「鬼が豆鉄砲喰らった顔見たくないか?」
久しぶりに父から届いた携帯メール
父に会いに行くと
父はルパン三世の主題歌を口ずさみながら煙草をふかしてた
普段は煙草なんて吸わないのに
....
ある日気付く
Jー2
飛行機の座席
電車の座席
バスの座席
そして
映画館の座席
前の座席はいつも
Jー2
知らない内に
?啓示?
頭によぎるキーワー ....
幾度も幾度も
諦めようとしたけれど
その度 その度に
それは
僕の胸を揺れ動いて
ただ 痛みの記憶を刻みつけてゆく
きっと そこに僕はいないよ
君を待つ未来は、温かくて、優し ....
太平洋を撃つ!
弓なり 撓り
神国日本
あの 古戦場から
ひなびた 山村から
高層ビルの谷間から
およそ神国日本のいとおしい地 巷 山河
南無妙法蓮華経の大音声と共に
....
アディオスピエール
行け 行くんだ
高く高く
昇れ
大好きなジャンの元へ
行け
降りしきる雪の階段を
何処までも何処までも昇ってけ
愛する
ジャンの色に包まれて
....
炎の笑顔
夜空が晴れ 月明かりが 心の中に 降り注ぐ
小さな星達を 目に写せば
にんまり 顔が
笑うだろう
あんな雲なんか 僕の視界にうつる
空や 宇宙の
チリにしかならんぜ ....
消えてく雲
この世に
平和な所が
あるとすれば どこだろう?
それは
僕の心の中だと
思う
仲間や沢山の人と 少しずつ関われる
僕の心の中だと
飛行機が
雲をひ ....
ジャスコで買い物してたら
知らない子供にお父さん、と呼ばれて
違うよといくら言ってもきかないので
しかたなく僕は
その子のお父さんのふりをした
おうちへ帰ろうというので
ジャスコの近く ....
あたしの大好きな雪がふってきて
あたしの大好きなあなたは、やっぱり居ない
雪とあなたと白い街
雪とあたしと白い歌
歌う
あなた
聴く
あたし
変わら ....
好かれようとしてなんか悪いか?
頭使って、なんか悪い?
自分殺してなんか悪いか?
死んで、生きてて
あんたになんかしましたか?
欲しいもの
手に入れるため
な ....
Emmanuelle
Gabriel
Noel
エマニュエル
ガブリエル
ノエル
えまにゅえる
がぶりえる
のえる
・
・
・
....
乾いた音
とは何か
湿った音
について
考えてみたこともない
のに
乾いた音
と
銃声を
安易に表して
それで
銃弾が撃ち出されたことを
描写できたと思って
いるわけだ
....
甘噛みする
うさぎ
声をあげない
やさしさは
痛み
容易に予言する
はねを広げる
うさぎ
いつしか
鳥を真似て
さみしくてさみしくて
手のひらを閉じた
ささやき ....
雪の記憶は少ない。
桜の花びらより軽い雪が降るのを見てみたい。
電車に乗って、山々を抜けて、
おばあさんの一団がおしゃべりをするホームで乗り換えて、
長い乗車時間に退屈しながら、
....
もう
あなたにかけることばを
私は持たない
あなたは
私を傷つけない
薄墨を
重ねるみたいに
記憶
コアになるはずの
つないだ手
それさえ
桜
もう一度咲くころ ....
外はまっしろで
外はまっしろで
外はまっしろで
ああそうか
きみの感情って
こんなのか
とけないゆき
ぼくのもとへ
舞い降りる
あ、いたいな
ちくり ....
用水路に横たわる犬の死体に、
石を投げ付ける子供らー
そりゃないよ!
すべては無人の空模様。
音もなく、夕日を滑る飛行機雲。
部屋の中で、かちかちのバナナみたいに凍った
雑誌や、写真の ....
たとえば、亡骸を誇らしげに焼き払うような
上手ではない水切りの音
整備された河川敷と、焚き火の跡が
ただそれが魚たちであっても
火葬場が、通学路沿いにあって
人を焼いているときはグレープ ....
ふたつの手のひらを
使いこなせない昼下がり
耳を澄ませてわたしは
しずかに風を
遮断する
すべては
それとなく遠い気がして
けれども確証はなくて
言えずに続いた
....
しあわせはしぬときにわかるもので
それまでは
しあわせな気がするという
過程みたいなものなんだ。
だとしたら
幸せってなんだろうかと
雨の中途方にくれる。
....
長いものには
巻かれろ
口答えするな
頭を下げろ
頭を下げれば
上を抜けてゆく
我慢我慢
何も言わない
ニコニコして
侮辱されても
グットこらえ
堪忍堪忍!
波打ち際
貴方を失う
僅かな違い
僅かな時間
結果がよければ
過程なんて
関係ない
我慢我慢
人にどう言われようとも
人に後ろ指刺されても
正しい道を歩めば
それで良いん ....
どうしよう、スタートまであと何分も無いよ
周りを見渡せば皆速そうな人ばかりだし
私がここにいるのって何だか場違いに思えてきた
友だちに誘われはじめてはみたけれど
誘った張本人はとっくの昔に ....
枕元には雨の匂い
室内はいつもより無機質
コップに挿した一輪は真っ赤な横顔
衣擦れの音も呼吸も壁に吸い込まれていく
表情豊かな外形が圧迫するのは君の胸
心の濃度が薄まると疎通を ....
音の屋台骨
しみゆくものと
頭蓋
ながれ
菜の花と
ことばあそび
五歳の
おとこのこのように
昔の幸せのように
僕の中のYAMATO
人は皆静寂のしじまに まどろみを貪り沈む頃
鋼鉄の体を大きく軋ませ
その艦(ふね)は音もなく静かに現れる
寂しい少年達の見る夢が
船出とともにけたたましく加 ....
石鹸の泡
ひとつひとつに
私の顔がうつってる
たくさん泡立てて
無数にふえた自分の中に
きれいな心を
ひとつだけ見つけた
お湯でながしたら
あなたの背中だった
この頃は
新聞の死亡記事を切り抜いて
町内の電信柱に
べたりべたりと貼り付けることにしている
今日もこんなに沢山の人が死にました
毎日毎日人は死にます
これだけの人が死ぬ中で
わ ....
とんちんかんなシルビア
たて結びの赤いリボン
可愛くない絵を描く
愛されたくないと嘯く
手紙も書かない
赤いぷにぷにしたインクじゃなきゃ
書かない
届かないよ、って
....
なあ、一緒にメシ食わねえか?
今、仕事終わったんだ
駅の改札で待ち合わせようぜ
店はお前の行きたい所でいいぜ
もう夕飯食ったのか? ならファミレスに行こう
お前はドリンクバーだけでいい
そ ....
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