出会い


出会ってしまって
本当にいいのだろうか
声を聞いただけで
涙が溢れででしまう
あなたと

唇をかさねたら
大丈夫なのだろうか
知ってしまった
恋の味を
記憶の奥底 ....
想い出は
まぶしすぎる ひかりのなか

 とうめいな包み紙が
 美しい影を落としていく

  想い出は ひかりのなか
おにぎりの要領で
ぎゅっと空気を押し固めると
野球のボールくらいの球体ができあがる
無色透明だけれど
触れるとちゃんとそこにあるのが判る
砂糖や小麦粉をまぶすと
指の跡までくっきりとうかび ....
飛んでいる鳥を
「優雅だ」
なんて、いうな。





きこえたのは、レクイエム。
北か、南か、東か、西か。

はこばれてきた、レクイエム。
名もない鳥、風にとばされ、死んでっ ....
流れついたものが
砂になりながら
岩とこだまを見つめている
鉄の文字 糸の文字
海をつなぐ
むらさきの道


夜の上に呼ばれ
夜の上に呼ばれ
いつのまにかもどり 忘れる ....
30年前かこんな季節

そんときしていた頭痛

なぜだか急に思い出す

あれからあんな地球から

こんな地球に来たけれど
わからないと思ったとき
それは違った。

やる前から
わからない
と。

やらなければわからない。
やらなければできない。


そんな当たり前の事さえ
年をとらないと
わ ....
無人のメリーゴーラウンドが回る、回る
そして無人の回転する木馬たちの鞍上から
無数の笑い声が、余韻を残しながら
ぐるぐると揺らめいている
めくるめく酔いと共に
木馬たちが夜の大空へ一斉に駆け ....
恋人を亡くし 
自らのこころを立て直そうと  
遠い旅先で 
免許取得の合宿に入った君は 
今日初めてのハンドルを握った 

仕事から帰った僕は 
君のブログの日記を読む 

「ギア ....
きみと出会ったあの日から

ぼくの中に何かが生まれて

「話しかけろ」

「会いにいけ」

って、ぼくに命令するんだ



命令されるの嫌なんだけど

なんか心地良かったり ....
見上げると 
一つの窓は満面に 
あふれる朝日を映していた 

( 昨日の教習所で 
( 隣に座る教官の冷たい言葉に 
( 喰らいつくように 
( 黙ってペダルを踏み込んだ 

ぼく ....
微笑みがこぼれると
それをよろこぶ
ひとがいます

わたしにはのぞけない手紙が
おそらくそこで広がるのでしょう



愚痴をこぼすときも、
そう

溜め息は
誰かのな ....
「先生、強くなりたいです。」
「そんなに強くなりたいか。」
「はい」
「ならカレーを山ほど食べなさい。」
「何カレーがいいんですか。」
「それは自分で考えなさい。」
仕事帰りの人波に紛れ 
手を繋いだ老夫婦が 
通りすぎていった 

耳に入れたイヤフォンから 
「ベル」という唄を聞くと思い出す
もう会うことも無い
いつかの君の猫なで声 

少し離 ....
いっそ窓を開けて、
ほったらかしにした方がいいのだ
窓の外には
トラックが作った轍が何本もあって
昼間、そこで
鳥が水浴びをしているのを
ぼくは見ている
ストーブにのせた
タライの熱気 ....
昨日のために
誓いをたてよう

むかしはどこだ、と
きみが寂しく迷うとき
ここだ、とぼくは
立っていよう


延長線というものに
なじみきれない若さとは
なによりもかなし ....
ひとはなんで

仕事なんかしてるんだろう

官公庁にゆくと

お役人さんたちを見つめていると

そんなことを考えてしまうんだ

暇つぶし?

じゃないことだけは分かっている
 ....
静かな


喧噪のなかに在ってさえ
ここはいつでも
静かな水辺なのだ


心に
一本の葦が伸びていく


こんなにも
羨んだり
誹ったり
争ったり
恥じ入る ....
これはあなたの息
匂う糊 舌で封した
透ける封筒に夕暮れ
誰もいない堤防沿いの


机の下で凍える紙
打ち捨てられた 仄暗い
空白が罫線を飲み込む
宙を踊る文字は


部屋 ....
僕たちが目にする
名もない無数の星々は
何万光年かを
越えて地上にたどりつき

僕たちが抱く
名もない無数の感情は
何万光年かを
越えて宇宙にたどりつく

日々の積み重ねを
無機 ....
前に進みたいから
キミを諦める

そうやって愛を捨ててしまった

捨てたゴミ箱には
厳重にフタをして
ゴミ捨て日になるのを
じっと、じーっと
待つのです

時折厳重にフタしたはず ....
追わないよ
辿りもしないよ
もうただの幻だと知っているから
朝に沈み始める身体
声があなたの前では響かない

泣いていた
理由も分からずに崩れるように
背負っているのはい ....
僕はいつも幸せだった

どんなことがあっても幸せだった


友達とケンカし
彼女と別れ
職場でも上手くいかず
辛いことだって毎日続いた


けど、僕は幸せでいれた

幸せは僕 ....
キミの中にしたたる 一筋の 
ふるえが 滴り落ちる

それは零れて 何処へと行くあてもなく
どんどん どんどん どんどん
ちらばってちらばってとびちって
いつの時かボクの中に入り込んできた ....
夕日のこもる部屋で
淀んだ空気が揺れる

窓際に立ったぼくは
ただ明日の空を眺めて

明日もぼくは此処にいるのか

明日も君は其処にいるのか

そこはかとなく
こみ上げる憂いが
 ....
きみは いつも 僕を見上げる
信頼しきったまなざしで

ある日 僕が、
きみが トイレに行っている間に
いつものかばんを持って
きみの病室から出て
デールームに 隠れる いたずらを した ....
土と肉の熱を計る
なかば眠りながら
蝉の幼虫がさくらを吸っている
土をほじくり返し
あやしたすずめをその手ずからうずめ
いらなくなった枝を突けば
まるでそこだけが日溜まりのようです
 ....
もしかしたら
体操着にむしり付いた草色の滲み
それが好きだったのかもしれませんね

ちかくにある明かりは 忘れがちですが いつもあぶないのです
ぐんぐん伸びた背たけ
そういえば電球 ....
ただ隣にいるだけだった

ただ隣で笑っていた


「今日はどこ行こっか」


そんな言葉が懐かしい

笑い声がこだまする

思い出の写真が突き刺さる

失って初めて気づく
 ....
あの古い家の二階の窓に
いつか見た雲が流れてゆく
雲はいつもあの窓に吸い込まれ
戻って来ない日を数える
そっと指折りをする


窓ガラスに昼の陽がさして
辺りはぱっと明るくなった
物 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
出会い夢乃 綴喜008/2/21 10:30
想い出シャツ3*08/2/21 10:09
返事[group]アンテ208/2/21 2:19
きっかけは、レクイエム。三奈6*08/2/21 0:45
ひとつ まどろみ木立 悟308/2/21 0:36
こんな地球に来たけれど吉岡ペペロ408/2/21 0:28
17年xたろおx108/2/21 0:20
記憶喪失者佐藤犀星108/2/21 0:05
声援 服部 剛14*08/2/21 0:00
Who are you?Honest...4*08/2/20 23:44
白い花 服部 剛108/2/20 23:42
切手千波 一也7*08/2/20 23:40
シンプル イズ ベスト秋也2*08/2/20 23:29
ひかりの夜道 服部 剛308/2/20 23:25
教室にあるストーブが、虚しくて仕方ないからプテラノドン308/2/20 23:15
昨日のために[group]千波 一也4*08/2/20 23:04
したたりひかる吉岡ペペロ008/2/20 23:02
慈雨あすくれかお...1*08/2/20 22:42
時計の無い街及川三貴508/2/20 22:38
日々ニカコイ4*08/2/20 22:08
回収日、未定ユウタ4*08/2/20 20:44
「ノコリモノ」菊尾4*08/2/20 19:48
幸せだよ坂本隼人308/2/20 18:39
しずくショボクレス...208/2/20 17:17
明日ぼくは308/2/20 16:34
車椅子のお姫さまLucy.M...608/2/20 16:34
胎動soft_m...16*08/2/20 15:19
らいこう22(地動説)れつら708/2/20 14:28
失ってみて坂本隼人408/2/20 14:20
石瀬琳々18*08/2/20 13:43

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