何をそんなに泣く
何か悲しい出来事が起こったんだねぇ
玩具をお姉ちゃんにとられちゃったか

よしよし。

その玩具は、君にとってとっても大事な宝物だったんだよね
君にはそれが全てだったん ....
予定のない週末に
予定を入れた


 噴水を見に行く。

それで噴水を見に出かけた
ぼんやり缶コーヒー飲んだ
マラソンする人をながめた
虹が出た
ひとりぼっちだった


予定 ....
しっかりした冬だったから

色づきは

とびきりのやつを見せてくれるだろう

裏切ることもなく

期待に添うわけでもなく

ひとつきもしないうちに

まいにちさくらになるだろう ....
大井町


おい



大井町

お、お、お、お、お、
おい、おい、おい
ま、ま、ま、まってくれよ
ちょっとちょっとちょっと!

大井町

おかげさまでまあなんと ....
どこにも行くあてがなくて
彷徨っている
頭の壊れてしまった肉親に疲れ果ててしまって
終の棲家を探している
認知症患者じゃなくて
ただのおばあちゃんなら
まだ寂しく思う心があっただろうか
 ....
「おかあさん、そとがさわがしいね。
「冬と春がおすもうをとっているのよ。
「ふーん、どっちがつよいの?
「そうね。
 まだ寒いから、冬のおすもうさんかな。
 でも、さいごは冬のおすもうさんは ....
如月末日
今日も冷たい風と陰い空の日で
重いからだと虚ろうの胸の灯で
まっとうに奥行きのある
なんでもない日でした




昇り沈み陽は巡り
欠けてゆく ....
風の音が聞こえるでしょう

ほらね

何かを伝えるために
いつでも 風は必死なの

だから時々
大泣きしてしまうこともあるわ

その後は
優しい歌声を響かせて

心をふんわ ....
有難う
有り難う
ありがとう
何度口に出したら
つたわるのだろうね

只管に書きなぐったのは
感謝の言葉

どうか
どうか
仕合わせでいて

のこしたいものなんてないよ
 ....
気づいたら
いろんなひとが
両手で込めて 
差し入れてくれた

おにぎり

箸もつかえないくらいに
元気なくなったとき
たべるといいよ、って

おにぎり

すかすかの ....
色鉛筆
画用紙のお日様
油性ペンでフローリング

コマ送りの散歩道
飛んできた野球ボール
チクチク芝生に寝転んで
雲はないけど

球根はちゃんと買わなきゃ
爪もちゃんと切らなきゃ
 ....
無垢なるいのちをみつめる光は
かげることのない心臓だ

だからそのいのちの影は
しずむことなく
みちるばかりで
月の亡霊のように 果てしがない海原をひっぱる

陸地の無い水平線上に ....
タバコから出るひと筋のけむり
換気扇に引き寄せられ ゆらゆらと昇っていく

タバコから出るひと筋のけむり
線香の煙りのように ゆらゆらと昇っていく

タバコから出るひと筋のけむり
疲れた ....
挨拶は「今晩は。」
説明のつかない虚ろな景色を背にして二人は遊ぶ
逆回転のカタツムリの殻ばかり集めるコレクター
「薄紫の笑顔が特徴的です」
君が見る夢はいつも捩れて歪んでる

し ....
まっさらな
まっさらな
愛を 君に

そうしてそっと目を閉じるから
私が目を開くまでに
何処かにいってよ

君との約束を守ろうと
躍起になった私はどんな風に映ったのか
下らないと言 ....
果てない道の先には
いったい何があるんだろう

アクセルを踏みしめる
道端の草は崩れて
線になる
風景はみなみな溶け去って
線になる
僕は
センターラインに沈み込む

過ぎ去った ....
わたしは

耐え切れなくなって
海へと走りこんだ

冷たい海に
飛び込んで

もう

これ以上はもう

わたしは大声で泣いた
真っ青な海の中で

浮き上がったわたしは
 ....
世の中は回る回る
人は回る回る。
地は循環する
水は廻る廻る

世界と一体になり
逆らわず
品行方正に
常に正しく

悪魔の誘惑に
負けずに
清く正しく慎ましく
そうすると得 ....
梢重なるアーケードにて
グリーンがスパークリング
幹は苔生すブラウニー
抹茶泡立つ粉末に
サクサク砕けざらめ糖
踏み締めてはならぬ足

酔いの帳が辺りを包み
歩く足元サクサクと
サク ....
 夜の道標 風の音が聞こえない日は
 途方に暮れてただ通り過ぎるのをまっている
 ほんの少し耳をすませて
 心の中の何かが動く音を聞いてごらん
 今までの軌跡が 何かを教えてくれる
さらしてしまえって君は言うけど
私っていったい何だろう?
雑誌を飾るあの子みたいに
真っ赤なフリルも着たいけど
「似合いっこない」でまたジーパン

許してあげなって君は言うけど
欲しい欲 ....
さびしい、

さびしいとは

どういう場所からやってくるのだろう

感謝が足りないから

さびしい、

感謝にみたされていても

さびしい、

感受性の問題で

さびし ....
 いつか見て見たことは無いと思っていたらしい夢

君は原色オランウータン
君でさえそう思うだろ
それは事実なんだ

けれどもぼくより
少なくとも ぼくより
楽しいだろ
そうだろ  ....
世界や時間は、僕たちに優しくなかった。











 ....
私たちはここにくるために
毎日を送っている

ないて
おこって
傷ついて
笑って

すべてここにくるために

そうして日々はすぎていく

ありがとう
ありがとう

不安と ....
どこかで呼ぶ声がした。

その声は今…


確かに聞こえた声。

その声は今…


振り向きたいけど
いけない。

振り向けば
もう戻れなくなるから…


だから聞こ ....
伝わらないもんなんだろう

わかってる

この想いほどは

いつも君には届いていない





共感してみせて

大袈裟をさらして



 ....
鳥の名前を覚えることから
始めようと思うの
と、その人は言った

たとえば、つばさを一瞬たたんで飛ぶ
あの鳥の名前を覚えたら
あの鳥はもう
見知らぬ鳥ではないでしょう?

さらりと雪 ....
もう離さない…確かに見えた淡く繋がる未来を


無理しないで 大丈夫貴方なら だからReset&Restart


笑顔、それは嘘だよ。まだ棘が刺さったままだ。


他人を想うあま ....
誰かを抱きしめたくて
たまらない夜がある

互いの名前は知らなくていい

腕の中に温かい吐息を包んで
言葉で何かを交わすような
優しい気遣いはいらないから

飽き果てるまで貪り尽くし ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
赤子ukiha1*08/2/25 21:41
予定のない週末ふぁんバーバ...11*08/2/25 21:25
まいにちさくら吉岡ペペロ308/2/25 20:58
大井町ひらりん208/2/25 20:40
施設へ[group]暗闇れもん108/2/25 20:29
大風とおすもうさん寅午508/2/25 20:12
つれづれ鎖骨1*08/2/25 19:59
風のように渡邊永遠308/2/25 19:46
9月5日三上あず1*08/2/25 19:14
おにぎり唐草フウ10*08/2/25 18:52
レイディーバードと黄色のチューリップsunaos...2*08/2/25 18:44
心臓こしごえ6*08/2/25 17:52
タバコここ5*08/2/25 17:38
「コラージュ」菊尾3*08/2/25 17:37
金平糖三上あず2*08/2/25 17:14
アクセス由志キョウス...208/2/25 16:57
おいしい海水風音3*08/2/25 16:56
万物流転ペポパンプ4*08/2/25 16:02
吠える針葉樹林木屋 亞万2*08/2/25 16:00
道標伊那 果0*08/2/25 14:10
「誰が私ですか?」高槻 空808/2/25 14:06
さびしい吉岡ペペロ408/2/25 12:57
青い満月よしおかさく...5*08/2/25 11:58
彼女の命日より海月008/2/25 11:49
大切な人raira008/2/25 11:18
xたろおx008/2/25 11:03
約束までの約束caleha9*08/2/25 10:23
名前を覚える北野つづみ11*08/2/25 8:07
一行詩集"Let's call it a day. ...[group]相羽 柚希4*08/2/25 1:49
抱夜一筆1*08/2/25 1:26

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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