冬なのにビキニ姿の女が股を開いてほほえむ。
この町は俺に冷たくなってきた
よりによってこんな時に
駅前のマイナーなコンビニも汚い本屋も潰れていた
どっちもやけにエロ本が充実していたのに
久しぶりにエロ本を買おうと思ったのに
彼女にフラ ....
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君は弟の自転車に乗って
やって来た。
背の高い
肩のほっそりとした少女よ。
二人卒業して
進むべき進路が違った時、
別れる前に
君から手紙を ....
これから駆け出す君へ
現実を求めるな
常に理想を見よ
明日を愛し
常に空を見よ
昨日を夢見
常に懐かしく想え
人の為に泣け
常に強く、強くあれ
激しい後悔の雨の中 ....
08/02/08
この町の銀座商店街が廃れたのと、
裏側から声がするので、
猫のような顔をした男が、
中途半端な目付きで寄ってくると、
少し気味が ....
叩き割られた、ずっと外っかわの黒い縞追ってた
現実は赤かった現実は赤かった現実は赤かった現実は赤かったとても
食卓塩、一瓶空にして 目を覚ましたくない
ジャリジャリした赤は水っぽくって
昨 ....
全部さらけ出して
書き留めていくのなら
ひとりになるしかない
でも
どこへ行きたいの
なにを生みたいの
高いところから吹く風に
足もとをとられて
きみにしか通じない言葉で
....
きれいって何だろう
難だろうねと 言って
わらったきみの笑顔が
きれいでした。
また 冬が どこかへ行ってしまう
そんな香りがしました。
いっつもニコニコ。
みんなが幸せになってほしいな。
あなたのために、何かさせてくれませんか?
私にできることないかなぁ
私の会ったすべてのあなたのためになりたい。
た ....
美しくなんて咲きたくない
土の中で
がんばって
がんばって
やっと日の目を見れたのに
「わあ、きれい」なんて
摘まれてしまうくらいなら
綺麗になんて咲 ....
『若いということにはそれだけで価値がある』
『たとえそれが目減りするだけの財産だとしても』
そういった彼女の小指のつめは
鮮やかな朱鷺色をしていた
赤ではなく
紫でもなく
朱鷺色、とし ....
あなたの痛み
あなたの毒を
あなたから
激しく
受け止める
あなたの闇がわたしを
循環する
心から発し
心で着し
すべてが黒になったなら
時間をかけて
一滴一滴
....
ひさしぶりに小学校へ行く
わたしが覚えている校庭のシロクマは
わたしが中学生になっても 高校生になっても
いつだってシロクマのまんま
青い瞳で じっと鉄棒を横から見つめ ....
紫色のくちびるを震わせ
熱いコーヒーで暖を取るわたしに背を向けて
あなたはストーブに薪をくべている
見覚えのあるチェック柄の毛布
あなたの匂いを胸一杯に吸い込んでみた
冬の嵐の去った ....
もみじを
したためて
食べて
たそがれ
ゆうやけ
ぼくの、にきび
花の哀は
ひとしずくだけど
いざよい、神へ捧げる
あいはあいでも
あいらぶゆー
三歩さがって
哀( ....
愛を永遠という
きみはうつくしい
ものさしで
きみはただしい
はかるのをやめろ
海と日蝕
魂を永遠という
きみはかなしい
いれものに
....
ひとが
つとめて
恥じらえるよう、
糸はほつれに優れています
こころ
こまやかに
誰もが夜を縫いかねて
きらめく星に
焦がれてしまう
かばい合う布 ....
僕がまだいない
冬が終わる頃
あなたは何処に
いましたか
水ぬるむ
川に手を触れ
命ゆく景色の
いったい何処に
いましたか
告白前の
愛のように
愛は風と共に
....
知らない町をゆく
晴天が聳え
すかんと何もかにも失せている
なるべくうまく置きざりにされて老いぼれたい
乾きたい乾きたい ああ
かあ わ きたい の
曲がりくねった坂道むちゃくちゃに ....
アンティークの多い部屋
閉め忘れられたクローゼット
ベッドの上の会話
溶かされる為に生まれたんだって
アタリはあなたが引いたんだって
冗談なのか本当なのか
笑いかける君のこと ....
一秒ごとに
とどまる
時間が
抜殻として
輪郭を残し
なだらかに
連なる
呼吸と
思考
いくつかは保たれ
いくつかは置かれたまま
ふりむけば
うすい
半透明の
殻が ....
冬の永く寒い夜
ふと目覚めると
胸の近く
暗がりの辺り
うぶ毛に包まれた
小さくて黒いかたまりの
軽すぎる体重が
かわいらしい
ちょうど昼間に
家の子猫を呼ぶと
飛んで跳ねては ....
†去り行く冬の街で†
北風が強く吹くので
こころの片隅にあるともし火が
ゆらゆら揺れて
今にも消えそうになる
ひとりになりたいのと
そっと言葉を僕の手のひら ....
鹿の眼の半球は
酸素と水の被膜の下で
微動だにしないで
こちらを向いていた
つややかな悔悟の眼差しは
きっと
通り一遍のあいそなのだろう
表も裏も同じものなのに
....
刻み食を作り
人に感謝され
また来て下さいと
言われる。
愛の味は忘れない
でも逃げる
でも追いかけてくる
スイート&サワー・アップル
話を聞く事の大切さ
話してホッとした。 ....
(いつだったかよく覚えていないけど
まだ寒い季節のこと)
シャッターの下りた商店街を
手を繋いで歩いたね
ふたり
(生ビール×5杯
芋焼酎ロック×4杯)
酔っ払って
お ....
お日様の暖かさって自然と微笑んじゃうね。
わたしは今、たくさんの国を巡り、たくさんの卵をみつけました。
相変わらずいろんな色、形や大きさの卵たちを見つけては、
写真を撮って、集めて、そしておいし ....
私たちはいつも、彼女の事を考えていた。
塔の上に住む彼女は
軟禁されているわけではなく
むしろ、彼女の事を考えても会えない私たちのほうが軟禁されているわけではないかと考えるほどだ
それでも彼女 ....
ゆうろさん料理をしましたか
ええ、しましたよ
左手 お野菜洗ったので冷えてあかい
右手 あついお鍋を見ていたのでももいろ
今日はどこで
小鳥の巣箱よ
小さなやかんに小さなお鍋
風邪ひいた ....
誰の手にも負えない
お前たち自身の肌寒さが
漏れ吐く息の、
ごくまぢかに訪れて
今日もくたくたの
ダンボールと引換えに
アレやコレやすべてを燃やし、
煙りながら一日が終わる
....
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