ちがうよ
机にナイフが詰まってたから
ちょっとびっくりしただけなんだ

ちがうよ
ダムドのレコードが
黄色く見えたから
驚いただけなんだ

救急車を呼ばないで
僕は落ち着いてる
 ....
昔はよかった


人は言う


昔もよかった


とは
決して言わない
新しいということは
美徳とされた筈なのに
広がる夢に
心踊らしていた筈なのに
新しいということは
 ....
なんだか涙が出てくる
理由は知らないフリしてる
それでやっと立てるから

空腹にも似た感覚
永遠などないのに
それを感じる今が
とてもつらくて

停止なんてしないのに  ....
汚れた掌に
赤いポストがあるので
たくさんの
手紙を書いた

赤いのは
恥ずかしいからだと
手紙の返事には
いつも
そう書かれていた

あの赤いポストが
今はない

窓 ....
強かったはずの君が泣いた
顔も歪めず 小さな声で
囁く声に頷いて 伸ばした手を
静かに引いた

無口で根暗で引きこもり
ネガティブな風に負けていた
君はそっと横に来て
笑 ....
暑い夜
優しい風が心地よい
時折聞こえる花火の音
カエルの鳴き声も混じってる

後は何の音もしない
動くのはタバコの煙だけ
うろ覚えのバラードを鼻歌にして
星の見えない夜 ....
境界の打ち水、
風が死んだ下町の昼下がり
狭い裏路地を通りすぎる
黒い日傘を差した女

夜に咲く花が匂う、
鉢植えの月下美人が
錆びた郵便受けの真下に
只ひとつ置かれていた

よう ....
何処にでも行けるのではなく
何処かへ行こうとする意志

強靱なしなやかな
意志

僕は持たない

ひさしく

日常はゆりかご

ひさしく

旅に出ようとすることは
慣れ ....
「腐った花を捨ててきて!」 

主任が言うので部下の僕は 
ぐらじおらすのうなだれた 
大きな花瓶を両手に抱え 
流しのある部屋へ入った 


  かちゃり 


背後から入って ....
* 1

愛無しには生きられない
わたしは本気でそう思っていた


* 2

あの水着もそうなんだけど
これもなんだよね

目新しさは常に外側からやってくる
そんな時代になった ....
 


祭日からあふれて ころげた人々が
やたらにぬらしたので
台所に立つのは ずいぶんひどい
はだしか靴ならばとも思うが
僕は あたらしいくつしたなので
戸口のところからのぞいて
 ....
道なりに歩くのが苦手
遠回りに意味がないって
大人は口癖みたいに言う

立ち止まって考える
誰にも追いつかないスピードで
回転する思考を留めて

こんな風に泣きそうな僕を
君は見止め ....
行きどまりの坂道で
網にかかった言葉たち
偽りの青空を見上げては
その蔓を希望へと伸ばして
苦しい想い
悲しい想い
辛い想い
それだけが蔓となり
天を目指していく

小さな雨だれを ....
{画像=080717222534.jpg}

         心
         静か
        に、耳を
       傾けよう。遠
      くに聞こえて来る
      ....
声そのものを
水にひたしたように
力を与えたい
私の届ける力
いつまで音は続いてゆくのだろう

車輪の這うところを地図にして
他の景色は見ないで
暮らすということは涙
こぼすとい ....
雨がふっていて
なんとなく泣きたい自分を思い出した

大学のとき好きだった人は、写真を撮っていて
久々にネットで再開した
あのひとは彼女なんだろうか?とか
もう、どうでもいい話

表現 ....
またやってきた
このえも言えぬ感情が
それは夜の海の波のように
目に見えることなく襲ってくるのだ
それは恐怖だったり不安だったり
具体性をもたない
それは誰からも理解されない超 ....
止まっていた半年間が
今日 大きく動いた。

この日を待っていた、
ずっとずっと。
泣きながら。
笑える気がしたから。


同じ時代を生きている
そんな奇跡のような現実が愛しい ....
***

樹の緑から飛び立った鳥の黒い羽の音を
夕立のたびごとに絵日記に貼り付ける
それが毎日の日課になったころ
子供たちの影だけがきれいにアスファルトの上に焼き付けられている
 ....
ジョゼは魚になりたいといった
木曜日の夜
二度と目が醒めない様に
風呂桶に潜りながら
枕を抱えていた

ギターの音が聞こえていた
水曜日の朝
世界の全てが消される様に
窓の向こうを眺 ....
湿度の高い暑さののこる夜

デリケートな僕の気持ちをそのまま形にしたような
溶けかけのシャーベットの残るグラスに
きれいに真ん中で割られた月が映ってる

シャーベットをひとすくい口に運 ....
夢と過ぎた城をぬける
荒れた田畑を
古い鎧が肩におもい
切り捨てた刀身の血のりは
悔いの闇
あるいは
執着の炎
生きるために
切り捨てたのだ
畦のむこう
暗い林のかなたへ
ゆるや ....
早く脱出しなければ。
非行少女の、夏が来る。


















厳粛のメモ用紙、多彩なパノラマ。
薄羽蜉蝣の大群。
ストリ ....
「病気はどうして わたしを選んだの」


その答えを わたしは知っている。

わたしになら 耐えられるから。


病気との付き合いに
疲れたら

しゃがんで、
野の花に 耳を傾 ....
わざと深爪をしておく
そうすれば雑踏の中でも感傷に浸れる
それを知った先月から
アナログ時計の秒針に何度も指先を削らせている

姿を待っても一向に来ない人物は
そもそも待つ必要があるのか
 ....
言葉のカーテンにゲロをはく
少年にとって、罪だけが救いで
誰もそれに気付かないから
鉄の棒で殴っている

可哀想に

リビングのど真ん中に
絞首台がおいてあって
その踏み台で家族五人 ....
見上げた空は

青々としていて

雲が気ままに散歩をしている

そんないつもの風景に

夢を乗せた手紙を届けて

いつしかやさしい思い出は

私を築く命になる

尊く消え行 ....
 

屋根をつくった
もう雨が降っても
濡れなくてすむ

立ったまま目をつぶると
近くや遠くから
夏の音が聞こえてくる
いつもと同じなのに
いつもと同じくらい懐かしい

誰か早 ....
朝起きたら
目覚しがあった
静かだった
全て新しかった。

ベールを開けて
触れるものを信じたい
キラキラ輝くもの
儚い現実

敏感な感情
脆い気持ち
正しいものを信じたい
 ....
一体何を記そうとしているのか

いずれは私も煙になり空へと昇り
この魂は宇宙へ還り
星になる

しかしながら

生きている
今を

乗り越える力が少し

少し足りない


眠れずに
今日を否定しようと ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
救急車を呼ばないで竜門勇気0*08/7/18 1:28
決まり言葉北村 守通408/7/18 1:11
「愚痴の殴り書き」Taka★H...208/7/18 0:44
ポスト小川 葉508/7/18 0:40
あさい詩Taka★H...008/7/18 0:36
題名なんかnai008/7/18 0:35
夜に咲く花 ☆atsuch...15+*08/7/18 0:30
旅人kauzak3*08/7/18 0:15
まりあ像  服部 剛308/7/18 0:01
iなひと恋月 ぴの24*08/7/17 23:45
縞田みやぎ4*08/7/17 23:18
ハードボイルドエッグ衿野果歩208/7/17 23:12
行きどまりの坂道で春日野佐秀108/7/17 22:24
心の雫[group]beebee19*08/7/17 22:03
from lim shinあすくれかお...5*08/7/17 22:02
kiyuu008/7/17 21:57
ざわざわ麻生ゆり3*08/7/17 21:40
birth!Izm3*08/7/17 21:28
真夏と重力Utakat...508/7/17 21:21
ジョゼプル式7*08/7/17 21:19
僕らは今夜ひとつの月になるもこもこわた...2*08/7/17 21:15
落武者Etuji308/7/17 21:01
榊 慧708/7/17 20:33
花と そよいで・・・Lucy.M...308/7/17 20:33
レスフクロネヅミ2*08/7/17 20:26
家族おもい3*08/7/17 20:24
思い出kuane208/7/17 20:04
夏の音たもつ1008/7/17 19:14
花の都ペポパンプ5*08/7/17 17:28
ヒロシ108/7/17 17:24

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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