終わらない海を想像して
約束という言葉をちぎっては流す
冬が終わったら会いに行くから
そんな約束を果たせないまま
もう季節は夏になろうとしているので
出せなかった手紙は紙飛行機にして
非常 ....
雨戸をしっかり閉める
窓をしっかり閉じて
鍵をかける
電気機器のコードをすべて抜いて
ガスも水道も止めて
明かりも消して
それでも
どこからか音が聞こえてくる
時計の電池を抜いて
 ....
こうして死んでいく全てのありがとうにさようならをして横たわる。眼下を流れていく、ある程度フォーマルな日常。バニラエッセンスのにおいはどこにもいない。自分のために動いていたはずだったのに、なりたい自分に .... TVから溢れるノイズ
インターネットから溢れるノイズ
ブログから溢れるノイズ
ノイズ/情報の濁流

ヒトの生理的リズムを無視して
社会は勝手に転がっていく
置き去りにされた僕たちは

 ....
早く抱き締めて欲しいの
夜は寒くて暗くて
この闇が延々続く気がして
あのね、私は運命を信じていたの
この人こそが私の――

私が彼を変えてしまったのか
時間が彼を変えたのか
月灯が差し ....
山でもない 谷でもない
山の麓の沼で溺れていた

あの山の頂上に行く予定なんだと叫びながら
手足をもがいていた
蛙はゲラゲラと笑ってた

助けようとしてくれる人たちもいた
その沼は底な ....

わたしの家の郵便受けには
朝になるといつも
赤い花がいっぱいに届けられる
露を含んでぽったりと
流れ出しそうな赤い花だ
どこかにわたしを好きな人でもいるのだろうか
捨てるに捨てられな ....
平坦な

開示



凶弾

愚弄

かつ


失神

希望


明日

粗暴



差異


君と僕
おもいおもいおもい重い、

髪の毛を切って体重をへらして食べたものは全部吐いて
爪は限界まで切れ涙は流し尽くせ
服は脱いで心の中身は叫んで喚いて追い出して

それでもまだ重い

軽くな ....
竹藪焼けたら大惨事だから逃げたほうがいいのですが逃げ場はないのだ
自己満足の塊も割り切れば愛しいみたい
どう
わたしいいでしょう


あああー

まだまだそのかんじ


あ ....
はじめての出逢い
それは父親に肩車されてのこと

ガラスの向う側で
愛らしそうな顔して笹を食べていたっけ

何時でもいるのが当たり前
そんな存在でもあったような気がして
パンダってまた ....
大きめの呼吸をスーツの内側に用意して
品川改札から人の波にとびこんだら
高層ビルという名の大きな魚の口に吸い込まれていく
ちいさな私たちは、たぶんプランクトン
生産したり分解したりの役割の中で ....
夏のことならば覚えている
青く燃えさかる空の下で
君が笑った
僕は無言でそれを見ていた
うねる熱風に汗が浮き出ても
君だけを見ていた


そして季節が半回転


冬の ....
歩みを止めて
立ち尽くし

しゃがんでしまった

立ち上がらなきゃ

そう思うけど
思えば思うほど
立ち上がれない



いいジャンプをするために
そうだ
いいジャンプす ....
まるで私のような人でした

色が白くて
小柄で
可憐な人

あなたは彼女の誕生日に
私を贈ってくれました

鉢植えになった私に
青いリボンが眩しい

彼女はにっこりと微笑んで
 ....
今日も
夜の街を
あてもなく彷徨う姿が見えます

ぶっそうです

見下ろしていて
いつもそう思います

負けたくなくても
負けてしまうことはあります

勝ち続けることは
ない ....
三ケ月が出てきて
チクチクとちょっかいをだすけれど

あなたが気になる

過ちなんていくつもある

今は無垢な子供でも

いつかは

いくつもの

過ちを犯す

そして
 ....
春が過ぎ
夏来るらし
冷房ガツン

夏が過ぎ
秋来るらし
太っ腹

秋が過ぎ
冬来るらし
ストーブボンと

冬が過ぎ
春来るらし
朧月
降りしきる雨の中で、傘を差し、夜になるのを、待っている、ぼんやりと

{引用=


    ぼくはきみにやさしくてほんとにだめですね。

    ぼくはきみにやさしくてしょうがないですね ....
所詮アタシはアタシじゃなくて
都会の郊外に暮らしてんの
地下鉄の加速と仮想現実
買いもしない服
ウィンドーショッピング
街に溢れ出す極彩色
アタシには描けない
夢見てるタイミング

 ....
雨の日の通学路には、原色の花が咲く
赤や青や緑の花が、水しぶきをとばしてくるくる回る
根っ子もやっぱり原色で、水たまりに勢いよくとびこんだり
雨の日は楽しいね
向こうから別の花がやってくるよ
 ....
 こんな湿気の多い午前は
 ツタヤの試聴コーナーで過ごす
 ひりつく音楽をちゃんとケースに戻せないんですかって

 曇り空の上で太陽は御産しているんだ、父親は三百億光年先の、要は宇宙の向こう側 ....
波線の午後を
すりぬける腕
指の大きさ
夜のまぶしさ
花に埋もれ 花となり
花を生み 花を摘み


深く鏡を被る人
無数の火の穂の歩みの先へ
冬の浪の浪の浪へ
着 ....
震える手で引いた線のおしまいの部分
そこから少しだけ離れたところに小さな点を打つと
その点から黒い煙が垂直に立ちのぼっていく
火葬場の煙突から吐き出されるものよりも弱々しく
煙草の煙よりはずっ ....
イヤホンから流れる唄も、口ずさむ僕の声も。

三号線の騒音に掻き消されて。

どこかに消えていく。

だから、って訳じゃないけど。

もう少し唄ってしまおう。

大丈夫。バレないか ....
きれいな手で
彼女をエスコート
まるでシンデレラの絵本
ひろげたような
きれいなやりかたで
ケーキがよく似合う

100人乗ってもまだ半分

花びら何枚も降らして
雨がねっとり
 ....
唇の皮
剥いたら
どこまでも
どこまでも
剥けちゃって
たまねぎみたいに
なくなっちゃって
たまねぎ切ったときみたいに
泣いちゃって
でも声なくて



誰にも
電話できな ....
路地裏の光はさっき
ゴミ箱と流星群の間で
膝抱えて笑ってたよ

いつだったか
泣いてばっかいたな
悲しくて
なにもかも疑ったな

また会ったな
良く晴れた月よー
僕を見て
 ....
               080513



たいこがとんとん
鳴っている
たいこはとんとん調子よく
とことこ トコトコ どんどこどん
空の財布を拾ったと
虚ろなセリフをはさみ込 ....
わたしの棲む場所を流れる川に
水はない

誰かが
橋の上から捨てた言葉を
灰色のさかながついばんでいる


     *


夏の暑い日、わたしは
忘れてしまいたい過去の過ちと ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
約束大覚アキラ508/5/14 1:21
[group]アンテ608/5/14 0:33
ピッピ308/5/14 0:07
情報社会kauzak6*08/5/13 23:57
孤独の夜AKiHiC...408/5/13 23:35
山の麓の沼sekka3*08/5/13 23:18
日常吉田ぐんじょ...1308/5/13 23:03
君とark-ey...108/5/13 22:21
重さ湖月2*08/5/13 22:06
過剰さんののの108/5/13 21:31
パンダなひと恋月 ぴの18*08/5/13 21:25
デトリタスku-mi7*08/5/13 21:09
笑う、君相田真理子008/5/13 21:07
そうなんだ舞狐11*08/5/13 20:30
@すずらん貴水 水海108/5/13 20:19
@夜空 Ⅲ208/5/13 20:18
@夜空 Ⅱ108/5/13 20:16
四季つれづれペポパンプ13*08/5/13 19:13
さいらと508/5/13 18:25
大都会トリップ相羽 柚希1*08/5/13 17:21
通学路の花rabbit...608/5/13 16:29
 媚態鈴木208/5/13 15:43
夜の声木立 悟508/5/13 15:32
ピリオド大覚アキラ408/5/13 15:01
国道三号線。狠志208/5/13 14:22
さくらki008/5/13 13:16
多い日でもあんしん008/5/13 12:55
月(…66)竜門勇気008/5/13 11:49
水の空席あおば2*08/5/13 11:21
望月 ゆき49*08/5/13 10:14

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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