なんだかむしゃくしゃして
自転車と一緒に飛び出した

雨なんか降ってきてそれでも懸命に足動かした
何があっても君のことばかり 考えてたよ


どこで道を間違えたんだろう?
あのとき ....
例えば僕に
とんでもない不幸が襲ったとして
これはこれは
誰よりも辛いことだ。

そう思いかけたとき
となりに倒れている男の子が見えた。

その子は僕に
不幸も幸福も
比較すれば常 ....
階段をふみはずしたとたん
ガラガラと足元からくずれていく
ころがる立方体
白い平面につぎつぎと映る画面
バラバラになったコラージュのような
アナタの顔が散らばる


ダウンロードしよう ....
潔く
呼ぶ名前。





連絡、くれたら嬉しいです。


アナタを想い出すと
その留守録の
ハスキーな声を思い出す。



ハンサムな彼女。

弱さと強が ....
営業の途中
ビルの谷間から空を見上げてしまうのは
あのころ空に向かって投げたボールが
いまだに落ちてこないからだ

夏の高校野球のサイレンに
空襲警報より
怯える

キャッチボー ....
 
僕の頭の上に
女王様が巣をつくった
重みに耐えていると
紅茶の良い香りがする
きっと紅茶を飲んでるんだろう
「まあ、きれい」
きれいなものは誰が見てもきれいだ
僕はずっと
死んだ ....
何かが転がっていた
転がってきた
柔らかい何かを踏んだ
羽だらけの塊
小さな翼なのだった
踏んだのか
踏んだのか
振り返り見て見ないようにする
人通りの多い階段脇
誰も
立ち止まら ....
出口に中指を添え
Tシャツとジャージ 石鹸に座ってよろめく

壁を蹴ると滲む 気化した感情
昨日の雨は冷たかったが
雨上がりを見逃してしまった

窓を打つ音は
雨後雨と報じる
曇りガ ....
春、という実感もないまま
海を泳ぐ
わずかに持ちあがった
二の腕から滴る光に
戸惑う
掻き寄せるものは
どれも曖昧な痛みばかりで

だいじょうぶ、と
支える声は
生え変わったばかり ....
誘ったわけじゃないけど
そうなったらいいなって思ってた
そう思っていたらそうなった
それだけで満足だったので
それ以上のことはなにも
いらなかったのに
あなたは
いろいろなものをくれよう ....
眠るのが嫌なのは昨日の私を置き去りにしてしまうから
一緒に連れてってあげてよ、と理由付k



誰かァ
話そうよ

記憶化することに怯え、恐れ
忘れ去られることが悲しくて

雨の ....
さらり 落ちてく 雫
見えないけど しょっぱいな

春の夜更けに 声も出ない 君の肩

探しに行く

奥へと 蒼い海
甘えた指先に
花の調べと 温かな肌の
二人の未来は
楷書で描 ....
        080326


懐中時計の
くさりです

懐中時計の
うらぶたに
小さな
値札をはり付けて
昨日の
価格を書き入れる

古道具の店先に
禿げた頭が
突っ ....
時間の音がする

何かと思ったら
雨漏りだった

いつのまに
雨が降ったんだろう

いつから人は
泣くことを覚えたんだろう

雨の旧道を走り去る
一台の車の
静けさのように
君のことを、書き表わそうとしてみたけれど

なびく という字が 書けないの。
ひだりての

おやゆびの

あかいあと

ふたつある

なんだろう

ふりかえる

おもいだす

ふときづく

あのよるに

そういえば

おしあてた

た ....
 空席と指定席の区別はなかった。真夜中だった。
列車の座席の上を
紋白蝶が、泊まり歩いていた。
誰かが置き忘れた携帯電話が、
蒼冷めたシートに語りかけていた。
沈黙が発光していた。それから消 ....
  青年が彷徨う場所はあのトンネルの中なのか
                     ド
   と煤を擦り磨けとあるいは慎みふかく ロ
   れ               石 ド
   擦 ....
赤い鉄筋の橋をわたり
360度くるりとまわる
軸足がずれてよろけても
雨上がりの空は青い

駅前のカフェで
正面に座る人を見つめた
睫毛の長さと
指の節の太さ
あと首筋の香り

 ....
無機質な白い瞬きから
開放される
鳥の群れ
きらきらと羽ばたく所へ
ざざざ・・・、ざざざ・・・
心地よい雑音
身をゆだねる
私の心
おだやかに波打つ
生真面目な針から離れる
すべて ....
いつも同じものを追い求めていると
歩行者天国で迷子になってしまう
だから、星を見に行こう

道をさがすのは、やめようか
船乗りのように六分儀とコンパスだけで
最初の一歩、方向を決めてみ ....
 
 
 
それだけで
たったそれだけで
僕らは繋がる事ができる
 
それだけで
たったそれだけで
僕らは笑い合う事ができる
 
それだけで
たったそれだけで
僕らは傷付ける ....
蚤の足取りを辿る形骸化の生業
思考の傷口に沸いた蛆どもが正気を喰らう音が五月蝿い
漆喰の壁に浮かんだ雨漏りの名残が
やがての父母の死体に見えて身震いをする夜
時計の針の様に大人しく生き ....
毎日 毎日 毎日
が 繰り返され
私たちは
様々な 様々な 様々な
人々の 心と
交差しても
不可解にしか
交わらず
数え切れない
交差した 思いを
何のためらいも なく
食べ  ....
足の裏に口がある
もう顔を使うのは
やめにする
ねぇあなた
冬を知っていますか
春に芽吹いたあなたは
いつか冬に死ぬのです
私はずっと見てきました
私は冬を越えてきました
ぽかぽかと暖かい体に
雪解け水が染み渡る日
あなたは冬を知ら ....
ピアノ伴奏のある

昔の洋楽を聴きながら

朝の街道をドライブする

ニッポンのビジネスマン

街路樹の子宮のなかをゆく


きょうもハードな商談がいくつかある

じぶんたち ....
好奇心には常に
危険が従っていて
後ろには後悔が
待っているかもしれない。
でも
後悔ではなく感動が
待っているかもしれない。
それは危険を追い越した
者にしかわからない。
春の陽に
野原の草がきらきらひかる

菜の花が揺れ
ペンペン草が大きくなる

ホトケノザも
紫色の小花をたくさんつけて

たんぽぽが
黄色のブローチのように
地面をかざる

 ....
眠くなって沈んでゆく 冬の空気の満ちた部屋
放り出されたのは歪んだ逆三角形
電柱の震える音が聞こえている

バランスが悪いから きみと一緒にいたいのかな
肩から逃げてゆく 空に消えた青い鳥
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
はるこ108/3/26 21:41
幸せxたろおx108/3/26 20:57
コラージュ渡 ひろこ15*08/3/26 20:09
haー 華 ーnaSa;008/3/26 20:01
夢の終わりから、ずっとRT4*08/3/26 18:02
景色たもつ1408/3/26 17:37
小さな翼[group]よしおかさく...8*08/3/26 12:56
雨のち佐々木妖精13*08/3/26 12:16
春のクロール佐野権太22*08/3/26 9:34
ごめんねチアーヌ208/3/26 9:25
2008年3月26日水曜日 午前5時6分無知アコ008/3/26 5:06
なみだsk108/3/26 4:55
古事記あおば1*08/3/26 4:35
時間の音小川 葉4*08/3/26 3:50
名前もしらない因子1*08/3/26 1:15
あかいあと燕(ツバメ)008/3/26 1:11
彼女は言った、現実ってそんなんじゃないプテラノドン2*08/3/26 1:09
青春 I井岡護1*08/3/26 0:45
冷めたカフェラテnaru608/3/26 0:39
ここ408/3/26 0:37
ほしをみにいこう[group]たりぽん(大...4+*08/3/26 0:19
それだけ蟹太郎008/3/25 23:46
ホロウ・シカ...1*08/3/25 23:35
[group]J.M1*08/3/25 23:11
我慢の限界チアーヌ108/3/25 22:57
若葉に野火 後里108/3/25 22:27
ニッポンのビジネスマン吉岡ペペロ708/3/25 21:46
結末美琴208/3/25 21:32
春の眺め408/3/25 20:53
飛ぶ日新谷みふゆ3*08/3/25 18:37

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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