日曜日の朝なら
町内会で
いい天気になる予感よ
白くて洗いたてのかっぽうぎを着て
三丁目の公園で
おにぎりをにぎろう

おばちゃんたちは
生きることそのまんまのように
ぱわふるよ
 ....
無い。

あるべきものが無い。
あのときあったはずのものが、
何処を探しても見当たらない。

涙は枯れた。
探すことももうやめた。

ただ少し、
心象に浸ることがあるだけだ。

 ....
僕とキミはいつも一緒
決して離れることは無い

出会った時からそう思っていた

いつも、キミとともに行動し

キミとともに生きていた

悲しい時、辛い時、楽しい時

いつだって一 ....
喪服を着て
ビール一杯で酔っ払う

泣けばすべてを否定してしまうだろう
僕はそれが怖かった

生きていることが奇跡だって
知っていても毎日僕らは
生きるための具体的 ....
蛙の父さん
お玉杓子の時代が
懐かしいといふ

理由を聞けば
兄弟がいとおしい
といふ

額にあたる雨つゆ
を少し気にしながら

ゲコ
っと哭く
濡れない雨の優しさよ

浸す事なく払えば落ちる その優しさよ
醜さすべて覆ってしまう その優しさよ
気狂う獣の怒りを眠らす その優しさよ
季節の黒を縁取ってゆく その優しさよ
白き光でとお ....
誰にも聞こえない唄が毀れている
ジグザグの音を縫い合わせている
縫い目から滴ったひとしずくのアトリエから
誰にも聞こえない唄が毀れている

この唄は奏でると蒸発します
というライナーノート ....
ドラマは個性によって成り立っている

それすらわからなかった

それが最近わかりかけて

でもこっちの世界では

他人と自分の境界線を

まだ引けていない


本当のとこ ....
春めいてまいりました お元気ですか

雨が降るこちらです お元気ですか

会いたくありませんが お元気ですか

私が元気な事は教える気はありませんが

君は元気ですか

抽き出しに ....
こんなに長いアスファルトを簡単に置き去りにしていく

作ったら大変だろう

ずっと向こう側の真っ暗闇の中の木々たちは何を考えているんだろう

あっちに行ったら恐いけど 車が勝手に進んでくれ ....
今はいろいろと大変な時期だから

僕も仲間に入りたくて仕事を増やす

君が大変なのはわかるけど

俺のほうが あたしのほうが

なんだか

そんなの悲しすぎるじゃないか

なん ....
赤い目を瞬いて
日差しが遮る白いアスファルト
の上
暖まってきた大気の塊が
くっきりとした輪郭をもつ
午後に、
中華料理を食べる。
そうやって情熱をコントロールしている

でもね、ぼ ....
嫌い、醜い、

考えてる、汚い、

こんな感情知りたくなかった






なんで
あたしじゃないの

なんで
あのひとなの





わるいとこなおすから
 ....
裸のまま
まぶしそうな仕草で
月明かりに浮かぶ
広場の青銅像の影が
焦点を化石の姿に結ぶとき
恐竜の骨、それが
今日のあなたの言葉

  騙し絵は嘘もつかずにごまかしてきた
  勘違 ....
僕が少女のおさない乳房に吸い付くと
その白いあたたかみは、小さなうす紫の頂、口付けたところからメリメリと裂けました
滑らかな裂け目から待っていたようにこぼれあふれたのは
やわらかなビー玉のように ....
しあわせな言葉ったらし共が
今日も社会と隔離された理想郷で
中身の無い幸福を謳っているとき

俺はと言うと九州の西端で
印刷するたびに一行ずつずれていく
請求書のデザインを直していた

 ....
風切羽を無くしたジョナサンは
くちばしに咥えたチェリーを誰にも届けられないまま
モノクロームになって千切れていく
きりもみしながら

その隙に僕らは天国のドアを叩こう
ハト時計みたいに出た ....
そこは、海だったかもしれない
砂漠だったかもしれない
眩む赤に息をしたとき
空っぽに鳴いた
 
 
ざわめきを愛ととらえて
神様から定数を与えられる
 
 
わたしは、魚だったかも ....
私の心は 不純である
なりたくてなった訳ではなく
他人に汚された訳でもない

ただ 毎日
そう 毎日の中で
自分が
自分自身にさえ
気持ちを偽り続け
いつの間にか
それが当たり前と ....
井戸水を拾って
足音をしのばせて
どうか誰にも
誰にも気づかれませんように    想いを、想いを、想いを
つるべを握って         しのばせて
雨よ、雨           降るのは花 ....
あなたの
エアコンを修理する電器屋さんは
あなたの恋人になるでしょう

ほんとうは
電器屋さんでもないのにその人は
あなたのエアコンを修理するでしょう

あなたのエアコンを
修理でき ....
どうろのまんなか
ぼくひとり
あかしんごうを
わたってる

こわくないよ
こわくないよ
こわくないよ
だれも
だれもいないから

ネオン
ネオンはぼくをよわす
ネオン
 ....
 ウォッカ、テキーラ、スピリッツ、宙をひ
と呑み五臓六腑にスペースシップ。酔いが回
れば漕ぎ出して、あてもないのに宇宙探索。
隣の星雲きれいだけれど、今夜のお宿に ....
俺のクラスには 姫がいる

―{ルビ小鳥姫=コトリヒメ}―



小鳥姫は 俺の恋人であり みんなのアイドルだ



白鳥と インコと 燕

それらの良い所だけを 寄せ集めた彼 ....
窓から降りそそぐ光に
神の手をまねて
祈りを添える
風が始まりのように吹いてくる
命の悲鳴を聞くまえに
私たちは
ドアを開けて
地平線へと向かうのだ。
サヨナラバード
冬の月をのりこえて
きみは、きみの場所へ帰る
たくさんたくさん手を振った
またねと云うのが本当はさみしかった

たぶんぼくは忘れるだろう
毎日の雑多におわれて
そして空 ....
暖かくなる少し前のこと
この地方では年に一度あるかないかの雪が
めずらしく降り積もった ここ2、3年で
街の概観が真っ白な大体の景色になることはなかった
家々の夜は、魔法使いの逆鱗に触 ....
骸骨の運転する車を隣町へ走らせて
無人の街へ降り立ち、ひとり遊びに疲れると
電車に乗って帰って来、立ち食いソバなんかで済ます
その隣町もそのまた隣町も区別がつかない程
同じ様子で無 ....
名前も知らない君に宛てて
手紙を書いてみた

むしりとられた花の発狂
野イチゴの赤の絶叫

青い空の下で散歩しよう
手をつないだら
君の手は汗ばんでいて
遠く聞こえる汽笛の音に
錆 ....
月が好きなふたりだった

いくつもの月がふたりを照らした

あのころの轍に

いさぎよくSAYONARAしよう


春なのに月は

霞みが微塵もなかった

真昼のしろさだった ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
おにぎりにぎろふぁんバーバ...7*08/3/23 9:09
無常に燕(ツバメ)008/3/23 4:59
霜月 ゆうゆ...008/3/23 4:43
喪服を着て408/3/23 3:32
そば・つゆ夜恋208/3/23 2:57
濡れない雨井岡護1*08/3/23 2:14
スワンソング悠詩2*08/3/23 1:53
線引けば短角牛008/3/23 1:53
拝啓藤原有絵108/3/23 1:44
高速道路ever108/3/23 1:39
愚痴に愚痴れば短角牛108/3/23 0:24
これからiloha4*08/3/23 0:19
無題ほのか008/3/23 0:18
夜の散歩道たりぽん(大...6*08/3/23 0:13
乳房因子2*08/3/22 23:55
俺はと言うと松本 卓也408/3/22 23:42
創書日和「鳥」[group]虹村 凌1*08/3/22 23:31
倉持 雛808/3/22 22:33
不純[group]J.M008/3/22 22:18
しのばせてふるる18*08/3/22 21:55
エアコン小川 葉108/3/22 21:48
ネオンゆうと1*08/3/22 21:23
「 五臓六腑にスペースシップ。 」PULL.2*08/3/22 21:21
小鳥姫[group]愛心1*08/3/22 21:04
果てしない旅Etuji208/3/22 20:36
サヨナラバード唐草フウ10*08/3/22 19:42
白雪ヨルノテガム108/3/22 18:36
適当な世界308/3/22 18:16
手紙 〜春〜日野 タマ108/3/22 17:54
SAYONARA吉岡ペペロ508/3/22 17:51

Home 戻る 最新へ 次へ
4222 4223 4224 4225 4226 4227 4228 4229 4230 4231 4232 4233 4234 4235 4236 4237 4238 4239 4240 4241 4242 4243 4244 4245 4246 4247 4248 4249 4250 4251 4252 4253 4254 4255 4256 4257 4258 4259 4260 4261 4262 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.43sec.