揺れる
運命の場所で
神様の子どもたちに
優しくなでられながら

咲きたい場所で咲けるわけじゃない
揺れたいときに揺れるわけじゃない
けれどこの場所で咲いていくと 
揺れていくと決 ....
君に惹かれて
ひかれて
ぼくの水面に波が立つ

君に惹かれて
ひかれて
あふれそうになる
この思い

だからぼくは夜が好きで
こうして夜更かししては
君に会う

その裏側 ....
ごめんね
君を失って知った
今更どうしようもない思いを
とてつもなく切ない気持ちを
「大切」と呼ぶこと

ありがとう
君と出会って
気づけた
憂いに寄り添うことが
「優しさ ....
「お前ひとりくらい入れるぜ」

急に降ってきた雨

折りたたみの傘が
小さくてごめんねと言う

持っていなかった
多分
雨は大丈夫だろうと思ってた

帰り道
何も話さないかもし ....
ずっと思っていた
私は何のために泣いていたのだろう

怖いから?
流れていくと思ったから?

涙はいくら流しても
痕を遺していくというのに…

ずっと刺さっていた
私は誰を思って泣 ....
闇夜に咲く花はきれいやね、と言うお前はこんな真っ暗なところで一体何を見ているというのだ、と僕は思うけれど、そうだな、と同意する。お前は満足したようににやりと品無く笑い、また夜道を歩き出す。その足先はい .... 十七年
経って今頃
ただいま
しても
虫のいい話とはわかっちゃいたことではあったけれども
無理やり思い出しながら
使い方確かめながらの
ご当地言葉じゃ
ギクシャクするのか
知らぬ顔さ ....
風の強い朝に吹き散らされた雲の放恣な広がり
僕たちの寝乱れたシーツのようだねという君を
横目に見ながら私は昨日身体の中で一度だけ
咲いた水の踊りを思い出そうと必死だった
テーブルの上に置かれた ....
           帆
山         を             藍
葵        打  放           染
と陵       つ  物          埠の
 辱    ....
朝起きたら布団がチーズになっていて
僕はトーストになっていたんだ
左脳の辺りを噛みちぎられて
イメージだけで世界は動く
しまった僕の新しい顔はもうない
昨日サンドウィッチになって
全部食べ ....
コンクリートの塀の上に
鳥みたいにとまって
下を見たら崖で
気づいたらもう
落ちている夢を
いや
妄想をよく見て
神経は
そんな私の頭の中に不安という
ゴミが散らかっていると警告する ....
まわる裸足のステップ
流線を描く白い手
揺れるスカート
君の赤いスカート

純粋の赤
静寂の赤
孤高の赤
唯一の赤

まわるスカート
揺れるスカート
君の赤いスカート
閉ざされた想い
祈り合わせた手から
こぼれ落ちた
二枚貝

黄金色
さざめく波に乗せて
天上のせかいは
ぼくたちの住む世界の
ちょうど裏側にあって
あちらに行けるひとはなかなかいない

そのせかいは
雲の上とか空飛ぶなんとかとか空中庭園のようなとか
とにかく架空のせかいらし ....
安否された記憶をたどり
行き着いた先にはあなたの島
正午の光も 豊満な裸体も
燃えさかる海へ流される
原色のサルがなき喚く森で出遭った奇怪な蔦をもつ植物たちよ
その乱暴な肢体からは緑の湯気が ....
駱駝は人手に渡してしまった。
少しの水と、一日分の糧と引き替えに。
だから二人の娘は手をつないで歩いた、
月下の沙漠は、
はろばろと二人の前に広がっていた。

邪恋の娘ども、と囃し立てられ ....
地上を覆う 
夜の帳の重さを 
老木の林が支えている 

土深く 
張り巡らせた 
無数の根足を踏ん張りながら 

夕闇に黒く浮き立つ 
老木達をじっとみつめる 
君の体から放たれ ....
失いかけたものを
取り戻せた。

もう少し遅ければ
失ったのかもしれない。

一瞬。

たった一瞬の判断が
失ったはずのもの。
それが
そこにあるかもしれない。

いや
あ ....
わたしの心と体というふたつは 
風の息吹に包まれながら 
透けた紐に結ばれたひとつです 

体が体のみならば 
わたしは只の人形です 

心が心のみならば 
わたしは只の霊魂です 
 ....
休診日の歯科の 
窓を覗いた暗がりに 
健康的な白い歯の模型が一つ 
短い四本足で立っている 

昨夜は歯を磨き忘れ 
( 夢を見よう・・・ )と
くたびれたまま眠りについた 

寂 ....
なまえ
こゆうめいし
まわりまわって、めぐりめぐって
どこかで つなが、る。
だれかの存在を星座の始点の牡羊座にしたとして、だれを終点の魚座にするかな^^?
なんてどうでもいいこと ....
砂糖、塩、酢を混ぜる
酢の量は
多過ぎず少な過ぎず
シャリをうちわであおぐ

ボールに水を張って
サビを用意して
ネタはそぎ切り
一気に切る

寿司は気合で握る
ネタはあまり触ら ....
昨日夢で見た
女の子が死んでいる
その目は悲しいね
私は何も知らないんだけど
あの人に会いたくなって
泣きながら走ってる
これ以上会えないと
分かっていても
愛は止まらないよ
あらゆる方向から放たれる光の線を
波には乗らず
その透明さを感じながら
髪をなびかせ
駆け抜ける

ひたいの汗
ぎゅっと握りしめた手からは
こぼれ落ちそうな
ちいさな希望のかけら
 ....
シャキ

ジャキ

ジャギ

ジャギッ

落ちる
落ちてゆく
さっきまでわたしであったそれ
ぎらり光るハサミが引き離した

箒で集められ
ゴミ箱へ
見送ることが出来るのは ....
残ってきたのは茶色になってぐちゃちゃになってどうしようもなく汚くて目も向けられない
インディペンド
「そんなの冗談だろ」
「そんなの嘘だろ、いい加減にして」
口と口のサーカス
火もふく
 ....
苦笑いの男は残酷な少女にこう言いました
「生まれ変わったら 一緒になろう」

残酷な少女は少し笑って言いました
「うん いいよ」 

そう約束して二人は別れました

苦笑いの男は無知な ....
{引用=気がつくと私は朝食を食べていて
ちょうど大根の葉の炒め物を乗せたごはんをお箸で持ち上げようとしたところだった}


突然ですが
はだしの生活を始めて
そろそろ3年になります
コン ....
おでことおでこをくっつけて
君と春のうたた寝
寝息が波のように遠ざかり
いつしか君は夢の中
匂うような春はこんなふうに
小さな子供に戻って
やさしい眠りに包まれていたい
そっとそっとゆら ....
憂鬱な日
ジメジメして
イライラして
時間が経つのを待つ

元気が出ない
何もしたくない
人に八つ当たりする
外に出たくない

アーリラン、アーリラン
アーリラリヨ
峠を越えて ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
青の詩人3*08/4/19 4:31
引力1*08/4/19 4:27
ありがとう。1*08/4/19 4:27
@ひとりなら貴水 水海308/4/19 2:44
深騒燥想ゆきのかけら...0*08/4/19 2:25
妹よなかがわひろ...1*08/4/19 2:02
蝙蝠北村 守通108/4/19 0:58
水の庭及川三貴308/4/19 0:45
描写井岡護0*08/4/19 0:40
詩人では、ない焼きたてでもないただ、さめている木屋 亞万1*08/4/19 0:31
散る桜蒼木りん308/4/18 22:58
由志キョウス...508/4/18 22:48
流された貝こゆり6*08/4/18 22:42
世界とぼくの涙れんげ108/4/18 21:51
あなたの得た浮力、わたしの透明さとの交感逆島夢子5*08/4/18 21:25
影さやかな月のもと[group]佐々宝砂16*08/4/18 20:54
いのちの石 服部 剛308/4/18 20:18
かもしれないxたろおx208/4/18 20:16
宇宙ノ木 服部 剛10*08/4/18 18:57
ましろい歯 008/4/18 18:26
無題長谷川智子2*08/4/18 17:47
握りずしペポパンプ5*08/4/18 17:43
そらの とこ1*08/4/18 17:41
わたしマラソンこゆり5*08/4/18 17:30
散髪餅月兎308/4/18 16:32
四と六の足し算ふもと 鈴108/4/18 16:32
【前世 来世】つむじまがり3*08/4/18 14:33
西洋甘菜よしおかさく...6*08/4/18 13:43
春は夢の中未有花12*08/4/18 12:58
雨降りお月さんペポパンプ3*08/4/18 12:45

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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