景色はぼくを過ぎてゆく

ぼくを残らず消しこんでゆく


集落の瓦屋根が白く輝く

いくつかトンネルを抜ける

市街地の中層ビルが白く輝く

いくつかトンネルを抜ける

山間 ....
この世界では
もう
寄り添うことができないので

わたしは
新たな世界へ
あなた探しの旅に出る

指を鳴らすと
広がる世界

影絵遊びで
小さな世界

新たな世界は
多く ....
昇華した悲しみが

再び街に降る時

その美しさは白よりも尚白く
回生の朝に
木々は青々と輝く
どこに行っても僕は
素晴らしい人生を送るでしょう
真っ白な消しゴムで
夜の闇を消すと
鉛筆を持った妖精が
朝を描く

僕は思い出す
間違えては文字を消し
覚えたての言葉を
何度も語り直していた

たとえ間違えても
きっと正しい ....
太陽がのぼると
鳩がえさをついばみ
{ルビ教会=イグレシア}の鐘が鳴り響く
レタマ・ブランカの花が
今日も甘い香りを漂わせている
もうひとつの町にも
ここと同じ朝がはじまる


   ....
春の風を感じて
夏の日差しを思い出す。

秋の夕暮れを懐かしみ
冬の寒さに今、出会う。


日本というところは
不幸で

幸せだ。


日本に生まれて
よかったのか
 ....
105つのりんごを並べる部屋がないから
財布の中には二万円がある
沈黙に耐えかねた言葉みたいに
動くと500円玉が笑う

良いものではなく
いいものでも探してみようか
りんごを収納するス ....
冷たい空に
根を張った樹形
空気を吸い込み
邪気をはらってくれる

何も言わず
今日も立っている
何もはばかれずに
正の気を出してくれる

アコーディオンの
大道芸人は
今日も ....
中国をバカにするな
マスコミに踊らされた
マリオネット
熱し易く冷め易い。

隣人を愛せよ
自分より高い者と思え
見下したら、
見下される。

人口が多過ぎる
高齢化は一時的な事 ....
星が見たいの どうしても。
地方から上京したての彼は
翌日 東京にあるプラネタリウムを探してきた

講義を終え掲示板の前で落ち合う
いつものように私は彼の後ろにまわると
彼の背負っているリ ....
おまじない


遠く離れているのが
この恋を
本物に変える
おまじない

逢えない時間が長ければ
愛を
誰にも負けない
何ものにも負けない
強い愛に変える
私たちの
試練
 ....
(ゆっくりと わらった)



螺旋系に抱き合う
全てが終わった後のくらやみのなかで
遠くにいる小さな影が僕に向かって手を振るのが見える
生まれることさえ許されなかった無数の ....
 
ぼくらが望んだのは、
お互いが空気のような存在感だったの。
ちゃんとあるときにはそのたいせつさにきづかないで、
いなくなるだなんて想像もできなくって
でも じっさいに
なくなっちゃえば ....
寒いねって、つぶやいた

Fw:寒いねって、返ってきた


あなたの膝のうえで

まんまあるくなった


温かいねって、ささやく

温かいねって、返ってくる
静まれー 静まれ−!
俺はこの世の中に魔法をかけたい
水戸黄門のように悪を成敗したい
いや、水戸黄門ではダメだ
権力を傘に着て戦いたくはない 権力の方が悪っぽいし
大体俺が悪代官だったら 葵 ....
あいまいさとかを

あいしている

きみはだれ

まぶしすぎてよくみえない

でもまあ

だれだっていい

てんきがとてもよくって

きみがすきだ



あめに ....
電車の中で目を閉じている
線路の小さなおうとつに床板が小さく震え
進んでいくのがわかる

まひるに
道路の上で
ビルに両端を
切り取られてしまったひなたで
ぼんやり煙草を吸っていた
 ....
町はやはり動いて


流れて
流れて
この固い冬もいつかわすれて
また息をする
そのときある風景を吸い込んで

流れ消えてゆく落ちた葉の
葉脈は細緻で
伸びていった先よりも
う ....
雨は止んだと思った 傘は持ってる 遠くに霧が降って わたしはやっと傘を差す
久しぶり覚えてるかな 走り抜けて 笑い声が聞こえた
ポケットに突っ込んだ右手だけがあったかい

すり抜けていくもの  ....
** 名前の削られたコメント **

名前を削るのは哀しい。
想いを残せばいい。
色褪せぬ思い出は無い。
心尽くし切る言葉も無いだろう。
想い尽くせぬ残滓に
身を焦がす時があろうとも、
 ....
つぼみが開くように
一枚の赤い花びら
花びら
花びら

床に散った赤い花びら
繊毛の流す赤い涙
喜びの赤い涙
麗しの赤い涙

そうしてまた一枚の花びら
花びら
花びら

泣 ....
 
整頓する
 
時には
捨てながら
 
ヒトの心には
そんな作業が
必要なんだ
 
散らかったままじゃ
前には進めない
 
地球がはんたいに回りだして

夜に太陽が昇るようになったら

夜用のサングラスかけながら




告白するから待っててね
吸わない君が好き
それでもなぜか
時が来れば
あっさりと逝ってしまいそうな
私より先に


隣で眠る
その湯気の匂いに
似ている
肌の匂い



課税しつつ、且 ....
呼び声が 
何処からか聞こえるような
そんな日に立ち止まると いつも
湿った空気を感じるのは 
何故だろう

どうでもいいことさえ
何かの力を帯びていて
私は今日も 
精 ....
ピンクのシャドウは
煌めきと愛らしさを

ピンクのグロスは
潤いと艶やかさを

一瞬のわたしを創り出す

Jewelな空の下
ちりばめられた箱の中で
ピンクのグラスを傾ける

 ....
哀しくなったとき

寂しくなったとき

僕はこの丘の上に立ってみる

海風が吹き抜けるこの丘に


大いなるこの海の

ゆれる水平線のあたりに

探し続けた言葉が漂っているの ....
−僕らは靴底で知らなくちゃならない。

「その靴は、
玄関から開放されることを自ら拒否した。
そして、もう片方は、
ショウウインドウのマネキンの指に
引っかかっている。」

もう一度、 ....
仕事帰りのバスに乗り 
すいていたので 
座ったぼくの隣りに 
いつも背負うリュックを置いた 

よけいなことはなにもいわず 
いつもいっしょにいてくれる 
友達のように思え 

あ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
車窓から吉岡ペペロ308/2/7 18:21
探し出してくれてありがとうこゆり10*08/2/7 17:31
【白】つむじまがり2*08/2/7 17:00
今朝渡辺亘108/2/7 15:00
消しゴム小川 葉308/2/7 14:04
双子の町石瀬琳々10*08/2/7 13:57
四季xたろおx1*08/2/7 12:30
こっちかな佐々木妖精6*08/2/7 12:14
樹形ペポパンプ5*08/2/7 12:00
中国四千年の歴史3*08/2/7 12:00
プラネタリウムの夜ましろ8*08/2/7 11:51
おまじない夢乃 綴喜1*08/2/7 10:24
死者たちUtakat...708/2/7 8:17
ぼくらの呼吸の行方。哀詩1*08/2/7 4:27
Fw:寒いね吉岡ペペロ508/2/7 3:47
水戸黄門新守山ダダマ408/2/7 2:38
_水町綜助308/2/7 2:28
二月一日508/2/7 2:21
過呼吸508/2/7 2:10
こどもの記憶どらちゃん308/2/7 0:58
親愛なるもうひとりのXへ[group]beebee4*08/2/7 0:42
静かな生活プル式2*08/2/7 0:37
整理整頓次元☆★308/2/7 0:27
意気地無しHonest...1*08/2/6 23:31
吸わない君が好きくあせ@ふじ...208/2/6 22:33
parallel contradictionあすくれかお...2*08/2/6 22:28
Jewelな空の下でこゆり4*08/2/6 22:01
推敲Song I...308/2/6 21:04
でっちあげの理由プテラノドン108/2/6 20:59
くろいへその緒 服部 剛208/2/6 20:49

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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