12/9

ばらっ ばらっと こどもたちがかけて
うたをうたうひとは すこしだけ
しずかになった
あれは はとではないね
はといがいのなまえをしらないのだけど


12/10

 ....
僕のクラスの女子全員が力を合わせて「僕のために」つくってくれた
シーフードピザを独り占めしたいんだ。



女子達が
みんなで
シーフードと
苦戦してる


その間
僕は別室の ....
ぱきん ぱきん
音を立てて踏む足元の枝は
まるで昨日の骨のように
もろく、音は耳に響く

痩せ細った片腕は
傘も支えれぬ衰え
どこかに落とし、捨て、忘れたのは何か


雨に濡れ落ち ....
幼かったころ
暗闇にむかい
怖くなってよんだ
どこにいるの
ねぇどこにいるの
その問いが
ながい時をへてかえってくる
どこにいるの
ねぇどこにいるの
わたしはうろたえてこたえる
こ ....
いつかは空をとびたいと
無色ににじんだ記憶は今でさえ
つながっている

夕日に染められた川は
未だ流れを止めない
泣きじゃくる子供をあやしている母親
まばらにみえる人影は
やがて夜をつ ....
自慰行為を撮られながら
いつも私思うんです
誰かがこれを見て喜んでくれるのなら
ほんとにうれしいなって
ただ困ることがひとつあって
私もお金をもらってる以上はプロなわけだし
相手を ....
白い絵の中に
あたしひとり
どこかしらへ続く道の上を
あるいている
果てなのか
入り口なのか

雨が降ってきた
どこまでも{ルビ清=す}んだ
スコール 激しく
白い絵は白いままで
 ....
ちりぢりになった
個はなぜ
女として固まるのだろう

いちど断裂せしめられ
求心力により
私の中で女と言う星がやがて
かがやく

寂しくて
悲しい
心の奥底の詩は
男としての小 ....
密やかに しめやかに
貴方と交わされた  約束

このとおりに曇天
静かに雨が落ちるのでしょうか

祈念した
風 やわらかく 雨 細く

日蓮よ!
立正安国論のご予言どおり
「一 ....
何回しても
いくつになっても

慣れることなく
いつも
いつも

恋する気持ちは
初心者で

いつも
いつも

経験が
モノを言わない

それが恋
{引用=
あまいあまい
ねむりのあさい
ゆめをみていたの
そう、きみのゆめ

コーヒーに
ミルクをたくさんいれて
おさとうをとかしたみたいに
なんだか
ねぼけている
はくちゅうむ ....
難しい本を読み漁っていた
色々な知識を得るために
だけど哲学や道徳を覚えても
やさしい人になれるとは限らない

難しいことを考えていた
遠い国の病気や争いのこと
同情しては心を痛めて
 ....
夕立が晴れて澄んだ空のごとく
私はすっきりと一つの決断を我に下した

一点のくもりもなかった今の私の心には
marriageは二人の暮らしの通過儀礼

一つ抱き合うごとに私の心の鉄は溶け
 ....
あなたに
会うことは
やめました
それは
なぜかって
あなたの
新しい
恋人に
水を差すようなことは
したくないからです

電話を
かけるのも
やめました
あなたの
新し ....
君が
とても
好きだ
愛している
君の素顔が
とても素敵

心優しい
思いやりのある
君を
僕は守りたい

ずっと
この手で
抱きしめたい
 
 
台所で人形を洗っていると
まだ生きた人しか洗ったことがないのに
自分の死体を洗っている気がして
かわいそうな感じがしました
列車が到着したので
あまり混んではいなかったけれど
 ....
その日は雨だった
けれど
私は友達二人と老夫婦とで阿佐ヶ谷住宅近くの
うどん屋へ向かった
阿佐ヶ谷の駅までバスで向かい阿佐ヶ谷駅からは
すぎ丸というコミュニティーバスに乗った
すぎ丸の中は ....
ハーフタイムになったところで 歩いてきた道を振り返る
コーチが指摘するではないけれど 反省点はあるのだろう
過ぎ去った時間について 肯定するだけの日々よ終われ

直感に理性を混ぜ込んで完璧なウ ....
降りしきる雨の中
鞄を傘にして男が走っている
僕は喫茶店でアイスティーを飲みながら
ガラス越しにそれを眺めている

あの男の人のことを
辛そうだとか
悲しそうだとか
形容するのは簡単だ ....
地球最後の日の朝は穏やかに明けた。
夜の濃い青を朝日が少しずつ薄める。
初めに歌いだしたのは小鳥たち。
それからカラスが騒がしく、鳩がせわしなく鳴いた。
僕は空を、公園の欅の木々の間から眺めて ....
{画像=080602022745.jpg}
波打ち際に沈む
ガラス片のように
毀(コボ)れて
流れて
静かな時間の中で
出会いを待っている

満ち足りた時間が
角を丸く取り
いく ....
松林のにおい
やわらかに透過する光
あなたのその目じりのしわが好きだった
波風がうばっていく言葉に
その想いものせて

わたしたちはあめふらし
ふいに雨音が恋しくなる
傘の下で肩を並べ ....
閉ざすとみえることがある
開くとみえることがある
両方同時にはみられない

欲張りなわたしは迷う
さあ、どうしようか
目を、口を、耳を

心は、出会う人々が勝手に開閉していく
わたし ....
川崎LAZONA5階 
木のベンチに腰を下ろした僕は 
各階に店の並ぶ円形広場を眺める 

小さく見える人々の
行き交う傍らで 
ステージに立つ 
君の唄声を聴いていた 

君の息子 ....
電気を早く消しておくれよ、瞼に電気がチラついて走って躓いて擦り剥いてその跡が焼け付いて眠れやしない。あんまりにも雨が泣くから夕焼けが真っ赤に腫れている。グラデーションのパレットをひっくり返して迷い込ん .... 衛星から世界をのぞいたら 全部見えちまう

幼稚園のころなんて あの角を曲がった先だってどきどきだったのに

世界で一番高い山はエベレスト

一番低い温度は-273度

鍾乳洞は石灰の ....
黒い壁に囲まれた 
都会の個室 

パソコン画面に映る 
真青の空 

あの日「向こう側」へ 
逝ってしまった君が 
今も遺言を語りかけるページへ 
クリックする 

時の止まっ ....
{引用=
ぼくの
居場所は
宇宙のすみっこ

秘密基地
だから
宝物が
いっぱい

奪ったり
しないなら
遊びにきても
いいよ

さびしくて
泣きたいなら
ここにきて ....
ぼくは地球さんに迷惑かけてないかな
地球さん汗かいてませんか
暑いよーっていう呻きが聞こえてきそうです

でもぼくは明るいから
地球さんは青く光るし 土星のわっかも見える
不思議じゃない? ....
思い通りにならぬ現実に 
いつしか胸に開いた空洞を 
貫く剣を、我は磨かん 

人の傷つく剣でなく 
只、自らの弱さのみを斬る 
光の剣を、我は磨かん 
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
巻頭 十二月縞田みやぎ4*08/6/3 0:02
シーフードピザ青木龍一郎3*08/6/2 22:34
湖月1*08/6/2 21:48
どこにいるのEtuji208/6/2 21:04
スカイラインmokomo...3*08/6/2 20:59
みせる六九郎1*08/6/2 20:42
白い絵唐草フウ7*08/6/2 20:36
夜のささやきまきび408/6/2 19:24
約束アハウ1*08/6/2 15:53
初心者舞狐8*08/6/2 13:27
薄目ゆうと1*08/6/2 12:55
無力1486 1...6*08/6/2 12:53
Y氏とのmarriage横山亜希子1*08/6/2 12:09
失恋①妖刀紅桜6*08/6/2 10:48
愛している4*08/6/2 10:43
笹舟たもつ16*08/6/2 8:28
阿佐ヶ谷住宅横山亜希子4*08/6/2 6:22
夢の扉成澤 和樹108/6/2 3:57
ガラス越し1486 1...3*08/6/2 3:19
海面上昇4rabbit...9*08/6/2 2:32
硝子の欠片[group]beebee7*08/6/2 2:27
あめふらしku-mi18*08/6/2 1:44
コントロールここ508/6/2 1:20
空の絹糸 服部 剛408/6/2 0:54
reverse/imitationaidani...408/6/2 0:53
短角牛の小さな世界短角牛208/6/2 0:29
天使の詩 服部 剛3*08/6/2 0:28
宇宙のすみっこゆうと2*08/6/2 0:25
模索する太陽そらの とこ2*08/6/2 0:18
光の剣 服部 剛108/6/2 0:16

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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