鯉が泳いでる
恥ずかしそうに
ヒゲをはやして
あのヒゲは
何なのだ
鯉にはヒゲがあるのだ
何のために
あるのだ
きっと
恋のためなのだ
あのヒゲをさわりたい
けれど ....
きっと
どの道を選んでいたって
正解でも不正解でも
なかったんだよね
それぞれに
未来はあった
僕が選んだ、道の先
"今"
....
音の闇があり
むらさきがあり
白い泡を染め
闇を抜ける
夜の会話が屋根を歩き
窓から入り
まばたきに驚き
再び出てゆく
夜に咲く花と脇道
小さく手を振る気 ....
仕事の山に遭難していませんか?
迷い込んだ青いトンボ
倉庫の窓
突然の雨
振り向くと秋の気配が遠くに
長く少し薄くなった
夏の陽射しが手を休めています。
今年の夏も大きな波が ....
一粒一粒を
じっくりながめて行くと
一粒一粒が
独立した岩石であることに気付いた土曜日
砂漠化の影響は都会にも広がっている。
あなたの近所にも小さな砂漠がある。名を砂場という。
....
部屋で音楽がゆっくり流れて
外で雷が鳴って
曲の切れ目に窓が光る
合図
音楽の方はシンバルで
私はどちらなんだろう
音楽も雷もどこか遠まわし
クーラのきいた部屋で
屋根と優しい音に守ら ....
とざいとうざい
ここにおわしんす紳士淑女のみなさんよろしくおしげりやす
茨城代表
ディスティニーデジャブーレバーに来る酒ドラッグマニー
スローでクロールするようにずっと真っすぐスクロー ....
家を
ぼだされだ
わらしが
わらしでなぐなるまで
泣ぐ声が聞ごえだど
おめは
山がらひろってきた
わらしだがら
ほれ、見れ
この柱さ傷がある
熊の爪あとが
オドは言 ....
「そうだ。旅に出よう。」
どこに行くかなんて、なんの目的で行くかなんて
そんな細かいことはいいんだ
ただ、今旅に出たいと思う
道が不確かだっていい
目的がなくたっていい
迷ったっ ....
縦の譜面に奏でられて
しゅ〜る こっとん こと こっとん
太陽の揺らぎ 草木の葉おと
きらきら
草原の かがやき
一枚のぬうの
僕は呑気な波紋
波間に揺れてゆらゆら
賢者は嘘吐きの石
谷間を抜けてごろごろ
平行線は交わらない様に出来てる
僕らの中は交わるように出来てる
喋らなくても解かる様に出来てる
そう思い ....
でんしん柱の先っちょに
ちゃっかり乗っかっている あおい
あしたデートしようね
待ち合わせは・・
あおい あおい たまり
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君はそこにいて
ぼくはここにいる
目線は同じ、でも
距離は5mくらい?
ホームを隔てて合図をした
君が手をふって答えた
ここがふたりの乗換 ....
なぜにこんなに空が美しいのかとか そういう
ことを考えている、ぼんやりと、なにげなく、
どこへ行くのだろうとか、どこへ帰っていくのだろうとか、
たましいはいったい何なんだろう、とか考える おなか ....
もっとあなたを見せて
ねえ 写ってる? ここに 写ってる?
拡大してみても
ただのあなたしか見えない
見えない(見える
見える(見えない
見えない(見えない
性格をよく表して ....
祖母へのお手紙 ....
最近つくづく思うんだ
「自分ってなんてかっこ悪いんだろう」って
でも
自分のことをかっこ悪いって思える自分を
どっかでかっこいいと思っているんだ
1.「もう子供なんかじゃないと思っていたのに」
涙が出そうになるたびに
缶の中のドロップをひとつぶずつ
口にちいさく押しこむ もの だから
雨粒が
薄い緑色で。
口の中なんて もう
....
民族紛争
白人と黒人
貴人と奴隷
なぜ同じ人間だと思えないの?
なぜ同じ地球に住む者だと思えないの?
空から陸を海を見なさい
どこに国境があるというのですか
どこに国の名が書かれ ....
白い街が僕らを消して。
溶けるように
やわらかな鐘の音が
胸を締め付ける
この風の匂いを
君に届けたいのに
まだ・・・。
瞳は もう
見つめることも
許さないけど
....
セミが鳴き
日差しが強い
風が吹き
雲がきれい
昼寝をする
スキップスキップ
らんらんらん
ハンモックに揺られる
この幸せがずっと
続いて欲しい
夢か?蝶か?
平穏無事の ....
目を閉じて
少女は
オカリナを
鳴らす
誰かを
思い出してる
ひとつ
ひとつ
オカリナに
指を置く
なにかを
思い出している
少女は
オカリナを
いつまでも ....
畑の道を
夏の
暑い日に
懐中電灯を
照らしながら
歩きました
蛍が
あちらこちらから
灯りを照らし
周りに
いくつもの
光りが
見えました
妹と
二人で
昔 ....
空に
あがる
花火は
とても
きれいだ
まるで
1つの
絵のように見える
また
ひとつ
空に
あがった
空に
あがる
花火の火
「ドーン ドーン バーン ....
あの向こう
ぼんやりと揺れる
陽炎のような
ボクノユメ
草原の風とともに
流れてゆく
真夏の空は
呼吸を忘れそうな
快晴で
太陽は
僕の外側を焼いているはずなのに
内側まで
焦がされそう ....
朝の暖色の中
僕はもう名前を知らない
__君以外の
名前を知らない
薄透明の世界に息をして
僕はもう何も知らない
__君以外の
何も 何も
そっとキスをしよう
触れるよりもやさし ....
―右向けー、右ー、左向けー、左
点けっ放したまま寝てしまっていたテレビの音で俺は起きた。清々しくない朝に髪を撫でつけながら、リモコンでテレビの電源をオフにした。
ベッドに腰を据えたあと、猫 ....
あなたの名前を連ねてみたら
あなたがどこにいるのかわからなくなってしまいました
私の 孤独 は
生来、明るいもので
この心に佇む
静かな
先の見えない穴蔵にせせらぐ
わず ....
子鬼が
ざくろの実を食べた
僕はひとり
校庭で体育座りをしている
世界が夕暮れていく
どこかでまた
朝焼けをつくりながら
自分が主役の映画を撮っている
彼女が助演兼カメラ
僕も彼女も出るときはカメラを三脚に載せて録画ボタン押してカメラの前で二人して色々する
困るのは台詞
あと顔
台詞は恥ずかしくて言えないし顔は ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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