わたしの唇


あなたの唇を
感じる為に着いている
わたしのこのキュートな唇に
いつまで飴をなめさせるつもりなの
わたしの唇は
飴を舐めるわけでもなく
アイスを食べるわけでもなく
 ....
詩人が通ると
春風が追いかけるらしい

詩人が悩むと
猫が笑うらしい

詩人が驚くと
犬も笑うらしい

詩人が喜び悲しむと
月が満ち月が欠けるらしい

詩人が黙ると
鳥が囁く ....
風はそよいでいる
海を山を野原を高原を

そして丘の大きな木の下で
鍵盤にしがみつく青年をみつける

ピアノを奏でようと必死だが
しばらくみつめても音は出ない

風は額の汗を拭い
 ....
月曜日  途方も無く歩いたのに届くことも、旗を立てることも出来なかった。
火曜日  あまりの寒さに燈を求めたが、「灯油が勿体無い」と財布に止められた。
水曜日  曇り空を眺めている。空のボトルに口 ....
先生どうしておいでですか
夏の夜のほんの短い涼しさです
風邪などひかれてないですか
ご飯はちゃんと食べていますか
もうすぐ夜が眠ります
一目会いたく思います
楽しく生きよう
毎日大切に
色々試そう
直そう

勇気を出して
困難にぶつかる
安楽を避け
小さな喜びに浸る

トボトボ歩いていると
声をかけてくれる
苦労は買って出よ
逃げ ....
 
 
村田川の土手を歩いていると
おーい
誰かが僕の名を呼ぶ

振り返っても
きれいな夕日がひとつあるだけだった

僕の名前を呼んだのはおまえかー
違うよー、と夕日が答える
な ....
ドイツへ行こう
レンタカーで
ミッドナイトに
ファックスが届く
ソウルでは
ランチが
シーザーサラダ付き
ドーンと1000円
レモンティーも
ミルクティーも
ファイトで飲んで
ソ ....
小さい音で音楽を流す 
雨の日だからね
素焼きの鉢に水がしみこむ
ひび割れに満ちてゆく水分
カッシーニの空隙を埋める流動体
あっ、と振りかえる
広尾でなくしたんだ 
水玉模様の傘
背中 ....
{引用=
しりたくもないことばかり、しってしまう。
ぼくはめをつむっていたい、ずっと。
ねむっていれば、いつか、かみさまがむかえにくるんじゃないか。
そんなきがするんだ。
でもそれはきっと、 ....
{引用=
あの子の言うこと全部が
でたらめだったらいい
そうしたら
僕のこと半分くらい
信じられそうさ


確かに
愛は世界を救えるかもしれない
だけど使う人がいなければ
それはただの道具にすぎない

例えば
愛を誰もが讃えるけれど
実体は空気のようなもので
色も形も音も味も無い

どう ....
鏡で
からだのまんなかを
映してみる

無意識の下のほうで
こわかったのに
やっと気づく
安心する

一緒にいてくれた人の
声を
10年以上ぶりに
聞く

カセットテープを ....
きみと、抱きしめあう夢をみたよ。

ふたりして笑いながら
あついねって。

でも、どうしてもはなれたくなくて

きみはそんなわたしの気持ちに
やさしく、こたえてくれてるようで。

 ....
キャバレー「黄色い蝶」は

今日も大入り満員で

汀ではしゃぐ少女のような女達が

にゃあにゃあ落ち着かない心持を

笑い飛ばすように過ごしている

 

どこから来た ....
街灯は今も寂しく
駐車場へと続く道に
光を落していた。

この微弱な心音と
どこか似ているような気がして
あのまま時が止まっていることが
救いだと思えるほどに。


通り過ぎる ....
ピクトグラムに恋をした。
オペラグラスに夢を見た。
タイムカプセル破裂して、
キャラメルリボンが絡み付く。

クラクションを嫌っているのは、
パ、パを思い出すから。
ママンは枯れた花束の ....
三世諸仏に供養し
八部衆を勇気づけ

見つめるべき神々に
華を添えて

龍神の怒りを腹に留め
伽羅香に彼の姿を見て

回向の数 数
この大地と空を覆う 
大海の一滴 一滴

 ....
帰省者と北京のタクシードライバー
         李欣欣

「甘んじる娼婦」と(あまんじる)
老評論家に揶揄された
出版界の辛辣な現実に目をつぶり
賭けに出羽待ったら
 ....
そこから
すべてがなくなりつつある

流しの前に立つもの
窓からの鋭い陰が
刺すように滑る
残されたのは
貴重品、
だったという塩

たぶん、
きっと、
大丈夫
ふりかけてみ ....
私たちは出会って、
分かり合えなくて、
すっぽかされて、
嫌いあって、
残るものがあって、
もう近づかないときめて、
夏が終わった

再会して、
また寿司を食べ、ビールを飲んで、
 ....
440Hz 

その周波数を
中心にして何本ものテープが伸びている

背骨はお洒落の為に貼り付けているわけでもなく
引きずり出してしまうのは 良く ない


442Hz

そ ....
抑圧感

平和なはずのこの国で
多くの人が荒んでいて
それでも幸せといえるのか

闘争心

剥き出しにできないもの
剥き出しにしたいもの

自発性

人と人との戯れから自 ....
白い空間の中

沈思
深思
黙考・・・


止まないルーレット。
道に花が落ちていた
大きくて鮮やかなピンク色の百合の花
あんまり綺麗な花だから
歩道の真ん中に捨てられているのに
誰も踏まず
あんまり綺麗なものだから
そのままゴミ置き場のそばに置かれたま ....
他に好きな人がいるのでしょう
分かります。それぐらい

でも、いいのです
それでもこの平穏を壊さぬなら
どれだけ余所の女と遊ぼうと構いません

だから上手に弁解してくださいな

赤ち ....
わたしが知らないあなたの秘密

わたしが知れないあなたの本当

わたしが知りたくない全ての事柄


見えている、傍らにいるときだけの顔しか知らない

それ以外は必要ない


考 ....
最近お気に入りのピアス、

「その色ちょっと足りない、」と言われた

ちょっと足りないのは

あたしの頭と

あたしの日常と

あたしの運命


だからちょっと足りないのだと ....
酸素が足りなくなってしまったから
あおっちろく光る水槽を
足でかき混ぜる

だいじょうぶ
魚はもうずっと居ない

*

ケロシン
ケチラン
水槽の底に住んでいる人魚の名前
腿ま ....
淡い空気によって漂う 尻で考えすぎて 
目黒マニナ 満足感とは違う いいます

淡い感嘆に抱かれて 淡い感情に抱かれて
いいます 満足感とは違う いい

ゴニナの湿疹 ゴニナの湿疹
そう ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
わたしの唇夢乃 綴喜008/7/16 21:22
そこのけそこのけ詩人が通る北斗七星1*08/7/16 21:09
風と青年かとう ゆか508/7/16 20:48
『week』東雲 李葉0+*08/7/16 20:06
先生小禽108/7/16 19:39
貴方に捧げる歌ペポパンプ5*08/7/16 19:00
夕暮れたもつ408/7/16 18:57
創書日和「音」 合法ドラッグ[group]そらの とこ7*08/7/16 18:41
土星に降る雨clef108/7/16 17:05
あの、白いページゆうと2*08/7/16 16:07
嘘と半分3*08/7/16 15:59
ツール1486 1...2*08/7/16 14:38
まんなかの花yangja...208/7/16 14:14
かなわないゆめこころゆくま...1*08/7/16 13:39
黄色い蝶1あすくれかお...4*08/7/16 13:28
震える手Izm808/7/16 11:38
『カタカナの日』東雲 李葉1*08/7/16 11:25
空を見る者アハウ108/7/16 10:43
帰省者と北京のタクシードライバー里欣108/7/16 9:26
がらんどうFUBAR5*08/7/16 6:09
頭を打って、忘れたいこと猫のひたい撫...308/7/16 3:56
狭まる3*08/7/16 2:57
しりーず うっせき長谷川智子2*08/7/16 2:18
interlude.1*08/7/16 2:17
綺麗な花あきな6*08/7/16 2:14
ベビーブルーな弁解をユウタ2*08/7/16 2:05
知らない猫のひたい撫...208/7/16 1:29
ピアスの色108/7/16 1:27
森で死ぬミゼット6*08/7/16 1:14
ゴニナの湿疹十二支蝶108/7/16 0:54

Home 戻る 最新へ 次へ
4080 4081 4082 4083 4084 4085 4086 4087 4088 4089 4090 4091 4092 4093 4094 4095 4096 4097 4098 4099 4100 4101 4102 4103 4104 4105 4106 4107 4108 4109 4110 4111 4112 4113 4114 4115 4116 4117 4118 4119 4120 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.36sec.