080830
想像外の知的生物
人類がアメーバ程度に喩えられる
完全立体知能を分散拡散透明化する
概念としての生 ....
あなたがくれた幸福は
とても優しく はかない
幸せの記憶よりも
一つの約束に固執する私は
あなたのくれる幸せよりも約束の方が大切でした
いまでもあの約束はわたしの支え。
あなたのなかに ....
あぁ、そうだった
しまった
私は枕が変わると眠れなかったんだ
と、ぐっすり眠っているあなたの腕に
頭を乗せながら思いました。
わたしは なにも もっていないから
あなたを きずつけてしまう
かなしませてしまう
でも こわすぎて
うごけない
すぐ めのまえに ある
....
飛行船にのったひとびとが
何人も何人もいる
その人たちは、まどをあけて、ここから飛びおり
たがっている。
映画のような気もちで 落下したら
着ているものがどんどんぬげていく
最後にアン ....
あなたの匂いになりたくて
灰色の白い部屋にする
喉が痛くなるかと思ったけど
案外丈夫なカラダの作り
親に可哀想と思われ続ける子供のこの先が
気になる
「可哀想」だけの言葉は未来を消 ....
遂には不信のまま生涯をおえるのだろうか
いくどとなく陽は昇ったそれでも
明日また陽が昇るとは信じることができなかった
夜の闇のなかをよびかけるための一言をさがしている
無数の問いをかか ....
『 お前を泣かしてやる 』
いや、まじで本当にどのように
背中に突き付けられた人差し指は
銃に変わるのか
グリグリ メリメリ
銃口をそんなに押し付けなくても
ここからは逃げられない ....
いつの間にか
できるようになった蝶々結び
結んで、ほどけて、結んで
結んで、諦めて、結んで
縁という名の糸を辿って
強い絆を造るんだ
君の糸を捕まえたら
僕の糸と蝶々結び
....
雨の降る寂しい夜は
樹海に似た空気を宿している
車の黄色いヘッドライトが雨に溶け出して
道端の排水溝に流れていくさまに寒気を覚えながら
傘もささずに一人歩いていた
煙のように揺ら ....
ピアノの音
テケテケテケテケ
ギターの音
ジャカジャカジャカ
ベースの音
ペケペケ
ドラムの音
ズントンズントン
人生明るく
楽しく、元気良く
純粋に、
音を鳴らそう
....
心を込めて
言葉を綴る
大切に扱う
Sweetな言葉
誰もが愛に餓えた
Hungry hunter
愛を上げる人は
みんなもてる。
話しも自分の事は
我慢する。
その人を引 ....
思いのほか強くてうまい酒が入ってた
あれは酒入りチョコなんかじゃなくて
猪口で作った瓶入りの酒だ
なーんてなんて
どうにも手が止まらない
進む進む酒入りチョコ
実は ....
一
生前葬のようなドクダミの十字架終わって夏開き
*
梅雨の出口 夏の入り口 七色の橋が横切る空
*
「冷やし中華はじめました」で始まる夏もある
*
こ ....
私は向日葵になりたかった
朝顔になりたかった
太陽から愛され
少女から口づけされる
美しい花になりたかった
私の周りには雑草だらけ
小さい ....
例えばわたしは赤信号しかしりません
博士はそれに腹を立てたのです
それから幾つもの工具を取り出して来たかと思うと
脳内チップを取り出しました
例えばわたしは赤信号をしってします
例え ....
この世に未練を
残した人間(ひと)が
眠る墓には
鬼火が出るという
男にすてられた女
母にすてられた幼児(おさなご)
息子に殺された父
....
銀色に光る浜辺で
ゆっくりと本を読む
輝く月が闇に精彩を加え
海がその姿を優しく映し出す
幽かな水音に揺れる心
見上げれば星座の海
遥か昔の英 ....
星になろうか
蛍になろうか
骨壺と帰郷してきた
あぜ道の先に鉄塔の里山
夏は盛りで
田は青くそよぐ
懐かしいともいえないぐらい
生家はそのままで
特に変わらない父が
特に変わらな ....
さまざまな事象について科学的な見解がつけられ、証明され、人間は自惚れる
私があなたのことが好きだってことが一番重要な話なのに、それさえも忘れる
結論からいけば、この世界はなんて美しいんだろうかとい ....
眠い瞼に写る人影を 誰かと知る
少し息苦しいのはこの首に有る 太陽の行為
いつ此処へ来たの
ガラクタばかりを寄集めて出来たヒーローを
夢見ていたのは確かだけれど
名前を呼ばれるけれど ....
ピカリと稲妻がともり雷鳴が空を割った
今は小康状態
夫はゴルフにでかけ明日の朝まで帰ってこない
平静を装ってはいるが
絶え間なく続いた昨夜の雷に
腕も腹も脳天も足の裏からも入り込まれ ....
麦茶の入ったグラスが
汗をかいてるよ
伸ばし過ぎた爪も
切ってしまうのはさみしいの
なにもかも溶けていき
温い風に乗ったあなたに
追いかけられる夢を見る
「飲んでしまえば楽になれるよ ....
ちょっとだけ焦げたトーストに
マーマレードを丹念に塗りつけながら
行間が欠伸している新聞記事を
接続詞のように眺めていた
かなりぬるくなったコーヒーを
スプーンで執拗にもてあそびなが ....
僕の部屋だけを残して
今日も一日は終わる
Tシャツが背中にへばりつく
僕の口にした言葉は
一体どんな形だった
吐き捨てたのは自分のはずなのに
胃の中ではまだ
黄色い物が蠢いている
....
そいつは黒のタクトップに
80年代のシャンブレーシャツを着て
66後期のボロボロのジーンズに
黒のスニーカーを履いていた
サンドベージュのMTBに
飾り立てた削り出しのパーツで
ネオレトロ ....
僕はここにいる
僕はここにいる
君を愛している
僕はここにいる
僕はここにいる
僕はここにいる。
濁流に飲み込まれ
消えて終え
夢を描く私よ
濁流に掻き消され
失せて仕舞え
胸を突き刺す豪雨
もう幻の君
涙が身体に絡み付く
激しく街を染める
Sadness Squall
アナタは何で私を一人にしたの
「愛してる」って「一生そばにいる」って言ってくれたのに
アナタはもうこの世には居ない
一人であの世に行ってしまった
私は一人のこされた
アナ ....
ことりが笑う
種子を蔓延る
近しき性器の肉腫がおりました
潰れるような
打ちつけるような
首を立て
マンホールに跨る女がしゅくしゅくと
おえつを
脱腸のように
....
4021 4022 4023 4024 4025 4026 4027 4028 4029 4030 4031 4032 4033 4034 4035 4036 4037 4038 4039 4040 4041 4042 4043 4044 4045 4046 4047 4048 4049 4050 4051 4052 4053 4054 4055 4056 4057 4058 4059 4060 4061
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
5.08sec.