思い込みから想像妊娠をした女の 子どもは
一体 どんな顔をしているのだろうか

上目遣いの鋭い瞳をしているだろうか
それとも
夢見がちな丸い瞳をしているだろうか
いいや
きっと
焦点の ....
鍵、いれる
扉、ひらく
靴、ぬぐ
鍵、おく
髪、ほどく
服、ぬぐ
上、下、ぬぐ、ぬぐ
靴下、ぬぐ

筋、のばす
息、はく
足、すすむ
ゆれる、ゆれる
ゆれる、ゆれる
水、の ....
また戦争が勃発した、らしい…。
深夜の報道番組が新たな紛争を伝える

花火のようなミサイルの雨、
轟音と共に崩れ落ちる構造物、
逃げ惑う人々の引きつった顔、
叫ぶように惨劇を伝える記者の声、

そ ....
貴方の、
あの黒いワンボックスは
今頃、何処を走っているのだろうか?

錆びたワイパーが、
くすんだフロントグラスを磨き、
ひび割れた塗料が、
何となく良い感じに模様を描いてた

それは、
貴方の ....
僕らを乗せたバスは空を飛んでいく
さまよいながら
それでもなお
高く
低く

僕らのバスには運転手がいない
僕らがはしゃげば高く
僕らが眠れば低く
波音を奏でる
そうして時折、思い ....
うれしそうな雨が
細胞からよみがえってきた
いくばくの進化もなく
残月を探して伏す

 目的地までは砂丘が続くばかり
 それでも幾らかは
 希少な光景を紹介することができます

コカ ....
ねえ
いつまで待ち続けるのハチ公

もう
ご主人様だけでなく

あらゆる人が
きみの前を通り過ぎて行ってしまった
タンゴの旋律に
呼吸を合わせるように
茜色のロウソクの火が
ゆらめいている


凪だった{ルビ水面=みなも}を掻き立て
眠っていた感情に爪を立て
ゆさぶりながら


身体の中を貫 ....
東京で過ごした日々が
あまりにまばゆかった

大阪でずっと生まれ育ってきて
梅田がナンバーワンだって
信じてた
ずっと信じてた

何年も前
東京という所の空気が分からなかった
水の ....
いつだって
どこだって
自分の為に
力を貸してくれる

そんな奴はいない


目の前に見える
しがらみが苦しいなら
まだ諦めなくていい

言葉が詰まって
言い出せないなら
 ....
真夜中。


アコースティックギターで
指先をぼろぼろにしてコードを鳴らすStreet musicianの
褐色の手のひらが夜の街へと舞うように
恋する人の夜空へと伝えたいことがある。
 ....
冷たい雨粒のひとつが顔面に直撃する。
小学生が間隔をあけて歩道を歩いてる。
濡れた犬の臭いが鼻腔をくすぐる。
それらが通り雨のあったことを俺に教える。



すれ違う女のTシャツの胸のラ ....
すべてを見透かしてみようとしたって
別になんにも きづけそうもない
手のひらで そっと
あなたに触れられたら
流転する世界を願うのかもしれない
夜空に輝く星たちが
宇宙のどこかにいるように ....
『赤い朝』

おはよう。
それは夕日に言ったのだろうか
カーテンの外の赤い朝はためらいがちに
おやすみも言わず、暮れていく
そして夜が来る
おはよう。

また明日も
言うのだろうか ....
2階のテラスで
お茶を飲みましょう
音楽を聞き
犬とじゃれる。

気持ちが落ち着く
楽になる。
弦の張りを緩める
喉のつかえが取れる。

コーヒー飲んで
シャワー浴びて
ポニョ ....
詩人たちよ 言葉の花火を打ち上げろ
俺たちは皆 か細いか細い神経の束
か細ければか細いほどいいんだ
繊細パワーを爆発させろ
神経の一つ一つに魂の高圧電流を流し込んで
言葉としてはじ ....
星が降る
星が降る
夜空を彩って
涙の数だけ
祭りはめぐる

草の海の彼方は
満天の星空
今宵は星祭り
一年に一度
願いが叶うという特別な夜

もしも願いが叶うというなら
も ....
空咳に転ぶ
換気扇の下
フライパンに灰が落ち
洗っても洗わなくても
そこに立つ人はもういない
戻ることのない忠告を
体内に留めようと
タバコを外して息を吸う
吸うだけでいたかった
そ ....
夜の町を
自転車で走る

北か東か南か西か
どっちに向かっているのか
わからなくなる瞬間
宇宙にぽつんといる自分になれる

気づいたら
忘れていたという
境地は
後からしか
振 ....
新しい波線が 
次の更新を終えてしまう前に 
浜辺の水跡を 
ジグザグとたどっていく

からだの左側は
いつもより無感覚に支配されて
向かってくる白い音に
何かを奪われている心地が ....
大気が湿った二酸化炭素を十分に含んで
重く 重く 圧し掛かるから

心を軽やかに
まるで鳥らの真っ白の羽の羽ばたきに比して

天使らの飛翔の音楽 モーツワルト
ボッサノバの和音で宙に浮い ....
太陽だけが焼く砂丘に
裸足で踏みいる
私という存在に影は現れたが
大きな耳の黒い犬が居た海の家は
まだない

   深雪に分け入るようだ
   試みの生はなく
   試みの死もないので ....
快速にのって先頭の時間が
紙の奥に消えていく

反対側に満ちる水滴は
音をたてずに指をぬらし

ひとおもいに 破けない陽射しに
汽笛の発車する叫びだけ
むしりとられる花びらに
とどめ ....
まー、よくあることでさー、
男と女が付き合う前に何かでっかい事件が起こるわけよ。
家出とかオールとか、特に夏。
クソみたいなJポップにありがちじゃない
サビの前で全楽器に黙らせて急に叫ばせる、 ....
僕が積み上げてきたもの

低すぎて見えないよ

と思ったら

低すぎるのは僕自信で

頂上が見えない

どうやってがあんなに高く積み上げたか考えると立ちくらみがする

とりあえ ....
正しいとかは、くだらない事で
言い出すのも恥ずかしいんだけれど
いわゆる、群れの空気みたいなもんだよね。
いや、解るんだよ?
あ、解らないかな・・・

例えば・・・
そうだね、僕はその ....
明日はどんな日

僕にも幸せな光が差し込む日ならいい

眩しいと、自分でカーテンを降ろしてしまうのに

外でひらりひらりとするのがうらやましい

窓から入る光は眩しいもんだ

でも ....
 とぎとぎ、誰かの体液に名前をつけるみたいなことをして
 死んでみる。

 葬式のはじまりからおわりまでが、あたしの一生よりも
 ずっと長い、そんな悪夢。

 すこやかに笑え。

 ....
疑った。

生まれたての やわらかな命に
答えは用意されていないのだ。


この地へようこそ。


君は もうすぐ
光を見つけるんだ。

今までの闇を忘れて
ニコニコと。
 ....
何かにつけても
茫洋として寄る辺のない
暗い淵が見えるにもかかわらず
湿りを含まない
重さのない空気を吸い
吸うばかりでそのために
くらり
反転した写真のような明るさと笑顔の中
街を歩 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
想像妊娠あきな5*08/7/14 22:19
ゆれる木屋 亞万3*08/7/14 22:05
叫び遊佐3*08/7/14 21:56
黒いワンボックス3*08/7/14 21:56
月夜にバス停でメールプル式3*08/7/14 21:37
 シキルカラタン鈴木008/7/14 20:51
ぼくはモグラきみは鳥ではないが猫だったREMING...108/7/14 20:32
タンゴ・ダンサー渡 ひろこ23*08/7/14 20:28
tokio romanceくれいじー・...108/7/14 20:01
008/7/14 20:00
恋のはじまり[group]りゅうのあく...4*08/7/14 19:42
スタティックudegeu...008/7/14 19:02
世界にねお2*08/7/14 16:09
赤い、朝に結城 森士108/7/14 14:07
二人でお茶をペポパンプ8*08/7/14 13:45
言葉の花火新守山ダダマ208/7/14 13:18
星祭りの夜[group]未有花12*08/7/14 12:10
いっそ阿片のように佐々木妖精7*08/7/14 11:57
めぐりめぐるyangja...108/7/14 10:44
早朝よせてあすくれかお...5*08/7/14 9:26
スタンバイ!アハウ308/7/14 9:11
波と黒の犬たりぽん(大...608/7/14 8:23
ロウの帯砂木5*08/7/14 6:58
アレとかソレとか麒麟208/7/14 3:05
案外と大きな山にて短角牛008/7/14 2:25
僕は今、それが欲しい麒麟108/7/14 2:16
明日は明日やってくる短角牛108/7/14 1:48
とぎとぎOhatu008/7/14 1:24
ぎゅっ。Izm4*08/7/14 0:48
こんな堤防の上をあるいている水町綜助1108/7/14 0:36

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