精一杯になりたくて

自転車を目一杯漕いでみた

瞬間最大風速で駆け抜けた


あの時は精一杯になれなかった

精一杯だったかもしれないけど

考えることすらできなかった
 ....
  私が想うよりも

  きっと

  私は貴方を求めてる

  

  雨が降ってる

  いつも理性的でありたい

  論理的でありたい


 
  ....
酒のつまみに
キュウリを切る
塩で喰う
少しこしょうも振る

まな板からキュウリが
ひとかけら床に落ちる
キッチンマットの上で
転がったキュウリを
そっと拾い上げる

これをゴミ ....
{ルビ萎=しお}る大葉
はらはらと
死を知る春

老いを知るおいら
{ルビ孜々=しし}とし走る原

遺志を師事し
思惟を維持し
恣意を覆い
示威を張る

威張る{ルビ徒輩=とは ....
ゆっくりと
ふくらんでゆく風船
際限のないあくび
黒点を跳ね上げ 蛇口から流れる闇
コックはねじ切れている
のびてゆくバスタブの海を
あらゆる方向へ沈んでゆく 果実に
大陸が浮かんでいる ....
きみの夢は
ただひとつ
ぼくといっしょに
くらすこと
??????・・・

きみの夢は
ただひとつ
おおきないえと
たくさんのおかね
??????∬

きみの夢は
ただひとつ ....
{画像=110719004209.jpg}


ヒュール ルルーと
消防車が喜びの声を上げ
夜の町を躁(はしゃ)ぎ回る。

初夏の夜は
不思議に透明で、
サイレンは色硝子の曇りのよう ....
本当のこと 言わない

好き 言う
 
嫌い 言わない
 
親友 言わない
 
友達 言う



愛してる



絶対言わない
 

本当のこと 言わない

 ....
恐れた 君と離れること

懼れた 君を失うこと

でも君はわたしの誰かではなかった


怖れた 君のこと

畏れた 君と同じ人であること

こんなに愛しくても
こんなに恋焦がれ ....
へのへのもへ詩はももたろう
おともはさるといぬときじ
なまえはぽえいち、ぽえじとぽえぞう
おにが詩ままでまいります

へのへのもへ詩はきんたろう
まさかりかついで大江山
やみこきへいあん ....
サイコロを振って
出た目に従って
誰かが殺される
殺され方も
サイコロを振って決められる
こんどはだれが って
おまえが爪先を
ピンク色に塗りながら言う
屠殺場からの叫び声が
聴こえ ....
そうだ
あの夏の日に見たのは奇跡でも何でもなくて、ただの現実だった
忘れないようにしている



僕らは、三丁目の角を曲がることにしていたのだ
赤信号の下にいた少女の制服はすでに白襟の ....
夕暮れ時 太陽の沈む音
二度と戻れぬ今日の日に「またね」と声をかける子ら
薄明かり 絵画のような雲の色
ひとりふたりと木馬に乗って帰っていく


どうしてこうも世界は緩やかに
まるで明日 ....
入梅時
山脈青青波ないで
雲らはいっそう垂れこめて
空胞をうるおす
だけども日に焼けていた石らが
こけにむしてのどをかわかす
かたくなにしめきって
まつ毛をぬらす
写真機をのぞくまなこ ....
金払って
帰ってもらえ
誰のことだそりゃ

僕のドアをヤツが叩いた
俺のドアをヤツが叩いた
私のドアをヤツが叩いた
誰のことだ誰のことだそりゃ

あの日はクソみたいな気分だった
 ....
一つの町に響いた産声
一つの胸に抱かれた赤子
一つの愛を心に受け継ぎ
一人でも歩けるようになる
やがて一つの挫折を経験し
やがて一つの恋を見付け
やがて一つの命を残し
やがて一つの死を迎 ....
新しい風が吹いてきます

この風はどこから吹いてきたんですか

30℃を越える熱風と

肌に絡みつく湿気は悪くないです

夏は5分でも長く

目に焼き付けておきたい



 ....
大気ら 愛の鉛のように躍動して

大気 豊穣な胸のように揺れる

灰白色の空は疾風に満ち満ちて
風と会話を交わす
神々しい者らを礼拝する

神と神々の御手に触れ
疾風は頬を切る
髪 ....
{ルビ砂見詩=さみし}くなったときは
{ルビ気意多居伝和=けいたいでんわ}を{ルビ診=み}る
{ルビ素己=そこ}には
{ルビ図真大智=ともだち}が{ルビ羽楽=わら}って{ルビ委=い}るのだ ....
"好き"が溢れて あふれて

会うたびに伝えたくて

でもそれ以上は求めなくて

ただ"あなたが好き"ってことを 知っておいてほしくて

記憶の ....
一つになろうとみんなが言う
国も人種も宗教も戦争も
すべてが一つの愛で繋がれば
世界は平和になるはずだと言う

だけど人は一つにはなれない
同じ人間は一人もいない
肌色も宗教も言葉も感情 ....
いつも僕は君をちらりと見てるんだ
その壊れそなほど素敵な笑顔ながめたくて
もちろんそのこと君はきづいてて
目が合って、僕は「んふふ」と笑って恥ずかしさごまかすんだ


なんでそんなにかわい ....
この躰のここそこらにウタが棲んでいた
そこに巣くうあなたを想う言霊よ
飛べばいい届くはずはなくとも
排泄せど輩出せどトメドナク

あなたを想う言霊よ
梅雨か始まりここ最近熟まれない
傷に ....
今日も君は泣いた
昨日も君は泣いた
その前も前もずっと

綺麗な瞳に溜め込む
悲しみと哀しみと悲哀
映る絶望は絶えることもなく


君を苦しめるものから守りたい
君に痛みを与え ....
俺は悲劇の主人公
誰かこの悲劇の間にCMを挟め
俺が笑顔で、バカやってるCMを流せ
視聴者の皆様は怒るかもしれないが
俺はリアルにつらいんだ
最悪の状況 このドラマはフィクションです と思い ....
東京タワーのライトアップは暖かい

都心のビルから漏れる明かりは
眩く刺さる白色光ばかりで無機質だから
高圧ナトリウムランプのオレンジの光を纏った
東京タワーに救われた気がして

ムキシ ....
言葉になるまえに聞こえたものが
どっちつかずを置く店先に陳列された売り物と
同じ扱いで
ようやく落ち着いた季節の速度に
錯覚させられて流れ込む目的地は色トリドリ

わかった、という言葉 ....
昼過ぎ、公園。
少しずつ、子供たちは増えていく
笑顔、笑顔、笑顔、笑顔。
ブランコ、ジャングルジム、シーソー、滑り台
誰かが泣いてる。
夕闇、公園。
喧騒の中で子どもたちは染まっていった
 ....
笑い声をくれたひと

ぼく、ドジった。

僕にあんなにあんなに
笑い声をくれた人

僕にあんなにあんなに
笑顔をくれた人


あなた方がいなっかったら
ぼくはこんなに楽しくは無 ....
僕の歩くその上で

猫は二匹で鳴いていた

邪魔者はきっと僕なんだ

邪魔者はきっと僕なんだ


突然雨が降り出した

僕の心の無意識が

二匹の邪魔をしたようで

周り ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
学生時代疾走詩短角牛108/6/3 23:48
「三日月に猫」白い羽根008/6/3 23:33
つまみの法則たりぽん(大...4*08/6/3 23:06
1486 1061486 1...2*08/6/3 22:58
際限のない氷水蒸流308/6/3 22:56
きみの夢草野大悟308/6/3 22:33
初夏の夜の風景[group]beebee708/6/3 22:14
言わないチェセロロ108/6/3 21:15
おそれた308/6/3 21:10
へのへのもへ詩 と へのへのポエジー海里108/6/3 20:48
さらばモンキーハウス大覚アキラ2*08/6/3 18:56
ソーダ水にまぎれる夏の日とはたにがわR408/6/3 15:28
『メリー・ゴー・ラウンド』東雲 李葉5*08/6/3 15:13
撮影こしごえ3*08/6/3 14:51
ちきゆう/フィラメント竜門勇気1*08/6/3 13:26
pre.one1486 1...2*08/6/3 12:15
7月REMING...208/6/3 11:56
大気アハウ1*08/6/3 10:30
歩死よしおかさく...2*08/6/3 9:44
好きなのかも真琴2*08/6/3 9:19
one1486 1...2*08/6/3 7:29
いつも僕は君をちらりと見る、見てしまううおくきん008/6/3 7:13
ウタがとまった智哉008/6/3 6:53
My Dear進羅108/6/3 5:45
悲劇の主人公新守山ダダマ208/6/3 2:07
暖かな ライト アップkauzak3*08/6/3 1:29
微かにロストブレンチカ108/6/3 1:18
夕景描写戒途108/6/3 0:43
笑い声をくれた人panta108/6/3 0:34
恋猫三上山一己508/6/3 0:28

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