悲しくなんかない

悲しくなんかない

辛いわけじゃない

辛いわけじゃない

楽しかったよ

ウキウキしたよ

シンクロできたよ

×××××
という障害物をどかし ....
小鳥が木々の間でさえずる
東からの陽光は力いっぱいカーテンを押し
木と木の間の陽だまりの陰
微弱な風に誘われ 揺れた

飛翔の者
その素早い軌跡をガラス戸に焼きつけ
さえずりは空に昇り  ....
この日がいつかくることはずっと前から予測していた
銀色の予感
君の「さよなら」と言って振った手が
遠ざかっていくことを
目の前に濃紅色の幕が下がった刹那
背筋がぞくっとした
私の目は見る事 ....
連なる山々は
距離に重なり
朝靄で色を変える

未だ少しの明るさで
世界はモノクロに輝く

木々の輪郭は白に濃く縁取られ
時に流れて表情を消してゆく

此処にすでに白はなく
ただ ....
そんなことは言わないと
きっと君は言うから
言わずに黙ってる

ああ、そうして今夜も
何も話さずに
暮れてしまった

僕は堪えられず
今日一日が終わるまで
眠る君に ....
閉店間際のショッピングモールで、
世界で一番安く靴下が手に入ると友人は言っていたけれど、
生憎、今日は雨降りだから
せっかくの靴下が濡れてしまうね。

それはそうと今日、仕事帰りに駅で外人に ....
空中から沢山の頭部が落ちてくる
僕はブルドーザーで山を作る

まるでぶどうのようだと思っていたら
用務員のおじさんが皿にそれを盛ってくれた

笑いかけてみると、少しだけ笑ってくれたので
 ....
はじめて自転車で転んだとき
きれいな模様の種をひろった
部屋のすみに小さな鉢を置いてまいた

はじめて喧嘩をしたとき
種から芽がでてきた

塾通いを始めてから
すくすくと成長して葉が繁 ....
暗い夜の部屋にひとり
明かりもつけずにテレビをつける
今日のニュース
明日の天気
来週の選挙

すべては僕には関係のない世界で
すべては僕を取り巻く世界
そこにあるのが本当の世界

 ....
 
知らないことが多すぎるけど
それは知りたい事じゃない

空が青いときは
 夜の暗さを忘れるように
  星空を見上げるときは
   雲の形を忘れるように
    二人はずれていく、す ....
この中に
この肌色の中に全て
この小さな体に
長い長い腸とかがうねりうねり

両手で抱いて
人間の匂いがするぞ
人間の匂いがするぞ
しんせんな
人間のにおい

わぁ赤ん坊の匂 ....
{引用=
雨宿りをしている間に
ぼくらは近づいて
それと同じくらい
ぼくらは遠ざかった


{引用=
約束は
守るよ
だから
約束は
できないよ

そういって
なんだか
かなしそうに
笑う
きみが
よく
見えなかった


傘のせいで


アクセル踏みすぎちゃったり 
ブレーキ掛けすぎちゃったり 
右に左にハンドルを 
きりすぎちゃったり 


( 運転は「その人」があらわれます )  


誰もいない助手席 ....
ピンクのクレヨンで太陽を描いた
みさちゃんが先生に怒られてるのをみて泣いた

だってみさちゃんはピンクで太陽を描きたくて
それを怒るのは可愛そうだと思ったし
ぼくが赤のクレヨンで描いた太陽よ ....
夕暮れの川辺から
対岸の街を
眺める
私の前を
私と共に
過ぎ去って行った時間
満ちて行く川面の
流れが速すぎて
網膜に到達出来ない
暗い流れが
流れる音にすりかわる時
見えない ....
先だって火星に着陸した惑星探査機フェニックスには
地球遺伝子コンペで優勝した「火星タンポポ」の種が積み込まれていました。
タンポポの根はどのような解析装置よりもはるかに深く
隠された繊細な水脈を ....
太陽は自信をなくしていた
孤独な夜を思い悩む
自分は何者なのか
本当に太陽のおかげで
朝が訪れているのか
タイミングが同じだけで
自分なんかいなくても
朝になるのではないか

月が世 ....
あなたと一緒にいると 心がなごむ

あなたのキョトーンと 不思議そうな顔が素敵

あなたの心を縛るもの、それにとらわれて、激しくなったり、落ち込んだり、

そんなあなたが いとおしい

 ....
この花が降り終わったらお別れです
あなたが無邪気に喜ぶ姿を見れたら
私も笑って手を振ることができそうです
花はどんどんと降り積もって
この世の悲しみも汚さも痛々しさもすべて
綺麗 ....
何かじゃわからない

俺の手で 青い空 太陽が深過ぎる
なぞらしてくれ 首紅の筋元 大きい 握るな

感動してくれ 舐める目 玉らない
格好よく 照られて 照れられ

増えて ....
胸苦しくなって
本の精が現れた
中空の四角い顔が
ぐにゅぐにゅと巨大化して
わたしを押しつぶそうとする
ねえ本の精
なぜそんなことをするの?
そう訊ねると
わたしの胸はまた苦しくなって ....
腐った落葉の下から
湿った地面の
つぶやきがもれている
庭石の下では
キリギリスがあたりをうかがい
とかげやかえる達は
アジサイの葉陰で
会議を開く
庭に埋まった
ねこの死骸を
ど ....
僕だけの笑顔
僕だけの顔
僕だけの秘密
僕だけの歌

電話でのやり取り
ささやく話
メールする
ソフト大会出てね!

貧乏揺すりに手を当て
腹出ているとつねる
料理頑張る!
 ....
一。

 傘を閉じるとひたひたと雨がついてきた。玄関を上がり廊下を渡りそのままひたひたと、家に居ついてしまった、雨は客間ではなく居間に居座りとくとくと、淹れた紅茶を ....
やっぱりね、私たち
違う生き物だったのよ
全てを分かち合うなんて
そんなの綺麗事だと
今更判ったわ

同じ言葉で括られてしまった
その内側の悲しみは
誰にも理解させたくない
口を閉ざ ....
おそらく灰色の 町外れの停留場は
傘の上のダンスの 懐かしい音がするので
目玉の星が キラキラ光ってしまう

セルロイドは酸性雨に弱く
ネジ式の動力で
スキップをしながら溶けそうにしてい ....
金曜に夕暮れる、街の人波。 

白いステッキを手に 
太った盲目の女は、影を伸ばす。 
黄昏の凸凸道をたよりに 
まっすぐ駅の入口へ吸い込まれる、
後ろ姿 

目には見えな ....
週末の夜 
目の前に
しろい女のゆれるのを 
眺めている 

( 何故、こうして新たな命は生まれる・・・? ) 

ふいに思い 
自らの内に仕組まれた欲望も 
馬鹿らしく 

目 ....
この碗はわたし
ひんやりとした手触り
入っていたのはひと綴りのことば
自分に深い意味はない
ここまで来て
この次に至る中継点であっただけ
どうなるか分からない はいいろの海に
漕ぎ出し辿 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
希死念慮You3*08/6/1 8:47
小鳥アハウ308/6/1 7:14
銀色の予感横山亜希子1*08/6/1 6:37
靄風夜恋208/6/1 4:12
そんなことを言う小川 葉308/6/1 3:10
駅ロータリー周辺に降る雨は止まずにプテラノドン508/6/1 1:43
ぶどう[group]佐藤伊織2*08/6/1 0:54
きれいな毒の種ここ608/6/1 0:35
明日は誰が首を吊るプル式2*08/6/1 0:35
ある断層についてたりぽん(大...12*08/6/1 0:25
こうふくki208/6/1 0:02
雨宿りゆうと3*08/5/31 23:59
3*08/5/31 23:56
車の聖堂 服部 剛208/5/31 22:19
「模索する太陽 (みさちゃんとぼくの色)」ベンジャミン16+*08/5/31 20:47
川の音フクスケ308/5/31 20:29
火星たんぽぽ海里208/5/31 20:14
模索する太陽木屋 亞万0*08/5/31 20:04
告白Ⅱ〜また先を越された〜guchi_...008/5/31 19:47
お別れ花相田真理子008/5/31 19:37
増えていく群十二支蝶008/5/31 19:28
本の精チアーヌ108/5/31 19:24
梅雨の記憶ばんざわ く...5*08/5/31 18:02
Saturday feverペポパンプ6*08/5/31 17:34
「 ひたひた。 」PULL.7*08/5/31 17:26
歪みAKiHiC...508/5/31 17:25
雨宿り西日 茜18*08/5/31 14:54
夕景服部 剛108/5/31 10:32
しろい女 2*08/5/31 10:30
創書日和【器】SHIP[group]大村 浩一12*08/5/31 9:07

Home 戻る 最新へ 次へ
4136 4137 4138 4139 4140 4141 4142 4143 4144 4145 4146 4147 4148 4149 4150 4151 4152 4153 4154 4155 4156 4157 4158 4159 4160 4161 4162 4163 4164 4165 4166 4167 4168 4169 4170 4171 4172 4173 4174 4175 4176 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.33sec.