駅徒歩2分 1LDK
テーブルの上には吸殻だらけの灰皿と
飲みかけのブラックコーヒーと吸いかけのボング
悪くはないシュチエーチョンにイマジネーションごと
吸い込んでやりたい気分だ
現在2:3 ....
野獣をおもわす原初のにほい
俺に生きる力が残っているなら
生きろ
精一杯の力で
暗い憂鬱など噛み砕くがいい
むしろ暗い衝動を
我が生きる糧とせよ
はためく力があるのなら
はためくがいい ....
日めくりカレンダーを
まとめて捲るように過ぎる
感傷さえ許されぬ日々
疲れた旅人の
マッチ棒のような細い足
先を急ぐ大きな目
アリのように小さく
ゾウのように大きく
い ....
誰も
いない
静かな
夜道を
ひとり
歩いている

当てもなく
ただ
歩いている

昼間は
大勢の客で
にぎわう
商店街も
車が
行き交う
オフィス街も

夜にな ....
店の
入り口の前に
一匹の犬が
座っている

自分の前を
通り過ぎる
人たちを
じっと
見つめている

まるで
誰かを
まっているように

「いらっしゃい」
「こんにち ....
大人なのに
人を殴ったり
蹴ったりする
人たちがいる

自分が
されたら
どんな
気持ちになるのだろうと
考えることを
否定している

こんな人たちは
自分の
思い通りに
 ....
生きていたのはいつですか?

僕がはっきりと輪郭をもっていたのは

生きていたのはいつですか?

あなたと違ったのはいつですか?



自由に生きたい

とても暑いに日に 好き ....
俺は立ちすくんだ
目の前にはくたびれた人並み 見上げれば灰色の空
見飽きた景色
コンクリートとアスファルト
ゴルフバッグとジャングルジム
まるで枯れた砂漠 逃げ水はまた逃げる
雲の切れ間か ....
 
「カワイイネ」
今日も買い手は5枚の諭吉(かみきれ)で
私から春を奪う

幾重にも重なった諭吉に
「苦シイ」と書いては投げつけた
帰る家なんてない

ラララ、ラララララ ....
 
輪郭はおぼろげに
 
積んでは欠ける箱で死に
 
乱雑な
 
駅前ビルを墓標とします
 
誰かは嘆き
 
誰かは知らぬふりをして
 
淡々と、ただ淡々と
 
日々に溶 ....
さざなみが心を伝って
心へと還る

涼しい音色が青空を伝って
青空へと還る

「もう一度生まれてきたいと思う?」

「生まれてきてよかった」

あなたへと
届けたい
涼しい音色 ....
冷たい指先をカキ氷機に入れて
右にグルグルと回せば
緩やかに零れる君の一片

卵に君の好きなマヨネーズを混ぜて
一つの塊になるけど
僕はそれが嫌いで卵は卵のままで
混ざることが嫌いな訳じ ....
私の声は熱いシャワーの音に消えた
ドアに挟まった指が痛みを帯びて
携帯電話は独りで震えている

水槽の金魚はプカプカと浮いている
何かが始まり、何かが終わる

子供達の声が彩りの中に消え ....
君のキスは生ゴミの味がした
それでも僕はその味が好きになり
何度も舌を絡めては吐き出して、吐き出した
求めるのは自己快楽

カラメル指は解けない力で
僕の右手を奪って見せた
 ....
怖いもの知らずの花が 地に寝そべって
「乾いていたい」と呟く
四角い玉のように 転がる理由も
生き物のように闇になってく

塞がる夢
短し唄
転がる人類 叫べ 叫べ

優しいものを教 ....
まるで遠い昔に母が読み聞かせてくれた
おとぎ話の世界の様に
時間の流れがひどくゆっくりと流れる中で
私はシンデレラの様になれると思っていた

私は今、顔を上げて熱いシャワーを浴びている

 ....
 
まだ幼い車掌の
ポケットの中で
紙の羊は
長く生きられない

かつては命の一部として
穏やかな日の光を
浴びていた気もするけれど

めー、と
ひとつ小さく鳴いて
もう誰に
 ....
地下鉄のホームで靴のかかとが踏まれてる

なんかいもなんかいも踏まれるのでホームの
トイレの個室へ踏まれながらかけこむ

ホームのトイレの個室でも踏まれる

ああなんだガム踏んでたのか
 ....
長く伸びる夜の頬骨は
固形石鹸の白い音を立てては消えてゆく
明滅する宇宙信号機
風は時間の化石
地平線の向こうで朝が撲殺された
今夜何かが変わるだろう
無限に気付いた 事実
年を重ねた 私

実世界 踊るほど回る

耳は瞼
齧られて不幸せ

人は皆 皆は人
地球と一緒 私は苦痛 
いや 私も溶け込む

実世界 狂うほど願う
 ....
ホリー、ホリー
見てごらん
空だ、空だよ、月夜だよ

ホリー、ホリー
おいでごらん
風が風だよ、木が泣くよ

ホリー、ホリー
手をつなごう
膝にお座り、空を見よう

ホリー、ホ ....
ぼくは おもちゃを だいすきな ロボットを
ごはんたべたあと ずっと ふりまわして
かいじゅうが マシンガンキック をくらわして
さいごは ゆかにほうりなげて ぼくは ねた

よる 12じく ....
君の目はふしあなだから
わたしの爪がトウモロコシの粒にしか見えない

わたしには
君の歯がトウモロコシの粒に見えるように

『あんたなんか、ふん!』

たいていの人は
わたしなんか嫌 ....
そのあいまいさから

そうするしかなかった

こうするしかなかった

どうするしかなかったのか

把握できない自分が悪いとすれば

いい加減なあいまいさを認めるようでくやしかった
 ....
皿に転がった

いや 転がした

音を立てて 彼女は落ちた

すこし時間を置いて 彼女は落ちた

そして すこし 

また 

彼もまた
{画像=080808002132.jpg}

朝の路地を職場へ急ぐ早歩きの足元
細い暗渠のコンクリートの隙間から
若草色のトゲ玉がコロンと生えている

思わず足を止めて眺めてしまう
無彩 ....
ドラッグストアでゆらゆらと
68円のうどんを買うのに
他意はない
飲むゼリーを抱え
プリンはフェイント
アイスノンを手に
解熱剤を咥え
マスクを身につける

階段にうずくまり
目だ ....
濃い木目の扉
開くと広がる球形の淵の牧場
白と黒の牛が浮かぶ


日傘をさす少女の顔
鳥の声
笑い声


理由を欲しがる人の
隣に気遣いすぎた時計を止めて ....
サイドブレーキを
ぐいっと引いて 
信号待ちをしていた 

隣の車線に停まった車の窓に 
取り付けた 
バネ仕掛けの手のひらが 
びよ〜んびよ〜んと手を振った 

顔も体も無い手のひ ....
たとえば、薄い桃色のマニキュアを塗ったこと
たとえば、眼鏡を外してコンタクトにしたこと
たとえば、いつもより30分早く起きて髪の毛を巻いたこと
たとえば、スカートの丈を少しだけ短くしたこと
た ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
SMOKIN' SHIIIIIIIIIIIT!!エヌジーマ008/8/8 13:53
破壊渡辺亘208/8/8 13:39
モノクローム街道紫音3*08/8/8 13:18
静かな夜道妖刀紅桜3*08/8/8 13:09
6*08/8/8 13:04
大人なのに4*08/8/8 12:58
生きるってどういうことだだなんてて意外と軽い問題だから気にす ...短角牛308/8/8 12:46
ILL DANCE 4 DA PEOPLEエヌジーマ008/8/8 12:14
YUKICHI雪間 翔408/8/8 11:56
淡々と黒子 恭108/8/8 11:50
音色渡辺亘008/8/8 11:29
君の死体に恋する 3海月208/8/8 11:10
君の死体に恋する 2108/8/8 11:02
君の死体に恋する 1108/8/8 10:59
お帰り十二支蝶008/8/8 9:47
7㌢のガラスの靴蜜柑1*08/8/8 8:55
ペーパー・シープ(紙の羊)たもつ608/8/8 8:01
シュガーレスさわ田マヨネ2*08/8/8 7:35
ぎよ108/8/8 3:55
shin十二支蝶008/8/8 3:23
ホリー、ホリー。プル式8*08/8/8 1:47
おもちゃがチャチャチャそらの とこ5*08/8/8 1:34
切ないほど ボンビ蒼木りん208/8/8 0:35
あいまい008/8/8 0:30
折れたフォーク008/8/8 0:27
エッセイkauzak5*08/8/8 0:25
あける佐々木妖精2*08/8/8 0:24
扉の向こう側北斗七星108/8/8 0:08
呼び声 服部 剛4*08/8/8 0:02
すべては、神音408/8/7 23:55

Home 戻る 最新へ 次へ
4050 4051 4052 4053 4054 4055 4056 4057 4058 4059 4060 4061 4062 4063 4064 4065 4066 4067 4068 4069 4070 4071 4072 4073 4074 4075 4076 4077 4078 4079 4080 4081 4082 4083 4084 4085 4086 4087 4088 4089 4090 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.74sec.