いろいろな映画を作る。
本を買う時間を作る。
映画を買う時間を買う。
本を買う時間を作る。
映画の話を買う。
本を買う時間を作る。
本を書いていく時間を作る。
映画の話を買う。
本を作 ....
ヒロくんは
ほ乳びんの乳首ならチュウする
「わたしの乳首はキライなの?」と
ほ乳びんの乳首にやいてみる
昨日夢をみました
あなたの夢でした

あなたの ちっちゃい ちっちゃいこぶしが
わたしの おなかの皮から ひょっとのぞいた
そして わたしと握手をしたのです

うれしくて
 ....
弟とテレビをみていた
目の前にひろがっていたのは
銃を構える軍隊と対峙していた
花を構える国民だった

圧政のため起こった反乱で
政権をくつがえした力

睨みあったまま銃撃は起こらず
 ....
二十代が終わるときは

なにも響いてこなかったのに

きょう三十代が終わる

なぜか十代さいごのときが

懐かしくなっている

べつに追憶を重ねているわけではない

ただほんと ....
ゆうぐれをあびると
くびすじから、すこし
てんしのにおいが
する
だから もういちどだけ
とべる



きみも ぼくも
もう もどってこれない
こくばんに
らくがきしたかっ ....
もうベビーじゃないこびとをのせて
ベビーカーを押している
愛しい生活にまみれた周辺を
いっぱいに抱えながら

秋は日に日に落ちてきて
車輪がとらえる枯れ葉の音が
肌の乾きを知らせてくれる ....
切り
開いた
現れた秘密
立ち眩むきみ
ただこれが信頼を顕せるのだと知っているわたし
ここは胡桃です
安心の窮屈です
近寄れないと知っているので
この膝小僧にキスをねだるのです
目配 ....
祈りがぬくぬくと日常を結膜炎

責任が涙
水の使用に隔壁を顫動している
遅すぎるくちづけが、きりくちにはなかにしかないこと
工業や医療を「モーゼ効果」をおちる
にんげんのテレビ・パソコン等 ....
鮮やかな圧搾機よ
加担を降る
少年とふらんした
闇の降る
多数の魚のだれのせゐでもない肩の
複眼の画像からけれども
意志くせに
しらしらと逆吊りの腕のながさよりも目を酷使する
網膜をこ ....
ひとりひとりの
誰かに似ている石の仏たち
きのうまで近くにいた
でも今日はいない

だれも知らない
過ぎ去った日の遥けさを
石の視界は
どこまで届いていくのだろう

十六人の不動の ....
明日は晴れるでしょう

今日、これだけの雨が降ったのなら

明日は晴れるでしょう

こんなにも望んでいる

たとえそれが台風の目でも

空を仰がずにはいられない。
赤い背景にボクサーの姿が描かれた
そんなポスターの前で
彼は教師と言い争っていた

ポスターは剥がされ筒に丸められ
彼の小脇に抱えられた

教師が立ち去ると
彼はこちらを振り向いた
 ....
別れの言葉と
 
その引金を引いて
 
悲しみ
 
憎しみ
 
痛み
 
君でさえ
 
諦められた「.」の世界で
 
僕の眉間に 7.62mm

最後のプレゼントを
 ....
雨の温度が秋であれば
降りしきる時が吹かせる
あの風が好きだ

小雨であれば
プリントアウトした君からのメールを
焚き火にくべよう。

消去するときは軽々しい一瞬だったけど
剥がして ....
 海はとおい。
 ただ「海を見る」
 それだけを目的にして目指すには。

 「海を見る」それだけを目的に
 自転車をこいだことがある。
 四時間もかかった!
 塩っからい汗にまみれた8月 ....
暑ければじっとりと汗をかいて

寒ければ{ルビ霜焼け=しもやけ}を作る

水の冷たさを知っているし

風の柔らかさも知っている


鈍感さばかりみせるけど

ささくれ立った指が
 ....
新井さんちの広い庭で
のびのびと広げた枝から
ぼたぼた落ちる柿
青いときも
赤いときも

ぼたぼたぼたぼた
旅の恥は柿捨て

ぴちぴちしてたからって
得したことなんか何も無かった
 ....
変わり果てたと言うけれど
仰向けのまま
目を閉じたそれは
はて
こんなにも鼻のてっぺんだけがかつての位置を保って
気高く見えるのは
胸が苦しいというよりも
ああ、この鼻の先から
もうあ ....
9月12日の
岐阜の未明
窓を開けたら
シオカラトンボ

こいつはすごく敏捷なんだ
フルートのようにね
でもさ
彼は電灯の紐に

捕まって離れようとしない
羽根を摘んで
お外に ....
あなたといて、満足なんだけど

なんだかシーソーがつりあって動かなくなってしまったみたい

シーソーはぐらぐらするから面白いんだよね
夜を漂う電気クラゲをつかまえる
しびれる〜
しびれる

Tシャツの繊維をプッシュしているふたつのふくらみ
それを掴ませてくれないか
うしろから突き上げたいんだ
大腿骨がぐしゃぐしゃになっ ....
侵された病の名
それは孤独
人皆孤独
それなのに
俺一人が孤独である
この事実!
米だわらの中に小人がいっぱい住んでいて、
星のような速さでビルの下を自動車が
行ったり来たりしている合間に
めいめいテーブルに座って
まさに頭から赤いシチューをかぶろうとしている。

「お ....
僕がそれを壊しました
真相を探りあてたのです


幸せの鐘の音
フラワーシャワー
未来の感触




僕が引き金引きました
丸ごと引き裂いたのです


甘い夢 ....
岩のような物体がある
だけどそれは
確かな存在ではなく
既に灰の塊でしかない

ナイフの先から
たちまち感触が失われ
崩壊する固体
右手に力をこめ前進
わずかに灰をかぶるが
頭上か ....
 
僕は釣りに飽きて
木陰に隠れて自慰した

木陰から戻ると
大きな鯉でもかかったのか
父に借りた釣竿が
遠く沖に浮かんでいた

それは時々
生き物のように動くのだった

ボー ....
 きっと僕ら 互いに
 いつだって 一方通行
 「君の事など構うものか」の、お得意の戦法……手法
 コミュニケーション(?) のような意思疎通で
 身勝手に 互いに相手を カテゴライズ……(臆 ....
古い詩が隠された泥の夏
わたしは薄い膜のようなものに遮られ
わたしの日常に触れることが出来ない

克服したはずの月曜日が
丹念に砥ぎあげられた日本刀のような物差しを持ち
午前三時の暗がりか ....
ふうっと息をふく
まあるい
シャボン玉
とんで
きえる
シャボン玉

ふうっと息をふく
どんどん
シャボン玉
次々と
生まれる
シャボン玉

パッチン と
シャボン玉が
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
いろいろなことを思う。寝る話。008/9/21 10:38
ほ乳びん池中茉莉花3*08/9/21 10:36
握手3*08/9/21 10:34
二十年前の事砂木6*08/9/21 10:29
懐かしくて吉岡ペペロ608/9/21 10:09
ばいばい、てんしねことら608/9/21 9:59
夜のはじまり・多摩川土手ごしに望むたちばなまこ...18*08/9/21 9:04
篭城[group]伊月りさ7*08/9/21 9:03
別れ #2《81》柴田...1*08/9/21 8:38
別れ3*08/9/21 7:08
風の十六羅漢[group]yo-yo3*08/9/21 6:03
等圧線がえがくもの短角牛108/9/21 4:06
卒業の日佐々宝砂2*08/9/21 3:25
スナイパー徘徊メガネ108/9/21 1:07
眠りたい、雨の日はたりぽん(大...17*08/9/21 1:04
海とカップラーメン芥生008/9/21 0:58
心は裸足Reject...2*08/9/21 0:25
柿捨てちりめんチャ...108/9/20 23:23
どろっぷす208/9/20 22:58
シオカラトンボじゅらいち108/9/20 22:46
シーソーくしゃみ3*08/9/20 22:29
病院詩udegeu...108/9/20 22:25
孤独kei99208/9/20 21:30
テーブルの上で最後の食事をパラソル1*08/9/20 21:21
Unhappy Endingcaleha408/9/20 21:15
木葉 揺7*08/9/20 21:09
しまい忘れた風鈴小川 葉3*08/9/20 20:22
辿れ輪郭きりえしふみ2*08/9/20 19:48
ばらばらの砧狸108/9/20 18:40
シャボン玉 キエタ佐々倉寿実108/9/20 18:14

Home 戻る 最新へ 次へ
3995 3996 3997 3998 3999 4000 4001 4002 4003 4004 4005 4006 4007 4008 4009 4010 4011 4012 4013 4014 4015 4016 4017 4018 4019 4020 4021 4022 4023 4024 4025 4026 4027 4028 4029 4030 4031 4032 4033 4034 4035 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.18sec.