アイソニアの騎士の亡命劇の裏側には、
ハザック・アザンの暗躍があった。
ハザックは、密偵として祭司クーラスに仕えていたが、
実はアースランテの国の密偵でもあったのである。

いわゆる、二重ス ....
新しい家
お洒落な家
そう書かれたチラシ

建売住宅のチラシが多い
似たような家ばかり

私の好きな家
イメージにあった
建売住宅は見つからない

私のイメージを形にしたい
心 ....
ほんとうは、
雪なんて、
みないのです。
清らかに美しい高い塔は
黙っている言葉のなかにあります。


死、は、静かな影絵
少年の高さの目線に
綺麗に並べられています。


 ....
男よ、
戦う運命のしもべよ、
と南公園ではっきりと聴いた
神さまみたいなかたの声。

神さまみたいなかた、って、
もしかして、お馬ァ鹿ァ〜?
あたし、おんな、だってぇーの!

 ....
誰もが寝静まった頃に目覚めて
なにも知らない深夜を想う
遠く漁り火が燃え
家族の団らんを照らして
消えいくものの虚脱を誘う
みな失い命さえ危うく
それでも残っていくものは何かと問い
虚無 ....
爪弾く指は
同じところを行ったり来たり
そのくせしばらく経つと
悲しみを言い当てる
   
もどかしさの中に
光とどまる
 
存分に
やさしくなるといい
それは権利

そして好 ....
これも
みんなのおかげ
ありがとうさま
にじむ星へ
ほほ笑み零す




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
私は小鬼
でもいたずらは
しない
そのかわりに
「ありがとう」と言う




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
夕暮れのざらつく人恋しさに飛び立つ平らなコウモリ


あまりあてにせずに
待つはずの
きみ

裸足の猫は垣根に消えた

せんべい布団に横たわり
断雲を眺め
さまようなにかの羽が最 ....
結膜炎だろう、
白目が赤目になっていやがる
おかげで目やにがまつ毛にこびりつきやがって
目は眼帯、
口はマスク
いったいなんなんだ
疫病退散もない
一日遅れの恵方巻でも喰うか
 ....
太陽のように
強く燃えている
生きることは
力むことではない
輝くこと
つらつらと つららのことをおもってみていた
軒先に根をはやし
重力に逆らいながらも
きりりと尖ってうつくしい
冬がこしらえた期間限定のその造形は
猫とじゃれたあと
うつらうつらしているうち ....
晴れた日に
息子と二人で海を見にゆく
私の背などとうに追い越して
何食わぬ顔をして
乱反射する水面の光を
キラキラと浴びているやつだ
いつの間にか
通過する季節を跨いできたね
海に突き ....
心の支柱はプライド
お年寄りの自慢話は
たとえ繰り返し聞かされた話でも
しっかり聞きましょう
うちの親父も家のなかに
農業関係の表彰状や感謝状を
いっぱい飾っていた
あれが心の支柱、プラ ....
「おはよう!」というと
「おはよう!」とこたえる
「おはようございます!」というと
「おはようございます!」とこたえる
「お帰り!」というと
「お帰り!」とこたえる
エインスベルたちは、復讐からの帰路についた。
もちろん、再びユーラディアの谷を通ってである。
その道すがら、アイソニアの騎士はエインスベルに向かって言った。
「俺は、アースランテの国に亡命しよう ....
ファシブルの国で政変が起こったという報せは、
早馬によってクールラントの国にももたらされた。
国王はわずかに顔を曇らせた。
「で、次の女王は誰になるのか?」

「マリアノス・アリア・ガルデが ....
太陽の
下に新しきものなしという
太陽もこんなことは
想定してなかったに
違いない

インターネットが
ありましたか
あった
かもしれない
古代世界に

アトランティスが
首 ....
男は、誰も彼も戦う運命のしもべ、とは
千年川に流れる薄っぺらな真実だろうが
それらの川の行先の海に問題はあるのだが
そんなこと急に言われても寒くて、唇、震えてる

僕が僕である罪の意味に ....
何も考えていない時間に
窓の外を見ていた僕の 心の不安
あいつは今頃
この空のような笑顔で笑っていることだろう
僕は街に出る 心のドアを開けはなって
神様がため息をして
意味もなくチーターを産み落とした

落ちたチーターはあみだくじで
バイソンの群れに住むことが決まった

チーターは足が速いこと
毛に変な斑点があること
痩せているこ ....
水を入れ替えるのを忘れた
花瓶だったろうか
金魚鉢だったろうか
お仏壇の茶湯器だったかもしれない

いずれにしても罪深く
自己嫌悪を覚える

最近はこんなことばかり
やることなすこと ....
ひつじ雲はあんなに夕陽に映えて
街の建物はみなオレンジ色に染まり
見知らぬ異国になってゆくのに

君はやわらかに目をつむって
まだ見ぬ海の語りに耳を傾けている
僕には微かにしか聴こえないか ....
パパの手の歌を聴きながら

清志郎さんの偉大さに

いまさらながら気づきます

ご時世としてはじぇんだーれす

なので表現的に多少気になりますが

それでも

なんかしみじみと ....
なにも知らない、
何一つ知らされていない、
わたしという存在が
億万年の彼方から送り出され
今日の宇宙を仰いでいる

あゝ天晴れ、
わたしは躍る
この地上にて
何一つ覚えず
何一つ ....
空に湖のある場所に引っ越してから
薔薇は世話が大変だと知った
この土地は気にいるかな君は雨が好きだから

素直な枝と同じに左右に分かれる道があった
僕たちはやがてはなればなれになり
優しく ....
ちょっと待ってね
という間に五行は終わって
つぎの五行を考えている暇人は
たぶん僕ぐらいだろうな
五行の緩さがとても好きです
夜を飾る女が闇のダンスの指南役で
秘密の原始をあじわう

夜間飛行の天使はときどき行き先を喪って
微かにきこえる古いブルースに耳を傾けている

闇のスケルツォは楽章をかえても
いつか交響 ....
声がでなく
大気に混ざる安らかな眠り薬に
その身を委ねてしまいたくなった
胸の小さかったころの私
家は優しくて
朝の光はいつだってキラキラしていた

抗う心さえ
芽生え無ければ ....
いたはずの人がいなくなり
いないはずの人がいて

地図が変わったり
星が見えなかったり

もう何も信じられない
というときに

そう思っている僕がいる
これはまだ確かなことで

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
復讐が終わって(三)[group]朧月夜1*22/2/5 10:22
心地良い家夏川ゆう322/2/5 5:23
冬の、金魚たち………秋葉竹022/2/5 4:03
あたし、だって、生きてゆくッ!122/2/5 0:42
夜想ひだかたけし622/2/4 23:34
もどかしい光やまうちあつ...122/2/4 19:14
※五行歌こしごえ1*22/2/4 17:12
1*22/2/4 17:11
コウモリとひきこもり末下りょう3*22/2/4 17:08
節分22ナンモナイデ...2*22/2/4 14:15
五行歌夏川ゆう422/2/4 12:25
つらつらつららそらの珊瑚9*22/2/4 11:38
灯台ちぇりこ。822/2/4 10:28
心の支柱zenyam...2*22/2/4 9:17
鸚鵡返しの小22*22/2/4 9:11
復讐が終わって(二)[group]朧月夜2*22/2/4 7:31
復讐が終わって(一)[group]1*22/2/4 7:30
古代の夢りゅうさん222/2/4 6:28
戦っても、戦っても秋葉竹122/2/4 3:14
ONE DAY番田 222/2/4 0:46
神様のため息◇レキ1*22/2/4 0:30
明日への約束坂本瞳子3*22/2/3 22:40
海の開演壮佑9*22/2/3 20:52
めもうし022/2/3 20:43
名無し人ひだかたけし622/2/3 18:48
空に湖のあるふるる6*22/2/3 12:00
五行詩マークアーモ...9*22/2/3 9:53
闇のスケルツォ522/2/3 9:31
歌わなければ良かったのか秋葉竹322/2/3 7:38
確かなことはりゅうさん422/2/3 5:18

Home 戻る 最新へ 次へ
409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.88sec.