なくしてしまったものが
消えてしまうわけではない
わたしのものでなくなっても
世界には全部ある

つまりそれは
みんなのものだけど
わたしものじゃない
すべてを知ろうとして
百科 ....
この空間は何だろう

時間にしておよそ三十分前後
圧縮された孤独に包囲され
今にも寂しさに泣き出しそう
逃げなければ心が殺される
自覚した頃には全ては手遅れ

社会人になって背負った
 ....
ひとを好きになって
たまに 同じ想いを返してくれようとするひとに出会う


けど続いたことなんてない
怖い すきとかいう関係が怖い


漠然とただ怖いの

恋を したいの ....
高い木をくくるように
熱い泪をこぼすように
あなたを忘れようと思うけれど
あなたは
相変わらず
阪神球場に行って
六甲おろしを
歌っているようなので
私はうそがつけない。
けれど
 ....
音楽を聴いているうちに眠った、PCの中の
ただの信号に変換された音楽
信号のままで感じるみたいに、流して



平静のために
なにもかも閉じられた部屋
夏の初めの勢いに
 ....
どこまでが今日なのか
分からなくなった今日
昨日のテレビ欄を見たって
へぇ〜と吸って ほぉ〜っと吐く
テレビは見ませんからいつだって新鮮なのです。

今日が分からなくなった今日
サングラ ....
  沈黙の果てに
  静寂は
  ない
  世界と
  切り離された
  闇も光も
  届かない場所に
  それは
  あるだろう



  僕が
  望むことは
 ....
昼間だというのに上空に花火があがった。
なのに、何故か街は悲しげだった。
それは僕の心の中で過疎化が始まっているのと、リンクしているようだった。
例えこの花火が僕の幻だったとしても、何も恐ろしく ....
うばわれた
すべてを
とりもどすように

しゅじゅつのあとに
2ねんと5がげつをかけて

きみは

水のハイビスカスを
かいた

なみだで
花がながれて
みえた

きみ ....
ブルーのタイツの傷跡に
流星のようなひかりが宿る
夢に見た女の子のうなじに触れる
超新星爆発、
その スカートのなか見せてよ


まつげに触れると空気が震え
清潔すぎる白いブラウスもゆ ....
雨上がりの
気分の良い
気候
鳥の声

父の日
何にしよう
楽しい事
沢山したいな

トム・ソーヤが
絵本から出てきた
うきうきどきどき
まあお茶にしようか?
who's there? who's there?
share and share alike. 
near and dear my
sister disapper.
who's th ....


川の表面に見えない川が重なっているので、刻み採る、反転したウグイスを読むための辞書を踏みながら。いくつかの水分子に哀しみを含ませて川をさかのぼらせる。川を構成する無数の小さな川のそれぞれにふ ....
ガラスの向こう側から
鼻の頭を舐めてきた
君を愛おしく思うな
なんて、無理な話だ。
 ごはんと布団とトイレと
 とりあえずそんな所か。
さあ、帰ろうか。
世の中には支えるひとと
支えられるひとがいる

支えるひとは暗い海に胸元まで浸かり
力の限り支え続け

次々と押し寄せる荒波に揉まれては
やがて力尽き海の藻屑と消える

支え続ければ ....
なるほど。やっぱりわかってるんだね。

あなたが口から吐き出したいものを、目で訴えかけたいものを持ってることを。

その心の奥深くに隠そうとしているものがあるよね。

ときどき喉元まで上が ....
一。

 ぼくは二握り、でも右隣の席のヒダカくんは一握りと半分。だけど膨張する前のぼくは小指と同じで、ヒダカくんは人差し指と同じぐらい、おっきいのはイイコトだと左隣 ....
海岸で
マックポークを食べていると
確かにトビと目が合った

地を這うものは
空を舞うものに
言葉で返した

「おまえ、わたしと戦うかい?」

白昼の月が一瞬わぐ間に
どこからか ....
やさしい一言で
みんなが溶けて小さくなる
人はこころのいきもの
小さくなった傷は
水に浸しておきましょう
ゆらゆらと水面に揺れて
透き通りながら
やがては水蒸気となって
空に浮かぶ雲に ....
今にも殺められてしまいそうな
そんな真っ白で鮮やかな月でした。

あなたは砕けた直後にこの胸のうちで氷解し
けれどわたしはそれを生涯忘れぬと誓った。
零れないのは夢物語と願望で
いつだって ....
きみはさみしかった
ひとりよがりであることを知って
それでも睫が触れ合うほどにちかづくたび
きゅっとお互いをしめつけあっていたことをこれから幾たびもおもいだす
きみならきっとうまくいく ....
 
ベランダの浮輪に
バッタがつかまってる
夏、海水浴に
行きそびれて

書記官は窓を開ける
木々の梢の近く
監査請求書が何かの水分で
少し湿っている

白墨の匂いを残して
物 ....
月が蠍になって 空は痛みに泣いて
翠色をした空虚が 私を籠めて

造られた北風と太陽
雨は未だ降っていますか
左の腕に絵を描いた
ずれて重なる細い線

戸惑い沈む夜に 朝が盗まれました ....
ここで会った人にさよならでもないのに
さよならを言いたくなる
すぐに気は変わって
さよならは言いたくなくなる
代わりに、やあ とか どうも だとか
こんにちは を試したくなる
 ....
僕らが出会ったあの日も

こんな風に雨だったね

傘を忘れた僕を

君は頬を染めて

僕を傘に入れてくれたね

今日も雨だ

君と一緒に一つの傘で

寄り添って帰る
ある獣医師が
動物は死を恐れない
と言っていた
静かにその時がくるのを
向かい入れるという

うちのチャリーも
きっとそうなんだろうな
その時に
おろおろしている
ボクが見える
 ....
人は限りある時を生きてる

限りある時は刻々と過ぎてるのに



君は閉じこもってる



開かれない扉は隙間から光が漏れているのに

背中を向けたまま

「世の中がつまら ....
もうこれ以上流せない
昨日の涙に
あじさいは
あじさい色に
言いたいことが
たくさんあり過ぎて
何も言えなかった
こころの色が
雨に濡れるあじさいみたいに
いつしか わずかに濃くなる ....
 杭
 重い空から
 雨のように降ってくる杭
 黒い杭
 枯れた大地に次々と突き刺さってゆく

 私はそれを
 何処から眺めているのか
 目を閉じれば
 瞼の裏に火花が還流する
  ....
最近はいちんちに波がざぶざぶとしていて
うまくつかまないとゆるりずるりと沈んでしまいそうになる

上にあるきらきらまで行く、息継ぎをする、
そこにあるものの平凡さ、素晴らしさよ

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
せかいにはぜんぶたりぽん(大...708/5/26 1:01
孤酒呷々松本 卓也008/5/26 1:01
臆病なきもちはるこ208/5/26 0:47
六甲おろし。すぬかんなが...108/5/26 0:00
音楽を聴いているうちに眠ったホロウ・シカ...008/5/25 23:54
あさっての新聞そらの とこ8*08/5/25 23:18
静寂草野春心408/5/25 23:15
僕のアサガオだけ腐ってる青木龍一郎2*08/5/25 22:46
水のハイビスカス草野大悟208/5/25 22:45
スーパーノヴァアヅサ7*08/5/25 22:29
雨のち曇りペポパンプ6*08/5/25 22:21
業音aidani...008/5/25 21:45
探索葉leaf5*08/5/25 21:33
典型的衝動買いはち308/5/25 21:27
支えるひと恋月 ぴの28*08/5/25 20:38
空想の相手の教示解放される心008/5/25 20:34
「 ぼくはふたにぎり、でもすこし。 」PULL.1*08/5/25 20:22
月のわぐ間海里108/5/25 19:42
ハピネスおるふぇ108/5/25 19:31
燃え尽きた惑星の祈り水島芳野208/5/25 19:23
ピリオド春日2*08/5/25 19:16
あさっての新聞たもつ15*08/5/25 18:35
雨鳴る花舞うくろね2*08/5/25 17:52
ヨルノテガム型ヨルノテガム908/5/25 16:28
相合い傘M-flo1*08/5/25 12:44
死についてばんざわ く...4*08/5/25 12:30
限りある時間十六夜008/5/25 11:40
あじさいフクスケ008/5/25 10:16
杭・火花塔野夏子4*08/5/25 10:14
にっき(5月24日)008/5/25 9:43

Home 戻る 最新へ 次へ
4143 4144 4145 4146 4147 4148 4149 4150 4151 4152 4153 4154 4155 4156 4157 4158 4159 4160 4161 4162 4163 4164 4165 4166 4167 4168 4169 4170 4171 4172 4173 4174 4175 4176 4177 4178 4179 4180 4181 4182 4183 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.18sec.