私という人型の中に何が詰まっているのかわからない
何もかもを吐き出してすっきりしてしまいたい衝動と
がらんどうの空虚がもたらす耐え難い寂しさを
背反して同時に持つ
もしかした ....
儚い命
霞み草
夜明け
笛の音
異次元
静寂感
散る花
木の音
虫の声
夕立の
相合傘
雫の音
{画像=080420115727.jpg}
夢ってなんだろう。
大きな夢、小さな夢というけど、
どんなものだろう。
ひとによって違うんだろうなぁ、でも
この言葉だけで心がときめくのはなぜだろ ....
石灰世界のバレリーナが
地球を舞う
時間単位と
刹那の届かない指先の
絶対距離が
積み重なって
できる
幾重にも
折り重なって
できる
比重みたいなもの
が
....
なまなましいな
わたしはたべることのきょむにつかれた
そうぞうしいな きみは
まんぞくそうな顔であるいている
まるでみにくいものたちのパレード
よ ....
そんな事を言ったって、絶対無理。
デブの店員は、
床に腹をこすりつけるようにして懇願した。
しかし、
私はフォークまで食べた。客の残りものを平らげることを生業としていた彼は、いよいよ声を上げて ....
悲しくても
人に言えないことある
話したくても
話せないこともある
泣けばいいさ
気がすむまで
思う存分
泣いたらいい
気がすむまで
悲しみを
忘れてしまうまで
今夜 ....
南の島で
君を見た
その日から
日に焼けた
素肌が
忘れられない
南の島で
ひとり
海辺で
遊んでいる
君を見つけた
たった1日だけで
君を好きに
なってしまった ....
死にたくなるような
寂しさ
むなしくて
せつなくて
胸が
痛くなるような
孤独感
あなたは
感じたことあるだろうか
言葉なんて
いらない
ずっと
あたたかく
そばにいて
....
誰かあたしを麻酔薬で眠らせて下さい。
永遠に目覚めなくても良い様に。
誰か致死量の毒を盛って下さい。
もう誰の目にも触れなくて良くなる様に。
キョウチクトウ、キョウチクトウ ....
愛する貴方に殺されたい。
千両梨の
胸のつかえはすこし緩んで
いよいよ白線の前に立ちました
ようい、どんのピストルの音で
きっとぱあんと弾けるふうせん
いつかは開けなければいけないドアの前で
自由落下を待っている
....
みずを このむ のは
塩分も 糖分も じゃまを しないからだよ。
丁度好いのは きみ が
さっぱりした せいかく、の
からくも
あまくも ない
おとこのこだか ....
どうせ
さすらうことばかりで
生きてきたのだから
目差すのは
このまま海へ
端から端まで海
どこまでもどこまでも海
涙零しても
どうせ海の味と同じなのだから
冷た ....
今朝
うぐいすの声をきいた
誰かが
空の窓をあけた
確認しないほうが
幸せなことって
あるよね
確認しない幸せ
私はもう君に
確認しない
君も私にもう
確認しない
幸せでいよう
私の日々は
確認せざる終えない位置 ....
わた雪が
景色の中で降っていました
それが幻だということは
知っていました
幾重もの
ゆらゆら
ただよい降りて
白く、たどりつく
地の上へ
その音が耳 ....
この世は 皆 Black or White
Grayなんてものはないさ
それ ただ 曖昧
白か黒 黒と白 白は黒 黒も白
Grayなんてものはないよ
それ マジ 無い無い
白のような黒 ....
真っ黒な世界がもうすぐ終わるとか考えていた数年前の祈る手の影、新しい洗脳、未来のシンパシー、軽い衝動で。風の強い国で君を見失い、あれだこれだと結論ばかりで手を汚さずに土を掘るやり方で満足していた。僕 ....
つまり何を信じていたとして
終わることしか選択肢は、僕らにはない
確率では
コインのその、裏と表のフィフティ:フィフティでは
等式の、左辺と右辺のイコールでは
だから何を疑っていたとして ....
今日は
自分であることが
うれしかった
ぼくを囲むお年寄りの
無数の瞳をうけとるように
語らうことができたから
今日は
自分であることに
じっと耐えた
ぼ ....
昼間だというのに
職場の窓の向こうから
日向を降りそそぐ
眩しいほどの太陽
( たちあがれ、たちあがれ・・・ )
弱さに{ルビ蹲=うずくま}る
ぼくの影を
照らしだ ....
コートジボアールばカカオ農場で奴隷ん子どん
鞭打たーて作らーたチョコラータば色事に使いなすな
とごえとるばい ほんなこつ不埒ったい
だけん なんさま ぬしにゃうちの実家ば長崎で取ーた煮干しで ....
たどり着いたとき
足元は
遠く、離れて
それはたとえば
風船に追い抜かれたり
迷子の小さな声が
群集で掻き消されたりする
午後のはなし ....
月の雫が溢れだすとき
私たちはなんだか嬉しい…
月が優しく
母のように見守ってくれるから
月の雫が輝くとき
私たちはとても楽しい…
月がまるでスポットライトのように
私たちを包みこん ....
君の延長線上には
何があるのかと
不意に話しかけられた
恵比寿の高架下を
歩いていると
腰あたりに
大根をぶらさげた
白いランニングに
バミューダパンツを
履いた男に
....
今日は朝から電話対応に追われてしまい
まともに昼食をとっていなかったから
目が回るなぁと思ったら四時十二分
営業車をコンビニの駐車場にすべり込ませ
アップルパイを買おうと思ったんだ
....
空の裏側に世界がある
もうひとつの
僕らが生きた
かつての空がある
悲しんでる
そこで死んで
ここで生きてること
彼らは何も知らない
開けっ放しの
誰もいない窓の外
子 ....
やさしさに躓いて
長い冬はセーターを編む
遠ざかる音楽に耳を澄ませば
寒さのなかにあのひとの温もり
息苦しさは募りゆく
はっと目覚めるコーヒーの朝 ....
昨日つぼみだった花が
次の日には
綺麗な花を咲かせていました。
それは僕の見ていない
誰も見ていないところでの
花の努力だと思いました。
すごく勇気を
もらった気がしました。 ....
4260 4261 4262 4263 4264 4265 4266 4267 4268 4269 4270 4271 4272 4273 4274 4275 4276 4277 4278 4279 4280 4281 4282 4283 4284 4285 4286 4287 4288 4289 4290 4291 4292 4293 4294 4295 4296 4297 4298 4299 4300
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.49sec.