PETボトルが爆発し、粉砕
ホログラムよって分譲型マンション階下にひねもす
頭が高い
双子座の球児、よもすがら蟹座の次女を思い詰めミルク
順番も理解らないまま嫁が施す手料理―その白昼夢 ....
 ちっちゃな小人がテクテク
 あたしのココから 彼方君の
 君たちのハートへ向かって歩く
 沢山の形を抱えて 色とりどりの気持ちおぶって 持ち上げて
 息切れしながら 『大好き』を背負う
  ....
夜明けごろ

朝日で空が白くなるまでの
わずかな時間を

朝焼けが埋め尽くしていく

それは壮大な宇宙のシンフォニーの序曲

あの向こうにあるのは

きみとぼくのハーモニー

信じることと
愛すること ....
隣町で行われた口喧嘩大会の優勝者が不毛な砂漠のこの町で哲学者だと誉め称えられていた。
僕は昨日設置されたばかりの障害者専用ポストに手紙を投げ入れたところだ。
普通郵便と同じ切手を貼るのと引き替 ....
雨も夜明けも飽きてしまった
漫然と死にゆくために
生きているわけではないはずなのに
すっかり感覚も磨り減って
のびきったゴムのように
慣性さえも失くしてしまった
あたり前の情景が
八ミリ ....
ブリッシュノンブリッシュノンブリッシュノンブリッシュノン・・・
いくらなのでも買えるようになったと白痴の呆気が私の部屋に来てからずっと呟き続けていて、とうとううざったくなった私は「お前に対して生理 ....
公園で蝉の骸を踏む乾いた音に
夏の日差しが醒めていきます

夏は生まれゆく季節ではなくて
燃え尽きていく黄昏だから
皮膚の下を流れるもののような色で
手の届かない場所へ
沈んでいくのです ....
夜の端から
空を見上げる


「月はどこだ」


そこにあるはずの光
耳を劈くほどの静寂

震えない鼓膜


僕という、不確かで嘘つきな存在は
また誰かの言葉を借りて

 ....
朝も
沸く客席
青空はまだ
夏の子供
踊る応援
内野も外野も
黙ってはいない
魔物が潜む宝石に
青年は魅了され
汗を惜しまず
走り回る
太陽と砂の中
活躍する
大きな革の手袋 ....
目の前に広がる光景は
ぎらりと反射するガラスだらけのビルのおかげで
わずかに十メートル先で遮られ
その隙間にさえ
絶え間なく人が流れ
流れ
意識の濁流が茹だる暑さで朦朧とする
流れ
流 ....
あなたの声が聞けなかった

あなたの顔が見れなかった

あなたのメールがなかった

あなたの姿を見れなかった

あなたの全てを感じれなかった



たった一日


たかが ....
擦り切れたのはお前の身体かい?
ガーデンチェアに腰を下ろして
さりげなく窺う悪しきもの
あいつの目線からは下水道の臭いがする
腐臭じゃない、脳内で渦巻く…たくらみがどうしようもなく ....
日差しが熱い。
日陰は涼しい。
気温そのものも暑いけど、日光の直射がいけないんだ。

大樹の陰に寄っていって、
煙草を一服、
しようと思ったら禁煙区域だった。
ので、
喫茶店に入った。 ....
 
ただいま
あの渓流沿いの
真夏の道をはしる
僕の源流よ

さようなら
また会う日まで
流れていますように
道を流れる水が
きっと僕が人である
その日まで

こんにちは
 ....
昼2時をすぎると

バック9は収束にむかってゆく

バーディーなんかいらないから

パーを積み重ねて

スコアを固めてゆきたくなる

その時間帯が好きだ


景色は黄いろい影 ....
紺碧の輝きを放つ
カラスアゲハの翅が
百合の花のつよい匂いに紛れて
大きくひらくのを見た

静止した夏の庭。

そこに私がいる
分岐の先に、
意識が流れてゆくのも――
移ろう涼しげ ....
朝焼けが
虹彩から奥を焼く
明らかな
明日に
確信が持てないから
夜を
終わらせずに
朝焼けの夜を
産んだ

ここは
降りる駅を寝過ごしてしまった
風景に似ている
生まれた日 ....
お盆のあいだ日本は停止する

仕事もなさそうだから

三日連続でゴルフをした

二日目なんかはワンハーフ

汗だくになって

朦朧としながら

芝生のぬるい匂いをかぎながら
 ....
 じっと 俺を 見る
 なにか 言いたげに
 木の上から 見降ろす
 下から 見上げる
 下駄箱の中から
 車の上から
 今にも しゃべりだしそうだ!
 しゃべっても ビックリしないから ....
一枝の挿し木が
丸一年で花を
つけた
いい香りがした

大切に育てた
一枚の葉でも
成長した
思い出の花

もうその人には
会えないけれど
気持ちはいつも
つながっている
 ....
「頑張って!」
と思わず口に出してしまう
それは頑張っている他者への共感であり
ふりかかる火の粉を払おうとする
ある種の逃げ口上とも言い得て

決して自分の事ではないのだから
「それじゃ ....
耳元に
汽笛がなにか告げている

窓には
楽団の景色や音色が
時折やってきて
後方へと過ぎてゆく

傍らの隣人が唄い

足元を
夜の水が辺りを
青く燃やしていた

楽しい音 ....
あの子は夏に死んだと云う
漆黒の髪をしずかに垂らしていた、
あの子は息をなくしてしまった

ひどく鬱いでいたので
空気の奇麗な山奥へ療養に行った
しばらくは落ち着いていて
やさしくわらっ ....
ゴルフ場では

たまに神秘な光景にであえる

仲間がショットするあいだ

ぼおっとうしろを見つめていた

ヒグラシや他のセミが

背高い木々の壁のなかで

ひんやりとした交響を ....
むせ返る
暑風に運ばれる
火薬の 
あの夏のにおいが
けむたくて
目を伏せてしまいそうなほど

短い季節の 
そのページがまぶしくて
栞もはさまず
本をとじた


夏の
暗 ....
好きだった
あれこれ眺めること
時間だけを支払うこと
手ぶらでドアをこじ開けること
手放せずにいた
かもしれないを
恐れていた
買わないが消えてしまうのを

自動ドアに認知されない子 ....
秋が
深まる季節
落ち葉の季節

秋が
深まってくる
ひらり
ひらりと
木から落ちる

なんだか
とても
きれいに見える

落ち葉は
またひとつ
落ちていく

いろ ....
雪の降る夜に
どこからか
白兎が
現れた

白兎は
遊びまわり
跳ねまわっている

いつまでも
いつまでも
雪の降る
野原を
追いかけていた

春が
待ち遠しいね
う ....
夜まで
桜の木の下で
お花見を
している

とても
大きな
桜の木

風も
少し
吹いている
夜空に舞う

花吹雪
ひからびたからだと
ひらかれたからだとで
だらだらと抱き合ううちに
汗ではないものが流れ出た
かなしくはないのだが
うれしくもないままに
むなしさだけがわいてきた
背中で虫がつぶれて ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
思春期の跡は凸凹詩集ただよう108/8/17 6:55
無数の小人がテクテク歩くきりえしふみ3*08/8/17 6:45
夜明けの歌ヒロシ008/8/17 4:35
海猫へ詩集ただよう008/8/17 2:03
カラカラカタカタ紫音2*08/8/17 2:02
ブリッシュノンの成果詩集ただよう108/8/17 2:01
季節は生まれたりしないのにたりぽん(大...9*08/8/17 1:39
月はどこだ2*08/8/17 1:33
金剛石(ダイヤモンド)木屋 亞万008/8/17 1:23
「昼下がりの憂鬱」紫音3*08/8/17 1:14
あなた中毒愛心3*08/8/16 23:57
目線にいちいちイラついたりなんかしてもホロウ・シカ...3*08/8/16 23:39
ガラスの陰マイケル108/8/16 23:13
キャッチ・アンド・リリース小川 葉108/8/16 22:48
バック9吉岡ペペロ108/8/16 22:41
美しき残像 ☆atsuch...19*08/8/16 20:25
カリカチュア・『シンメトリカルアトラス』しろう608/8/16 20:24
雲とセミいがい吉岡ペペロ308/8/16 20:22
じっと見る     guchi_...008/8/16 19:00
夜香木ペポパンプ5*08/8/16 18:38
頑張ってのひと恋月 ぴの16*08/8/16 17:47
夜河のほとり夜恋208/8/16 16:08
笹子ゆら5*08/8/16 14:49
しばらくはうしろに吉岡ペペロ208/8/16 14:38
夏夜こゆり5*08/8/16 13:01
無常佐々木妖精8*08/8/16 12:47
落ち葉の季節妖刀紅桜2*08/8/16 12:15
雪の降る夜に4*08/8/16 12:09
花吹雪2*08/8/16 12:04
むなしき熱帯楢山孝介208/8/16 10:49

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