{画像=080722004625.jpg}

飛べ 飛べ
おれよ 飛べ

まっしぐらに 飛べ
何も考えずに 飛べ

踏み切って 滞空する時間に
脳裏をめぐる 想いは
展開の素早さに ....
とおくのおくにでおまつり

とってもおおきなおまつり、

みなさんが、みなさんが

おっきなみなさんが、

まっくろいかおして

おっかないかおして

おままごと

せんそ ....
ひととおなじじゃいやだなんて

やっぱりひとをきじゅんにしている
溺れて溺れて
深く深く真っ暗な底に
消え去る前に

やがて快楽に変わるまで
何度も何度も
溺れて溺れて

悲しみではなく
快楽に変わるまで

身体だけあれば良い
他は全て置き去 ....
転がるように、おどけるあなた
まるでピエロみたいだった

はらはら、わたしは
あなたが演じるあなたを
ただ見つめてる

空中ブランコ、ゆれてもその手を
つないだその、手をはなしたくはな ....
銃口はもう完璧に腐っていて音もなく
崩れ落ちたよ
愛がなんなのと君は聞くけど
僕だって知らないさ
だから小説やドラマがいつも夜の9時に
迷走しているんじゃないかなあ
いつまでたっても読めな ....
世界を変えられるとか変えられないとか
そういうことをいちいち誰かが細々とつぶやいて
それは確かに誰かの耳に入るけれど
結局うまく回らないまま、落ちてしまう

{引用=爆撃の音がきこえる、夜
 ....
星野ジャパンをせめないで
星野ジャパンをせめないで
星野ジャパンをはんごろしだ
星野ジャパンをはんごろしだ
星野ジャパンをはんごろしだ

星野さん、星から生まれた、あなたは
適当な水たま ....
胡瓜がある
美しい弧
青々とした肌
適度な間隔を開け
並ぶ突起

私の若い頃には
胡瓜は地を這い
地と接する腹は白かった
緑と白、間に黄色
あの化粧っ気のない胡瓜
最近見なくなっ ....
一つのものは 全てその一つとして 
時間は時間でなく 一枚となり 感情となりながらも
支配され 歪められ 固定され 第三となり
過去も 今も 未来も 
流れゆく全てが また情景であり
一枚で ....
おひさまいっぱい浴びたカリフラワー
たまごでとじる
そうやってたくさんとじてゆく

この部屋を出るとガス(かるい)があふれてて
ぬりかべに気まぐれに電話‐‐こんにちは‐こえはどこにあるのです ....
雨のスクランブル交差点を眺める 
2階のCafeで 
木目のテーブルの上に 
「 アランの幸福論 」を開く 

信号が青に変わり 
湿った白い梯子の上を 
流れ出す 
色とりどりの傘の ....
和解だって 破壊だって
貴方は出来たはずなのに

未来だって 過去だって
貴方は理解できてたはずなのに

苦しい や 悲しい や
嬉しい や 楽しい は
違ってるように見えて全部一 ....
   僕はあまり夕焼けが好きではなくて
   海は群青であってほしくて
   たとえ
   双手にすくう水が透明であったとしても
   きみには蒼であってほしくて



  ....


飲みさしのコーヒーの中に
砕けた夏を発見した
掬い上げようとしたら
逃げるみたいに砕けて沈み
底の方で銀色に光っている
人差指でかき回すと
跡形もなく溶けてしまった

 ....
{引用=

ゆうべ ぼくは あまもりに なりました

ほしが おちたからでは ありません

じゅうが うたれたからでも ありません

ずっと

たいように やかれつづけて きました ....
雨の日にも、
僕は
傘をささずに歩きたい。

張り巡らされている、意図への操作
気分屋の変わりやすい気象だから、


駅に並んだ不法駐輪の自転車を蹴り倒して
ビニール傘を叩き潰して
 ....
裂け目のように

はりつく雨筋
くすぶり続ける塵の水滴


仰いだ





煙が雲と同化した

酸性の石英が
びっしり敷き詰められ
た 道で

両手を外して ....
咳をしても一人
分け入っても一人
つるべとられても一人
海に出ても一人
水枕がばりと一人
落ち散ってうち重なって
雪とけても一人
誉め殺し
ボディータッチ
お土産と
至れり尽くせり

男はおだてないと
仕事をしないからと
人は言う
つやつやの顔

繊細な気遣い
化粧していない顔
追いつめられる
逃げる
 ....
結果が重要なのではない
そこに至るまでの過程が
もっとも
重要
なんだ

一足ごとに
アスファルト踏みつけるたびにそこから
名前のない生命がうまれて
燃えながら
 ....
あなたみたいに遠くへは行けない。
ぼくには足があるから。
そういっていいわけを考える。
うまい、うまくないかはべつとして。
とりつくろう、縫う、パッチワーク、みたいに。
きれいかどうかは ....
 
鏡にうつる
自分を見てる
ありもしない
本を読んで

ふすまが
開く音がして
慌てて
本を閉じる

それでも
気づくことなく
人は次の
ふすまから出ていく

少し
 ....
ダラダラ雨が降るり
ナンラン雨がもどり
ランダン雨がもどり
ダンラン雨が降り

記憶が煙草を吸えぬ
から記憶が煙草を吸えぬ

僕は指を描けにして
描けを指にするから

耳が臭くな ....
雪はつもり
せわしなく落ち
寄生木と寄生木と寄生木の森
冬が虹を捨てに来る森


枝と鉱 黒と緑
はざまにはざまにそそがれるもの
響くうちは
水でいられる

 ....
真っ赤に並んで咲くつつじの中に

青い小さな花をつけた一本の野草を見つけた  

日に照らされ赤々と誇らしげな中に  

可憐な青い灯火を掲げ  

しゃんと背筋を伸ばす  

は ....
曇り空にその彩かな色を奪われながら
涼しい風の言いなりに首を振り続ける
自己主張が苦手な遅咲きの向日葵の小さな声は

消えかけた横断歩道の白線部分みたいに
はっきりとせず途切れ途切れで
流 ....
死んだ人が生きかえる
バラバラだったラーメンが、一つのどんぶりに集まる。
家族はうれしがって、ラーメンにろうそくを立てて、復活を祝う。
ろうがラーメンにあふれて、あぶらと間違えて口に入れて
ま ....
前髪が濡れていて、うまく夜風に
流れてくれないのを感じながら
腕を軽く上げた先の
線香花火に、視線を戻した


断末魔の産声が
チリチリと聞こえていたはず
かつての夏の夜
赤い輪郭を ....
四角いへやに住みたい
何もないところで
棚に邪魔されずに
四角をながめながら
四角の一部になって
心臓を壁にあずけて
窓も作らず
頭の中にもう一つ四角をこしらえて
あほになったまま
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
飛べよ おれ[group]beebee1308/8/24 3:50
ヒトリ赤澤るろる108/8/24 2:42
_夢頭制作委員...008/8/24 2:32
暗渦落下赤澤るろる108/8/24 2:27
サーカスタマムシ5*08/8/24 2:11
日々ki108/8/24 1:22
眩む青笹子ゆら3+*08/8/24 1:18
スターフィールドパラソル1*08/8/24 0:36
胡瓜と木瓜木屋 亞万2*08/8/24 0:21
情景kope*c...008/8/24 0:06
つぎはぎ さわ田マヨネ208/8/23 23:53
東京の宇宙人 服部 剛108/8/23 23:44
完成しないライムセルフレーム008/8/23 23:12
刺痕Affett...4*08/8/23 23:08
夏の終わり吉田ぐんじょ...1808/8/23 22:35
やねしろう2*08/8/23 22:20
掃け埃マイケル108/8/23 21:26
スピロヘータKETIPA1*08/8/23 21:11
分け入っても一人海里308/8/23 20:46
おばちゃんペポパンプ3*08/8/23 20:26
プロセスモリマサ公1108/8/23 20:19
ほんとうはここにあって、真実はここにはない。ゆうと6*08/8/23 19:39
部屋小川 葉208/8/23 19:34
そかいの深刻十二支蝶108/8/23 18:27
虹の名木立 悟108/8/23 17:47
「名も知れぬ花」広川 孝治108/8/23 17:11
遅咲きの向日葵皆月 零胤1*08/8/23 16:21
誕生日パラソル2*08/8/23 15:41
Nemo二瀬4*08/8/23 15:26
四角いへやに住みたいパラソル2*08/8/23 15:13

Home 戻る 最新へ 次へ
4030 4031 4032 4033 4034 4035 4036 4037 4038 4039 4040 4041 4042 4043 4044 4045 4046 4047 4048 4049 4050 4051 4052 4053 4054 4055 4056 4057 4058 4059 4060 4061 4062 4063 4064 4065 4066 4067 4068 4069 4070 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.35sec.