あなたが美しすぎるから 僕らは狂ってしまう
時間も距離も歪んで 上手に掴めなくなってる
錆びないセンス ステンレス
たまたま言霊 手玉に取って
夢を見てるだけでしょう
わかってて ....
08/02/20
テレビ画面の伊勢エビは
すいすいすいと透きとおり
卵を抱いてのんびりと
海の底を歩いてる
ネズミの親子もお人好 ....
恋の年表
朝ご飯
昼ご飯
夜ご飯
を毎日食べるように
彼女からのメールが届いていたのに
何故か
今
絶食中
お腹はペコペコ
心もペコペコ
頭だけが
ドンヨリと
黒い重 ....
静かに、ただ静かに
自分を見つめ、解放したい。
向上心が自分を苦しめ
劣等感に苛まれる。
そんなときは旅に出るんだ。
タイの何もない静かな孤島へ。
あるのは一面に広 ....
くちぐちにわめき散らした街頭
濁音をことさらに強く
街なかを わき腹よりみぎ胸に向けて
ハープ 鉄橋の{ルビ罅=ひび}割れの
痛みらしき
路線が走っている
いかずちや の ....
朝のはじまりが
私より早くなった
がんばろう
緩やかな変化と共に
この小さな箱庭で
生きていくんだ
大切な人たちを
大切にして
生きてゆこう
数分先の未来に
....
誕生日がきた
子供のころ
思い描いてた大人とはちょっと違うけど
大人になって
自由を手にした
知らないこと
知らないって今なら言える
かっこつけな ....
雨乾く間も無き
うざうざしたる並木
足で浮かす
体浮かす
せめて
真夜中だけでも
眠くなればなぁ
さみしがりやの
冷たい手を
さすって
さすって夜を抜ける
何時もなく ....
いざ夕闇に
射して然したる
光は薄く
消えゆく街は
幼子抱えた母子の様
菊一花
憑かれて
泣いた
疲れて
逝く
衝かれて
イク
その塩梅に
生甲斐を見出し
夜の中
光一筋 ....
自由は詩の中に携え
短い帯に書き記し歌う
川面に映る柳
写真に収め
空を仰げば
梅の散り際
君の文句も空し
{引用=からだのすべてを耳にしてしまいたい、いっそ}
糸電話から伝わった振動が、
あのひとの声だったと気づいたときには、もう
音もなく、底はふるえない
わたしを塞いでいく夜にも ....
僕はこうしたいって
言わなかった
僕はこうしたい
言えなかった
ぐっとあがってきた
その言葉を
ぼくは殺した
良識と呼ばれている
残酷な刃で
....
雪雲が切れたようだ。陽が射すと季節が春へむかっているのがわかる。公園の駐車場で休憩としよう。座席を後ろに倒して窓をすこし開ける。エンジンを止めてガラス越しの青空をピラーで切り取ると鳥のさえずりが聞こ ....
僕は
ここに愛はなかったと気が付いた
ただ
おもいだしていたのは
夏の
うだるような暑さとビニールプールのゴムの感触
そして
記憶の底に微かに残ったあの子の笑顔
僕は
....
きみがすきなものと
ぼくがすきなものは
ちがうから
ちがうから
ちがうから
まじわらなくて、
でもそんなせかいが
とてもすてきで
すてきで、
(だから、それでも)
きみがすきな ....
どこにも行かない日
窓の外を誰かが
通り過ぎる
誰なのかわからないけど
お話
したい
どこにも行かないのに
疲れる
{画像=071202010012.jpg}
楽しそうな女が一人、
鏡の中の自分に向かい合って、
自分自身のために化粧をしている。
口紅をつけて、自分に
ニッと笑いかける。
あんまり笑い ....
時には宝物でも
いつかお荷物になるのさ
そんな単純な事に気づいていないのかい?
あの日々に第三次世界大戦を防いだ抑止力でさえ
今のとなっては忌々しいと思ってるだろ
でもそんな大 ....
つきあって一周年の記念に
バラを一輪もらった
花が欲しくて欲しくて
あなたから贈られたくて
せがんで だだをこねて
やっと初めて貰った一輪
二周年には二輪ねって言われて
はしゃい ....
ピアノを弾いてよ
僕の 僕だけのために
君の細い指が白と黒の鍵盤を行き来する
その姿を眺めていたい
ピアノを弾いてよ
僕の 僕だけのために
君の細い指が紡ぐ
愛の賛歌を聴いていた ....
泥沼をかき混ぜる
かき混ぜる
沼の精はいつも
泥沼をかき混ぜる
嘘や本当
理想や現実
距離や空間
すべてをかき混ぜる
全部ごちゃまぜにして
混 ....
欲望のマシンガンで
星屑をまきちらして
束の間の銀河に溺れるのさ
自己陶酔の渦に沈んでもいい
「ごめんなさい」
謝罪なんて要らないよ
貴方を信じてるから
とうの昔に許してる
何の見返りもあげられないけど
「ありがとう」
礼なんて要らないよ
貴方の為にやっただけで
感 ....
実体がないようなそんな存在
帰ることが出来ずに暮れていく
なんだかうまく話せないから唇噛んで
通りの人波を座りながら眺めてた
言いかけた言葉のせいで息につまづいた
それは今でも ....
広い道路が
真ん中に通ってる
右には
白い塔
左には
黒い塔
そして喫茶店
ひとやすみ
ひとやすみ
血圧高め
疲れが溜まり
興奮して鼻血ブー
後頭部が痛い
かぶとむし
人を威嚇して
餌場を確保する
いつか旅立つのに
今の詩生活を
生涯忘れる事はないでしょう
貴方の事は
....
みぃぎ ひ だ り
まぁえ うっしろ まえまえまえ
みぃぎ ひ だ り
まぁえ うっしろ まえまえまえ
君は 踊る私を見ている
みぃぎ ひ だ り
君は
君は
椅子に登 ....
綿菓子のような
綿菓子のような
雲に乗って
高くて青い
幸せのあの子の元へ
綿菓子も食べちゃって
割り箸だけが残っても
あなたのことが
大好きです
綴喜
花も恥じらう清純派女優が
アフリカの奥地でゴリラと出会った
花咲き蔓這う森の道
ゴリラの群れと遭遇した
バナナ好きの清純派女優
大庄常子さんは群れのリーダーと
バナナの剥き方で意気投合 ....
都会では皆
切ない真実を聞きたくなくて
あなたも手を伸ばす
片方の手で耳をふさぎながら
伸ばしたほうの手が
銀河を超えて
だれかの肩に
そっと触れるとき
伸ばしたほ ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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