透き通る空
どこまでも青く
爽やかな風は
部屋をかけぬけ
昨日までの憂鬱を
持ち去ってくれる
空を見上げ
吸い込んだ空気
体内で粒子になって
私の細胞に
元気をくれ ....
ごらん
今日は特にそう
湿った空気のせいで
星がまたたいているよ
ずっと見つめていたら
涙が出てきそうなほどなんだ
とぼとぼと歩きながら
ずっと手をつないでいた
良く見 ....
グランドの脇に
今日
ひまわりを植えました。
球児ばかりを
尊いかのように
騒ぎ立てるメディアは
嫌いなのですが
どうしてでしょう
あなた方を見ていると
なんだか泣 ....
追いかけて、背を向けて。
逃げられて、追いかけられて。
仔猫のようにじゃれ合って、
たまに離れて、
凛として、自分。
すこしずつでもいいんです。
進みたいです。あなたと。
や、
そうだ
@
そこには
michi
光da
@@@@@
michi
ポータブルトイレ
@
純粋
@@@@
michi
ねじ曲げられ
閉ざされ ....
俺はなしくずしだ、運命よ俺の髪の先を噛め、俺の髪の先にお前の刻印を残せ
俺はなしくずしだ、溝に鼻先を突っ込んで汚れた水を飲む
俺はなしくずしだ、どれほどさまざまな手口を試みてみても何か ....
量るために落下する
側面にうつる
まよい
もてあます問いを
ふかくうめて
はずされたかすがいを
もうひとつの手は
握っている
風はやさしい。
それはどこか懐かしく
心の柔らかな部分のどこかを占めている
夜明けの藍に包まれて
荘厳なリズムを刻みながら
点滅する金色の光
僕の心の中で
鼓動する信号
ダリ ....
ひとつの優しさ
今日の朝振り向いて
ひとつの喜び
今日の朝テーブルの上にそっと
あたたかな温もりに抱かれるように
背中から朝は訪れた
おはようと
ちいさな声であいさつする ....
雨の午後
二階の窓ガラスにも
いくつもの雨粒が
雫 になり
流れ 落ち…
流れ 落ち…
通りの向こうで
顔の見えない傘が
立ち止まり
通り過ぎる
いつまでも
宛名を書けない手紙に ....
背中の筋肉を描く
肩から、肩甲骨、腕へとながれる
肋骨と背筋は何だか色っぽく見える
腰まで落ちると少しだけ引き締まっている
指だけが感じれるであろう
....
楽しい楽しい
心頭滅却すれば
人生もまた楽しい
幸せだ
体が重くても
心が軽ければ
生きてゆける
悪い事はできない
自分を殺し
他人を生かす。
人は評価してくれる。
自分 ....
にぎりこぶしに
ひかる心臓
はーと逆襲せよ
学習
なんちゅー
なにちゅう
航行中
どこ中?
たぶんいなかの
誰もしらない学校
ちゅー
ちゅーとはんぱにっく
心臓
....
煙突の、
屋上へと続く螺旋階段。
登りきったおまえは
吹き出された
シャボンの中に飛び込む
弾けちった光の粒が降り注いで
町中、
石鹸の匂いがする
屹立した断崖に守られた
小さな浜である
波は平たく伸びて
漂着したものたちの空ろを
静かに洗う
持参した
小瓶のコルクをひねると
砂つぶのような詩がこぼれて
波にさらわれてゆく ....
いたいけな経験値が
ちくちくと目玉を刺す夕暮れ
(そっちにいってはいけないよ)
(あっちにいってもいけないよ)
泣くことも忘れて
瞬きばかりをして今を耐える
手を引かれ ....
ぞうきんがけでもありません
クッキーなんてやきません
ただ、たいくつなにちようび
いのるように
ハーモニカをみがくんです
....
一日の終わりに
また今日もまた
ぼくを
導いて下さい
ぼくはあなたに愛される為に
今日を告白します
open arms
空が明るく
透き通るような青です
これは
....
小花の、シナモンとマーブリングしている
庭先で教科書を開くキミの紅茶
ユルユルした{ルビ蜉蝣=かげろう}になる朝
キライなともだちのプリクラ
姉妹の関係に似ている 笑顔
笑顔笑顔笑顔 ....
あなたをここへ連れて来たら
音の消えたような顔をして
この景色を見るのでしょう
冷たい色の澄んだ眼で
じっと見つめているのでしょう
そのうちに私は
あなたの瞳とこの場所が
どちらがど ....
吊り皮を枕にした朝
素肌の味を思い描き
定時を目指す
学食を想い
立ち止まってはみたが
正門のサイズが合わない
すれ違った後輩が
陽ざしに目を細め
素肌をにじませようと
侵入 ....
あなたの瞳の中に揺れている青い花
いつか見た海を思い出していたの
遠くでかすかに聞こえる潮騒
繰り返す想いはさざなみのように
私の中に満ちあふれるけれど
あなたの海になりたい
こん ....
透明カプセルが僕を飲み込んだその日
僕の存在感は消えたらしい
それからというもの
仕事は勝手に机に来るものをこなし
誰かと話す事も無く
終業時間にタイムカードを押す
家には猫がいるが
僕 ....
遠い 遠い また遠い空の下
あなたは息をする
生きている仕草をして
選ばれた愛や憎しみの態(なり)を
胸の内に閉じ込めて
息をする
そう、生きている
それが優しさか厳しさなのかはいざ ....
私の指が透けて通るほど
大気は爽やかに留める
木々と眼球の間
透ける空気に樹木は裸になり
沈黙の呼吸を続けて 地球は浄化され
透明な気体が絞り出されて 私は深呼吸する
透き抜け ....
名も知らない鳥が空を切り裂いて飛んでいく
(あ、鳥だ)
隣に立っている人が言う
声の無い声
(本当だ、でもあの鳥が何と言うのか私は知らない)
想像空間上の問答
そうだったらロマンチ ....
銃を
彼女は手に取った
筆を
彼は手に取った
人差し指と筆先
どちらもが
せわしく動いて
どちらもが
同じことを叫んで
語りは美麗
語るは無粋
道行く中
片方の目にかかった伸びた前髪の
その隙間から
思いっきり白けたムードで視線を飛ばす
誰に対してでも
何に対してでもないんだよ
ほんのちょっと
笑顔でいるのが ....
シャッターを切るよう
指で切り抜く仕草
ゆっくりと人差し指で
黄金比率を探してみる
無数の頂点を結んでいくと
地球の作り方がわかる
とどめられないものだから
測ろうとするけど ....
夜の街道は
甘い匂いに充ちていた
火を付けるまえの
煙草の葉のような
甘い匂いに充ちていた
ぬくもり
ふれあい
ひこうせん
夜の街道は
甘 ....
4148 4149 4150 4151 4152 4153 4154 4155 4156 4157 4158 4159 4160 4161 4162 4163 4164 4165 4166 4167 4168 4169 4170 4171 4172 4173 4174 4175 4176 4177 4178 4179 4180 4181 4182 4183 4184 4185 4186 4187 4188
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
5.03sec.