淵に
古びた靴が片方だけ沈んでいたとして
その古靴が本物の牛革で
しかも、腕のいい職人の手によるものなら
そこから物語は始まるかもしれない

用水路の土手 ....
売れればいいって もんじゃない
俺にも作れる 恋の歌
インスタントの歌うたい
一発屋ならしめたもの
飛ばず鳴かずで
すっかり ポシャリでございます

売れればいいって もんじゃない
恋 ....
売れればいいって もんじゃない
俺にも作れる 恋の歌
インスタントの歌うたい
一発屋ならしめたもの
飛ばず鳴かずで
すっかり ポシャリでございます

売れればいいって もんじゃない
恋 ....
特に取り柄もない私でも
唯一確実に操れる
彼の自動を奪って
私と正反対の動きをさせることが出来る

右手を上げると左手をあげ
後ろに下がると前へ進む
私が見ていないと
何をしているかは ....
ふくろうは飛び去らなかった!子供が死んで、その子供に捧げられている音の数は少なく、和声は簡素ながら、鐘のように心を静かに打つ。失われた時間へのなごりおしさのようなものが網のように聴くものを包み込む。美 .... 木枠の純粋な匂いの内部に原始的なストロボの衣擦れを伴い
カラフル挿入を楽しむ彼
平衡感覚と投射されたとろける日差しの帯域に触れて
銀色のシェル纏うリズミカルが爪を置き去りにした水浸しで
 ....
{引用=
2005.10/23





灰皿に残った
くだらない意志の燃えかす
それはただ そこにあった

その向こうで
ステレオが鳴っている
英詞を理解できない君
意 ....
その友人は小学生の頃(小学5年生)に好きになった人がいた。
ただ、当時は好きとかは思っていなかったらしい、
小学生が異性の事を意識することもなかった。
目の前の現実に溶け込む日々が限界だっ ....
いくら文字を綴ったって
孤独が紛れなかったろうよ
一晩中女を抱いたって
治まらなかったろうよ
酒を飲んだって
呑まれてたろうよ
クスリをやったって
死んでたろうよ

何 ....
朝顔の蔓をのばして、電話線

花を耳にくっつけて、受話器にした

沢山の花に見つめられながら、僕達は秘密のお話をしようと、

青い花の僕から、赤い花の君へコールをしました

一 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
日曜日hope208/1/30 22:14
えるそるびーむ!狩心1*08/1/30 22:12
ダンス壺内モモ子1+08/1/30 21:58
透明の底千波 一也8*08/1/30 21:49
柔らかな手松本 涼708/1/30 21:37
宇宙から叙情の清流が吉岡ペペロ108/1/30 21:35
明かりをつけてくれないかプテラノドン108/1/30 21:25
土砂降りの夜風音4*08/1/30 21:02
2008、オーストラリアで寅午208/1/30 20:37
マナグN哉5*08/1/30 19:01
「ハルク」菊尾3*08/1/30 18:16
川口 掌3*08/1/30 18:09
砂漠のリンゴ[group]しろう208/1/30 16:57
遠い国信天翁408/1/30 16:34
私に印した詩人たち吉岡ペペロ008/1/30 13:33
戦闘(いくさ)の詩choco3...108/1/30 12:34
おもいこみxたろおx008/1/30 10:28
タトゥー悠詩2*08/1/30 10:05
恋の迷路夢乃 綴喜008/1/30 10:03
月のない夜[group]佐々宝砂5*08/1/30 9:10
創書日和「靴」 物語の始まり[group]北野つづみ1*08/1/30 8:51
売れればいいってもんじゃない(MTVを見て)アハウ208/1/30 3:55
008/1/30 3:55
影遊び麒麟2*08/1/30 2:46
colorless鴫澤初音208/1/30 2:44
湿原尖瓜田タカヤ208/1/30 2:38
君を壊すのは9*08/1/30 1:29
初恋海月008/1/30 0:37
玩具maynar...108/1/30 0:02
朝顔電話musi108/1/29 23:49

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