どこにいくんだろうね。わたしって。
この重々しい閉塞感はなんだろうね。
∞
びっくりするくらい簡単に。わたしたちはそこにいたね。
どうしてゆるしてしまうんだろう。何を信じてしま ....
1
つぅっとタバコ、吸うたびに
大人になると、思っていたよ
つぅっとタバコ、吸うたびに
少し汚れて、しまったけれど
んーっとタバコ、吐くたびに
あの子が嫌な、顔してさ
んーっとタ ....
ざざー、、、ざぉぁざおお!ッ、ざざー・・・
灯台のあかりと
海面を漂う点滅がそれをからかう
・・・未完の夜と女の歌を飲み込んで
波毎に照る浜辺の稜線は
形を変えながら怯えてい ....
自分を見失っちゃいけない
黒い気持ちに飲み込まれて
怨みつらみを吐き出せば
愛した人を疫病神にしてしまう
大切なのは 忘れないこと
忘れないで 受け止めた後に
それでも ....
表面だけを取りつくろって
内部は瓦解した家族の物語
けれど持ち合わせた秘密は
あまりにありふれていて
事件らしい事件が起こっていない
ただお互いの視線のズレが
互いに相手に抱く人物 ....
こぶしを握りしめている
曇天の下
行くあてのない
迷彩柄のズボン
自動販売機と線路
かすかに歪んだ道
降りてくる
ゆううつな気分 ....
捨てようとしたものは
様々な色を持って
どんなときも
私の中で弾けているの
、と
そう言ったのは
昨日の私だった
生温い肌が
ゆっくりと/音をたてて ....
ぼくは泣く
涙がかわりに泣いている
泣いた涙がぼくならば
ぼくはさらさら流れてゆく
涙のように流れたぼくは
何も無かったかのように
ひどくかわいてしまうから
それが悲しくて
ま ....
自分が一日一日を過ごす上で楽しく過ごすには
自分にとって一緒にいて楽しい「誰か」がいることなんだって
それは誰でも良いらしいよ
大切な人でも、好きな人でも、良いんだって
とりあえず
「一 ....
半そでの季節になると
肌の匂いが懐かしく
やがてそれは
真夏の音に掻き消されて
懐かしさはまるで
現実とは言えないほど
曖昧な記憶になる
半そでの肌を
すっと
初夏の風が通るた ....
明日も続く日常のために
仕方なくまぶたを閉じる
はせる想いがいつまでも鎮まらない
夜は深まるが心の熱さで頭がさえる
魂はあなたのそばから帰ってこない
私の抜け殻は取り残された
悶えるよ ....
カラーボールズ・スマイルをあげるよ。
カラーボールズ が 転んでいる
心の中の 鏡に たくさん 映る
カラーボールズ が 転んでいる
深海魚の 胃の 奥 深く 遊泳する
サブ ....
ああ 詩が書けません
ああ いいフレーズが浮かびません
ああ 手が止まります
ああ どっこいしょ
私はゆっくり詩を書きたいけど
私は早速詩人になりたい
私はゆっくり生きていたいけど
....
それは、静かな石だから、(青い)のです。
きっと美しかったであろう、
きみの石。
一億年の沈黙が(きみ)を呼んでいたから、
石は、ゆっくりまわれ右をして、
きみのもとをはなれていった ....
君の手を引いて 星空の下を歩きたい
星空の、そのずっと向こう 南十字星の下まで
空からの十字架は僕らの結んだ手を赤く塗り替えてしまうかな
それとも、二度と離れないようぎゅっと楔を打ち込む ....
おしまいは 急にやってくる
きのうが終わりだったことにも気付かないで
のうのうと呼吸する わたし
気のぬけたサイダーが知らせる時間の経過
にがいにがい泥水を飲み干して
終 ....
着ているのを忘れるほど着なれたにおいの上に
すっとしてほっとするほのかなにおいをはおり
むわりと包み込んでくる空気を受け流しながら
いろいろな顔の一面をのぞきにいった
家から抱えてきたざらざら ....
目をこすった
ボヤケル世界
視界
ハッキリしない
それで良かった
夢からサメル
天井のシミ
くっきりと
窓の外の世界
目に映る
....
僕らには、どうがんばっても未来を見ることが出来なくて。
僕らには、過去という現実に引きずられて跳べなくて。
僕らには、今見えてる世界しかなくて。
でも。
少なくても、僕は僕でこ ....
突き抜けるほどのブルースカイ
爽やかだけど違和感がある
そうか雲が無いからなんだ
快晴の空はこの町を飲み込んで
日常の景色から輪郭を奪う
まるですべてが合成であるかのように
ホリゾ ....
可哀想な兄弟
鎖に捕らわれて
狭い部屋で
声を重ねて歌うよ
昔に聴いた子守唄
眠れよ眠れ
静かに眠れよ
響き合う声は透けて
やがて光を呼ぶ
兄さん、聞いて
僕たちは
呪わ ....
窓は私と世界をつなぐものだ
晴れの日は紋白蝶の光が注ぐ
粒々だらけの目で愛でる世界
雲は脳を冷ます高純度の白で
純白の雲は影がない密な氷だ
私は頬張りたくて口を開ける
窓が息に曇ってすぐに ....
もう忘れなさい
ぼくらは前にあるものを見ていこうするとき
過去なんて記録にすぎなくなるから
主よ
あなたのお示し下された道は
余りにも厳しいものです
この私に
歩むことができるでしょうか
私には見えます
主がゴルゴダの道を
歩む姿が
荊冠を被り十字架を背負い
侮蔑と悪態 ....
広い海原からたったひとしずくの真珠を拾い上げるような
そんな途方もない思いで、
今にも枯れ朽ちそうな薔薇を掻き抱き
わたしはこの道に佇む
どこへ行けばいいの?
....
あの日
びるのてっぺんは
どれだけ
さみしいひかりがみえたの
むてっぽうなことで
きみも
やっぱり そんを したのだろうか
そっとちかづこうとすると
花をちらすみたいに ....
コロコロと転がっていく
ずっとそれを眺めていた
問題なんて何もないよと
誰も口にはしなかった
そっと壊さないように
優しく拾い上げてくれたのは
伝えたい言葉をなくして
探している人だ ....
昨日から降り続いていた
雨が上がった
灰色の雲の切れ間から
太陽が俺に申し訳ない
とでも言ってるのか?
半分だけ顔を出している
部屋には雑に干してある
服の展示会だ
ポ ....
僕は村一番の悪人だよ
物は盗むし
女は犯す
刃向かう奴は皆殺し
でも今日、僕は魔が刺して
ばあさんに道を譲ってしまったよ
まったく今日は胸くそ悪いぜ
僕は村一番の悪人だよ
あの ....
ぶ
かわく
すと
かわく ぽうん
かわ く ぽうん おな か
....
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