まっすぐ投げてくる君の言葉では
あまりにも強すぎて受け取れないんだ
気持ちを言葉にすればするほど
一つずつ嘘つきに消えていくから

なぜ、なに、どうして

言葉が花に出来るなら
君の口 ....
アイスランドのポストマンは
白い氷の地平を越えてやってきます
彼女のところには
世界中からラブレターが届くんだそうです
毎日カバンいっぱいの愛の言葉を
ポストマンは顔を真っ赤にして運びつづけ ....
わがままな飛行機雲が
あおぞらに
まっすぐ線をひく

ちくしょう
飛行機雲め

あなたと
私との距離に
まっすぐな線
ひきたいけれど

公園の木々
信号
コーヒーハウス
 ....
寂れたボウリング場。
真っ昼間、他に誰も客はいなかった。
くたびれたおじいちゃんが店番をしていたよ。
ボウリングはよくわからんから、ストライクかガーターの2択でした。
余裕の負け越し。
君は ....
さあ 何を信じようか
目を見つめ合い 考えよう
朝が来るまで。

答えを焦る必要はない
怖くても 見えなくても


さあ 何を信じようか
間違えだらけの風が吹く
この世界で。
 ....
おーいそら
   
    そのくものすきまに
              

            ちょっとはさまってもいいかい
 

きのうまで



          ....
まず盗んだのは
鎖骨だった

あなたは、まだ知らない
わたしに盗癖と
収集癖があることを

愛になんて興味はないの
わたしの目的は
あなたの、骨

わたしはあなたの骨を
そっと ....
元気ですか?
手の届かない場所ですが、心配くらいはできます
毎日毎日できます
きみのつけた傷は、もうすっかり消えたけれど
壁の穴はなぜか、直したくないのです

元気ですか?
思いの届かな ....
生きたまま
乾いてる
かさぶたをはがすと
地下鉄は走り
首都圏は湿りながら
鼓動を返す

洗濯機が
すこししずつ
ホームに近づく
近づくものを
選択して脱水する

 ....
羽化していく
心が
闇に吸い込まれて
音もなく
消える


不在証明
書き殴り捨てた
手錠したままで
りんごの皮を剥いた



{引用=(I'm not here) ....
水たまりをこえて
スキップ/ステップ
ちいさな虹が
雨あがりの足のした
まあるく架かる

地球を蹴って
スキップ/ステップ
みずいろのドロップ
ほおばって
たかくたかく
大気圏を ....
身体の中で潮騒を飼っている
辞書はそれを焦燥や憂鬱や歓喜などというが
潮騒はそんなにもシュハリ、と
姿を変えるものだろうか。

生まれて初めての始発に乗った。
どうしてだろうかとは考え ....
昔、通学路の畑に、ひまわりが生えてました。
大輪の花が咲く夏を、楽しみにしてました。
しかし、夏がきても、花を咲かせるようすはなく、
やがて茎は茶色みをおびていき、
幹はどんどん太くなっていき ....
{ルビ37564=さんななごーろくよん}
口に出すのも恐ろしい

{ルビ37564=さんななごーろくよん}
言葉にするのもためらってしまう

血も凍るような惨劇は
映画や物語の中だ ....
今日やるべきことを終えると
はるか銀河に旅する

銀河のあちらには
君がいる

こちらは
遠くて

話せない
抱きしめられない

それでも
おたがいの瞳の輝きは

銀河の ....
夢で
銀河に抱かれる

色々なことで
疲れ
傷付いた体を

血を流す心を

ここで癒す

銀河の星々にとって
人間は
小さな小さな結晶

そんな人間でも
この世には一人 ....
透明なガラス瓶に詰められた彼女を見つけた
扉が開いていたので気になって
ガラスに手を這わせて
曲線をなぞる
かすみ草の水槽に貴女
崩れて消えていくのは僕自身でしょうか
月は満ち夜が来て
花の傍に居たはずの何かは
綺麗に溶けて夜に闇をたしました

いくら伸ばしても届かない何かに
綺麗に溶けてしまった闇に
それでも腕を揺らしながら考えます

闇の中に自分 ....
きみが
たいせつに
たいせつに
いのちのように
育んでいたから
おれは
三メートルにのびた
ポトスを
切れないでいる
もう忘れてしまったから
思い出せる
縦に細長い
三角屋根の家は
白い壁に
木の階段
小さな抽象画が
三つ
上って行くと
グランドピアノと
背の高い譜面台
バルコニーには
テーブ ....
うなじの寒さ
ひとつはばたき
去るものひとつ
来るものは無く


風が
糸のようにわずらわしい
抄い 抄いつづけても
言葉は砕け 言葉は消える


さまよい ....
ありがとう


いつも
いつも
どんなときも

自分自身が
うごけなくなっても

おれの
だいすき
であってくれて



ありがとう


いつも
いつも
 ....
無数の彩色
飛び交う電波

派手な装飾
偶数の周波数

たくさん
いっぱい
カラフルなノイズ
頭に流れ込んで

色鉛筆を一本とり
塗りつぶす

世界を手にいれよう。
掴む

あなたをしることは
太陽をつかむよう

刻んだ空の破片を
脇に抱えて
あなたを見つめると
丘の上の鐘の音が七色に飛び散っている

あなたはいつもそこで
わたしはいつもここ ....
食うために仕方なく働いていますが
食われる側であると自認しています
働いています
路上に脅されながら
それは嫌々行っています
口元の躊躇い傷は
笑って隠します

どういうわけか
撃 ....
近年のゆとり教育の蔓延により、「秒」という概念を廃棄するべきだ、という改革が起こった。つまり、1秒は1分になり、1分は1時間になり、1時間は1日になるわけである。この改革は成功した。1時間は60分であ ....  この国で一番大きいといわれている図書館に訪れた。出迎える広いロビー、その向こうにはぎっしりと本が並んでいる。多くの本は分厚く、背表紙は無機色だ。館内は足音も響かない。すみません、珍しい本が読みたいん .... 高い飛び込み台から、どぼん、と飛び込む。水中は真っ暗で、深いのか浅いのかも分からない。確かめるために潜ってみようとするが、体が動かない。何かと思ったら、水面に手首がひっかかって抜けないのである。困った .... 静寂なる時
時間はゆっくり過ぎ
涙がホロリ
生きる苦しみ

時間が逆戻り
少年だった頃
毎日遊んでいた
楽しかった。

この頃は
働いてばかりいる
人に
喜んで貰っている。
 ....
嫌われ者は山に住んでいた
都会の人々に嫌われていたし
嫌われ者も都会が好きじゃなかった

嫌われ者は森が好きだった
澄んだ空気や木の実が好きだった
動物と会話することが出来るから ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
偽りプル式5*08/7/3 10:49
アイスランド[group]yo-yo5*08/7/3 5:52
夏の直線uminek...10*08/7/3 5:35
とってもとっても爽快残虐なガン・シューティング・ゲームうおくきん3*08/7/3 4:53
朝が来るまで。Izm5*08/7/3 2:53
空席t__y_k...208/7/3 2:48
コレクションかいぶつ208/7/3 1:34
とおい空yaka4*08/7/3 1:27
生乾き小川 葉2*08/7/3 1:05
I'm not hereゆうと2*08/7/3 0:37
フリスビーを追ってこゆり9*08/7/3 0:33
潮騒が撃つRin.36*08/7/3 0:16
ひまわりの木小川 葉308/7/3 0:13
375641486 1...3*08/7/2 23:57
@銀河 Ⅲ貴水 水海108/7/2 23:39
@銀河 Ⅱ108/7/2 23:38
ガラス瓶暗闇れもん308/7/2 23:29
月夜と闇夜プル式5*08/7/2 23:20
ポトス草野大悟108/7/2 23:12
思い出せるチアーヌ408/7/2 22:34
川と姫木立 悟308/7/2 22:32
女神たちに草野大悟108/7/2 22:02
取捨選択相羽 柚希1*08/7/2 21:43
掴む乱太郎26*08/7/2 20:30
暴発佐々木妖精7*08/7/2 20:22
方程式/019/500文字の本棚ピッピ108/7/2 19:42
変り種/069/500文字の本棚608/7/2 19:42
オオムラサキ/500文字の本棚208/7/2 19:40
うたたねペポパンプ7*08/7/2 19:16
嫌われ者1486 1...1*08/7/2 19:02

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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