飴色に焼けた天蓋を
仰向けに受け止めながら
知らない街の飛行機の音を
北から南へ 見送っている

ぬくもりを受けた道草に
逆さまに外套を着せるように
夜露はゆっくりと
私を ....
ここから

一番遠いところは

どこだろうか

物理的に言えば

南米チリあたりだろうか


ここから

一番遠いところは

どこだろうか

それは記憶のなかの君なの ....
わたしの輪郭を言葉に乗せ
光の輪に潜らせ
あなたに送る

たましいは
ここではないどこかへ

輪郭にも満たない
あるいは満たされようと

発光できないたましいは
月の明かりと共に ....
{画像=080627011741.jpg}


誰にだって忘れられない人がいると言うけど、
そんな時想い出すのは
自転車にのって走り回った中学生の時
掴まり立ちして僕に命令した君かな?
 ....
 
 
 
 
 

 
白い季節
目覚め
きみの
やせた体
きみの
角張った
 

 
 
 
点滅する 過去
点滅する 未来

かろやか な
映 ....
  君の身体の片隅に
  夕焼けが腰をおろすころ



  僕は心の模様をたどる
  君の存在を指でなぞる



  それは下書きのまま君にあげる
  いつまでも清書でき ....
ゆうぐれどき
止まったままの時計が、
動き出しそうで、こわくなって
抱きしめたまま
走ってゆくことにした
聞こえぬ雨の叫びのなか、
微かなグランドベージュ、
かろやかに、

短針の残 ....
「好きだったのよ」

「え?」
「気がついてなかったの?」
「…うん」

「そっか…」
君は月の背に腰かけ
ハイコントラストな
羽衣を織っている



僕は
凍てつく風を避け
木のうろにもぐりこみ
草の蔓をあつめて
ささやかな輪を作 ....
いつかどこかへ
去るときが来て
道を奏でて
道を奏でて


奇妙にしばられた
音をひとつほどいて
粒のかたちに返し
行方を見守った


ひるがえる午後の
背の ....
今日もまた朝陽が昇り夜が明ける

白み始めた空には雲が漂い

鳥達は我先に翼を羽ばたかせ

何処の空をめざす

いったい、俺達は繰り返す日常の中で

何を捜しているのだろう

 ....
いつからかな
あなたを見ていたことさえそろそろ忘れそう

だけど忘れない

誤魔化して曖昧であやふやにして
だけど自分はあくまでも自分

消えないのに
忘れそう

うそ

 ....
ミクロになって

きみを見ている、感じている

きみが動く、おおきな風がおこる

わざとじゃなくても

ぶつかると、死んでしまう


きみは

ぼくに対して

無意識だっ ....
菩薩 薄絹 紫煙の香 薫る風

音楽を再生すると
かぐわしい香りが してくる

情景が浮かび上がり
ありありと 見えた

時間と空間を越え出て
今 私に届く コンパクトディスク

 ....
 
私、空を見た
霹靂から覗く一億年の日常が優しい香りになり
ありがたい涙が止まらなくて
つたった 青天の中で笑う
 
冷たい冬乗り越えた
私、になる
ついでに全てを包み込む
少女  ....
すべてを打ち明けたら
すべてが壊れる気がしたから
おお、すべて見えていない{ルビ徴=しるし}に
思い出の風 舞い散る

ウインストンのあこがれが
ふたりの、足元にまきつく
最後に話した背 ....
もうダメだ もうやめよう
もう何度もそう思った
でもそれでも続けている
俺はまだわんこそばを食っている
もう何百杯食ったかわからないし味もわからない
俺がわんこそば大会実況中継の解説者だった ....
積もり積もった思いが
儚くきえる。

その光景は
なによりも美しい…

生命がきえるとき
その光景も
美しい…

それに立ち会えた僕は
素晴らしい。
みかんの皮をむくと
いくつかのいのちが並んでいる
土にまけば
また
みかんといういのちが
生まれていたにちがいない

くやしがっているだろうか
人の手が汚いと
叫んでいるだろうか
 ....
恋の敗者・・・・


あなたと行きたかった
あのレストラン
切り抜きだけが
壁に貼ってある
花丸までつけて

いつしか
一緒にいる空気が
変わったのは
本当に小さなすれ違いから ....
文字のとおり
捻りなんて何もない

暗い
冷たい
厳しい
季節
でもその下で
新たにはじまるものがある

暗いからこそ
明るさを
冷たいからこそ
温かさを
厳しいからこそ
 ....
いつも誰かが口笛を吹いている
長い廊下に響き渡る
外は晴れ
青空には適度に雲が浮かぶ

見たくも無いものばかり目に入ってしまう
聞きたくも無い音ばかり耳に入ってしまう
外は晴れ
青空に ....
其の一、

電源をいれて、タイトルロゴの出る間
ボクはほんの少しだけドキドキしている
キミと交換したあいつが消えてなくなってしまって
ボクとキミがつくった世界がどこかへ
いなくなってしまっ ....
人は{ルビ絆=ひと}を求めているのかもしれない

例えば

ミクシィをやっている人は知らない誰かと絆を求めている
同じ趣味とか
友達同士とか
オフ会とか
そんな風に自分と繋がりを求めて ....
元栓を開ける
妻の背中がさみしくて
それでも朝は訪れる
目玉焼きを焼いたら
少し黄身が左に寄って
それを僕が真似る

どこ見てるの
ため息混じりで聞く妻の声も
どことなく左に寄 ....
端から見れば私達、透明になっていく。細胞だとかが出来た時から怠け者となじられていました。胸の苦しさの原因は、ワインの瓶を飲んだから。社定時速を超えて加速していく、行く先々に上司のデスク、キャラメル色の .... まっしろな世界を見ると
落書きがしたくなるんだ
まっしろ世界にただひとりで
寝転がってひとりきりさ


からだを刺す
寒さと
何だか変な
思い出せそうで思い出せない
誰かの笑顔
 ....
風船のパンチ
ハーモニカのプラグ
やべぇ 尿意催した
たんたらんら たんたらんら たんたらんら ら
あ ぅー ぅ

ふふふんf ふふp^^ppp
 ひとりでに笑うにんぎょ^− ふふんp^ ....
腐臭にまみれたあたしたちでも
網戸へぶつかるコオロギには愛されていたと思うの
あの子たちの祈りを許さなかったのは、賢明だったと思うの
あなたはバラバラになって深い溝をゆくわ
落ち葉と、ヤスデに ....
黄緑色の 幻想達

食い尽くされた 穴だらけのキャベツ畑の辺で

取り残された 蛹 は唄う 昨日までに見た夢を

甘い花の蜜の匂いも 此処までは届く事は無く

青くて冷たい匂いのす ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
feel so girlishあすくれかお...2*08/2/5 22:47
僕から一番遠いところへSong I...108/2/5 22:09
再逢こゆり6*08/2/5 22:00
見上げた冬の曇り空は白く暗く廻り[group]beebee108/2/5 21:52
冷たい景色森さかな108/2/5 21:37
手紙草野春心308/2/5 21:19
蒼い夕暮れゆうさく2*08/2/5 20:41
無題xたろおx008/2/5 20:37
そのときから新しく刻まれるホロウ・シカ...4*08/2/5 20:27
ノート(ひとつ しるべ)[group]木立 悟408/2/5 20:17
旅人choco3...008/2/5 19:59
幸福ひめと108/2/5 19:20
つめたい頬を吉岡ペペロ208/2/5 18:55
コンパクトディスクアハウ208/2/5 16:39
きらめきの中でゆるこ108/2/5 15:59
コールド唐草フウ3*08/2/5 15:57
限界シリーズ新守山ダダマ008/2/5 14:38
美しさxたろおx008/2/5 13:18
みかん乱太郎17*08/2/5 13:02
恋の敗者・・・・夢乃 綴喜008/2/5 9:02
インスタント(冷たい小指)FUBAR6*08/2/5 6:23
残響の鳴り止まない、あらゆる季節とその日々の中で/2rabbit...9*08/2/5 3:04
ポケモン(キミとボクとWi-Fiとたんけんセットの話)仲本いすら1*08/2/5 2:21
求めているもの海月0*08/2/5 2:19
目玉焼きのつくり方小川 葉308/2/5 2:08
ためらう傷nakahi...108/2/4 23:58
雪への落書き楓川スピカ108/2/4 23:51
よどんだ空気狩心2*08/2/4 23:31
畑に油を撒くようなnakahi...108/2/4 23:29
無題13ねろ008/2/4 23:17

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