くだらない事で神経をすり減らし
まだ死ぬ気にはなれない
そう
楽しくないのは死ぬ理由にはなり得ない
辛いのも決定的な理由にはならない
自分を心の底から諦めた時
その時初めて死ぬ理由が得られ ....
 いつも果物をならべている
 腐ったものはないか確認しながら
 ひとつひとつのウマさが
 きわだちゃしないかと
 あわよくば
 そう考え
 数秒後に忘れる

 これは仕事だ
 ....
冬の継ぎ目を
誰にも気づかれないように
走りさったあの日

あの日は毎年やってくる

それは 玄関の扉を開くと同時に

背中に 過去を想い出す懐かしい匂いと
肩に もどか ....
 
雑音が聞こえる
鞄の中から
聞こえる声を聞きながら
母は呆けた

雑音が聞こえなければ
昔のような
声で母は話した

鞄の中から
雑音が聞こえると
途端に母は
声を濁らせ ....
追い越せない 届きそうにない
あの影の群れ 冷たい影 あたたかい影
会心の想いを声にした後 
やるせない気持ち 優しげな笑顔
明日がくる
追い越せない 届きそうにない
そう
人々の影の群 ....
簡単なことだよ
人のこころを溶かすのは
熱い息でフゥ
ごめんね って
温かいお湯をさ
ありがとう って
そんな眼をして
かたく口を結んで
なにを怖がっているのかな?
きみが言わないの ....
「キャンドルナイト」



肩から力を抜くのが良いんだね。
見よう見ようとすると、
見えなくなるものがある。


深呼吸を五、六回して、
目を閉じて、
静かに瞼の奥を眺めてい ....
恵ちゃんが今日リハビリに来てたけど

髪型変えてて超可愛くなってた

思わずカワイイねって言いそうになったがやめた

横にいた短大生や

巨乳っ娘(ちょいブサ)が気になったからだ

 ....
好きなところをクリック
いらない詩はたくさんある
マジダセェ 何サマ気取りだよ なぞるな
違う名前の奥には大抵、違う人がいて
大切な、大切な、出来事、思い、感傷、苛立ち、シックハウス症候群、
 ....
二重奏が聴こえる
ベースとピアノが語らい合っている
たった今、老年のピアノ教師は華やいだカードを引いてしまったらしい
指先からときめいていく旋律が、ベースのコード転回に絡んでいく
熟年のベーシ ....
弱い君でいいんだよ
なぜなら私がそばにいてあげられるから
強くない君でいいんだよ
なぜなら私を必要としてくれるから
弱いってことは強いんだ
なぜなら人の痛みが分かるから
「死にたい」と言う想いは
必死で生きてる私の胸を
嘲笑うように深く抉るの

治しようがないほど深く、深く。


「ちゃんと」生きることは
「普通に」生きることより難しくて
「普通に」 ....

趣旨がよくわからない格好をしたあなたは
私の家の前を通り過ぎてしまって
罰が悪そうなのと恨めしいのがまざったような顔で
ちょっと笑いながらこっちを見てたのを覚えてる

慣れてないのがバ ....
ビーカインドリワインド
テレビデオが真っ青な画面を晒している
擦り切れる素振りも見せないテープは
今日で丁度3回目の再生を終えたところで
ずっと止まったままになっている

今この ....
別に今、この瞬間に死んでも構わない

どうせ代わりなんていくらでいる

くだらない人間だ

どうせ私が死んで居なくなっても
一年も経たずに皆さん私の事など忘れてしまうでしょう

そん ....
  季節を歌うまい
  言葉でふちどらなくても
  それは綺麗だから



  心を歌うまい
  それはひとりでにあふれて
  ひとりでに歩むから



  問いかけや ....
とっておきのチョコレートをつまんでも
アロマキャンドルの埃を払って火をつけてみても
アイスクリームみたいなコーヒーを飲みに行っても
花なんか買ってきたりしても 却って

気が晴れないときって ....
すなはまにたたずむ
なもなきとり
どこにゆけずとも
りんとしていたい
でもときおりくずれ
すなになる

よるはひとこえ
ろろろ、となく
しずかなうみに
くるふねはない


 ....
この手の林檎が可愛いので
少し齧ってみる
この手の林檎が可愛いので
もう少し齧ってみる
この酸味はもう秋なのね
喉元に風が吹き過ぎて


秋はどこからやって来るの
秋は私の心から
 ....
南宮大社まで
S先生に連れて行ってもらった
曇天だった 無風でもあり
細かい水の糸線が

無数にサーッと
間断なく 無音でもあり
微雨が降る

(先生、雨降ってますね)
(淳一君、 ....
何にもない夜に
何にもない男が
何にもせず佇み
空を見上げても
世界は変わらず
そのままで
何にもない友は
それを見て
何も思わず
ただ変わり行く
流れに身を任す
何もない男の心 ....
隣のヘッドフォンから
日常ではない何かがこぼれている
ブラウン管ごしのどこかのニュースが
心に足止めをして ぼくは
ひとつ後の電車に乗った

線路は淡々と続いて
よほどの偶然が起 ....
{引用=するとすべて
こうして、秋が呑む飴色の庭に流れ入る日々
立ち尽くすことはできないから倚りかかると
ステンレスの台がたわむ
窓の



暗く黄昏れる湖
刷毛の肩に金のほつれ毛 ....

一か月が
余りに速く過ぎ去るような気がして
どうしようもない
服を着替える間もなく
あっという間に秋である
外ではまるで軍隊のように
流行なのか
同じ型の服を身につけた女子が
勇 ....
 仮面をした、まま 僕らは二人
 キスした 抱き合った
 仮面越しに 互いの熱、を感じながら
 も 指先の感触一つ
 探り当てることが出来ない 見つけられない
 悲しい程 隔てられた
 叫 ....
 君に好きと告げるのに あたしは言葉しか持ち得なかった
 柔らかい口付けもない 抱擁も出来ない
 体を持たない 文字である あたしには
 素足でタタタッと 駆け抜ける 白い紙上を
 “此処”か ....
野菜ジュースのように
何もかも
からだにいいからと混ぜ合わせたら
きたないだろう?
君のように

水は美しい

人間の六〇パーセントは

だということの説明に
よく出てくる
 ....
変わった
世界は着実に
私の中で広がった

友を知り
愛を知り
欲を知り
嘘を知った

絡み合う全ての日々は
若葉のような輝きと
枯葉のような諦めをふらせた

葉が積もってい ....
生き急ぐ私を

受け入れてくれる

逝き急ぐ私を

とめてくれるあなた

…あなた

戻りたいと思う

だけど、戻れない

ただ一言

帰っておいで

そう言われた ....
全ての平衡感覚が崩れてゆく
泣きはらした目では
もう 止められなくて
瓦解した日常を前に一人
朝焼けのワルツを踊る
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
理由をさえ108/9/30 1:35
ワーク露崎308/9/30 1:08
ふゆの日 さくら14*08/9/30 0:23
小川 葉17+*08/9/29 23:25
たそがれ茜フミタケ3*08/9/29 23:24
簡単なことだよしずく008/9/29 22:53
キャンドルナイト飛鳥 彰108/9/29 22:08
嘘をつかないudegeu...008/9/29 22:03
コルカノイズムの乱用と防止キリギリ108/9/29 21:45
Everybody Loves Somebody渡 ひろこ18*08/9/29 21:02
そのままでゆきこ108/9/29 21:00
Death to me...2桜木 ハル108/9/29 17:34
さようなら虹村 凌9*08/9/29 17:11
創書日和「夜」[group]1*08/9/29 16:41
本当は死にたくなんかないのに駄目な人間だ杉山 さち108/9/29 14:13
のこるもの草野春心008/9/29 14:06
処方箋ちりめんチャ...308/9/29 14:04
だれもしらない砂鳥308/9/29 13:59
林檎と私石瀬琳々10*08/9/29 13:50
微雨じゅらいち008/9/29 10:43
転機kei99108/9/29 9:15
ひとつ遅れの急行アイバ シュ...108/9/29 8:44
キッチンnorif1208/9/29 8:02
せかいをいきる吉田ぐんじょ...5508/9/29 5:50
愛読者、書きりえしふみ3*08/9/29 5:25
君に好きと告げるのにあたしは文字しか4*08/9/29 4:51
ぎよ208/9/29 4:04
二年半後の世界からそらこ108/9/29 4:02
せっかち平 哉人108/9/29 2:33
終焉明楽008/9/29 1:15

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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