あのね、もう少しであたし死ぬの。

そんな事言ったって死んだりしないけど
ただその言葉だけで死んだ気になりたい

嘘吐きなあたしの胸のうちは
どす黒くて意地汚くて
そんなあたしのこと ....
「やっぱ無理だわ」と言って長女はブラウザを閉じた。
「音声だけなら大丈夫じゃない?」と次女。
「いや、それでもダメだった」
「なんで無理なの?」と三女。
「いやなんつうか、分かんないけど無理」 ....
時雨れて 灯る

電飾の街に
密かに流れている 音楽
それぞれの想いに

灰にむせぶ
軒の低い 並びに

人 人は傘に身を寄せて 通り過ぎ

雨足に歩道は すっかり

足音と ....
足で持ち上げ
タカイタカイをする
喜ぶ
前後左右に振る

肩車をして
走りまくる
手を持って
くるくる回す

くさいくさい布団で
指をくわえ
ウキワでヒマワリ
カタツムリを作 ....
悲しさや
つらさや
淋しさは

忘れたふりをしては
いけません


心の奥底に
オリとして
静かに存在しつづけ


爆発する日を待っているから
そのちいさな身体には大きすぎる
僕のYシャツを着ている君


窓に浮かぶ思い出は
あの日ならんで歩いた砂浜

せまってくる白線をとびこえて
水しぶきをあげてはしゃいでいた

いま
 ....
海岸で拾われてきた貝殻みたいに
居場所を少し間違えただけ
それがあるべきところから
遠く離れてしまうよう

「そう、まるで午後の雨のようね。」
と、あなたはつぶやいた
空の天井を落と ....
僕はガキだから

愛されたい


愛はもらうより与えるものであると

与えるほうがすばらしいと

与えれることは偉大だと

数々の偉人が語るけれど


自分で言っといてなん ....
あわれな魂
ひきずるオマエ
断言しよう
貴様はダメだ

口を開けば
うまくいかない
世間が悪いと

たぐりよせれば
すべて
己の弱さに
辿り着く



ころころと
名 ....
嫌いなもの。

この世で一番 嫌いなもの。

君を 待つ 時間

幸福なもの。

この世で一番幸福なもの。

君を 想う 時間

君を想いながら待つ この時間は

果たして ....
 右肩を叩く理想は音符
 左肩に寄りかかってくる現実は数字
 ベッドの下には欲望の雑誌
 頭に被るは理性の帽子
 風が靡くだけで揺れる心よ咲け咲け
 
 大志を抱えて出たはずの旅路
 強 ....
ボクらの世界は相変わらず何も変っちゃいないさ
キミ、ボクの声がきこえるかい?

選ばれていったキミ、闘いの日々だというじゃないか
大丈夫か?体など壊していないか?
誰よりも強いキミのことだか ....
グレープフルーツと痛み止めと酒を大量に用意して
儀式の始まりさ
何処まで行けるか試しているんだ
自分が何処のどいつか忘れたいんだ

裏切りの戦場で
くぐり抜けた修羅場の数だけ
 ....
いち、にい、さん
カウントをする
いち、にい、さん


意味
にかっこをつけてみる
「意味」
無意味なふるまいだ

きみの場所はとっておいてあるからいつでも
すきなときに
でき ....
言わなくていいんだと
きみはぼくを細くなった手で
握りました

体も細く縮んで
手はしわしわでした

きっと生まれ変わるので
きっと心は生き続けるので
さよならじゃあ
ないんだよ
 ....
半袖半パンで
自転車を乗り回し
坂道砂利道奥の小道
野球木登り鬼ごっこ
友達がいれば
いくらでも遊べる

日曜日公園でひとり
誰も集まらなかった朝
滑り台を貸し切って
大の字に寝そ ....
(こんなにも愛しているのに
(どうして私を選ばないの、

見上げた空は高く遠く
小さな身体を青に染めて
聞こえてくる声に
耳を塞ぐ
オ前ハ要ラナイ消エロ
早ク自決シロ

届かなかっ ....
夜が深まる、深まる
空が隠れる
るるるるるって聞こえる
るばっか言ってんじゃねぇよ
って聞こえる

るるるるる
ふふふふふ
女性が小さく笑う声が聞こえる
眠りに誘 ....
すげぇいい女が絡んできて俺の皮膚を奪った
いい女の定義がよく分からないが
神経は過敏に空気に炸裂した

すげぇいい女が花瓶に差し込まれて飾られる事件
口から血を垂らし「おはよう」「おはよう」 ....
お前の振動が反復している
もう一度鮮明な空を見せようと
必死に地面で割れている
硝子のケースは生裸でギギギと音が鳴る
内側はダニだらけで背中を噛まれまくる
捲し立てる
恐怖や創造について
 ....
いつもじとじと湿っているこの街が
珍しくからっとしている
空に雲はなく
赤裸々に青を露出させている

そしてぼくは手帳の予定をなぞる
風は穏やかに通り過ぎ
なにごともない

なのに
 ....
悲しみに膨れる身体
死を迎えに行く木の枝振り
境界は本を読む青年
傍観者が過ぎ去る
今朝はコーヒーをいれて絵を描いていた。
開けたままの窓からはしっとりと雨の匂いがして、「梅雨か」と独り言が漏れてしまう。
東京にはもう季節がやってきたようである。
大きな荷物を両手に持って、疲れ ....
夢を見たいと望むなら
夜になるまで太陽を
にらみ続けて
なぐり続けて
ようやく昨日のリングに沈んだときに

ガッツポーズして
ふらふらで
歯とか何本か折れて
へとへとで

 ....
熱を失ってしまったこころを
電子レンジに入れて温めようとするけど
なかなかうまくいかなくて
いらいらしてきてふたを開けるけど
まだ全然冷めたままで
あったまったとしても
またすぐに冷め ....
無条件の愛が欲しかった

この世は前向きに生きてゆかないと前進しないという普遍法則を前に

少し休憩したかったからだ

健全なものを楽しんで 正しい姿勢で寝れば マイナスはないのかもしれな ....
男が泣いて何が悪い


恋した女と一緒に住んで

あの日、

ケンカして

1年ぶりの1人の夜に

いつもと同じビールと

1年ぶりのコンビニ弁当


窓の外には

 ....
私は死にました
私は死にました
私は死にました
何回も死にました
小さい頃、曾祖父の寝顔を見て
眠ることが死ぬことだと知りました
死んでもすべては無くならないことも知りました
死ぬと成長 ....
         080510


生まれたばかりの赤ん坊
歳を喰った赤ん坊
水を浴びて楽しそう
仲良くならんではしゃいでる

これから通る寄り道は
怖いお化けが威張ってる
拳骨  ....
流れ星
流れ星

誰かがいたのに
誰もいない

願う前に
消えた




お願いばかり
つのらせて

報われて
報いることを
忘れていたから


流れ星
流 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
追憶ひめと108/5/10 21:45
詩のボックスオースティング三姉妹キリギリ208/5/10 20:17
雨に煙る 街 街アハウ508/5/10 19:46
子供ペポパンプ6*08/5/10 19:28
ふつふつと舞狐5*08/5/10 19:17
「Yシャツと君と、君のちいさなお願い」[group]ベンジャミン7*08/5/10 18:54
紫陽花を待つしろう2*08/5/10 18:51
駄目なんですよ、もうこんな歳なのに。短角牛108/5/10 18:14
あわれな魂udegeu...0*08/5/10 17:55
キライなもの。ウデラコウ3*08/5/10 16:06
タンポポ山崎 風雅308/5/10 15:55
シリウスの海[group]西日 茜10+*08/5/10 15:25
最前線からの手紙maynar...008/5/10 14:59
いちという場所友里納108/5/10 14:47
さよならをREMING...308/5/10 14:38
しゃらららラララ木屋 亞万0*08/5/10 14:36
失恋AKiHiC...308/5/10 12:56
深夜の連弾狩心5*08/5/10 12:12
ベッドマン・スルーイット3*08/5/10 12:12
忘れ去られた眼鏡208/5/10 12:11
距離餅月兎608/5/10 8:48
廃れの景小禽008/5/10 8:08
梅雨の男208/5/10 8:01
シャドーボクシング青の詩人3*08/5/10 5:29
ゼロワット0*08/5/10 5:04
小さな無償の愛ever008/5/10 3:26
男が泣いて何が悪いトオル108/5/10 3:06
おやすみなさいまつみ4*08/5/10 2:19
水浴びあおば3*08/5/10 1:42
流れ星オレンジ108/5/10 1:34

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