何回でも
繰り返し言います。
今日も無事に
私は一日を
終えられた
と手を合わし目をつむり
ありがとうさま
と。何かを忘れても

あの人が居なくなってからも
いえ むしろ
あの人 ....
降り続いていた雨が止み
今日は薄日が射している
おまけにうっすらあったかい
おれは胸いっぱいの共感に
包まれ街に入っていく

街では陽気なコーラスが
もうひっきりなしに響いていて
老婆 ....
召喚獣同士を招いた戦いは、ラゴス、アースランテ、
ともに激烈だった。この争いで戦死したのは、
双方ともに約千数百。もし、軍団の一部にでも穴を開けられれば、
各個撃破の危機もはらんだような状況だっ ....
大抵のドラゴンは多数の精霊の加護を受けている。
しかし、召喚されたドラゴンに関しては別だった。
召喚されたドラゴンは、通常の半分ほどの属性しか持っていない。
その属性には、召喚者の属性が色濃く反 ....
一方のアースランテでも、ワイバーンたちが無双の活躍していた。
ワイバーンの背丈は一マルテほど。つまり、人の倍ほどの高さがある。
ワイバーンたちは、高速で飛来して兵士たちの喉元を引き裂く、
鎧ごと ....
とうとう世界を飲み干しつくし
おもてと裏がひっくり返った
夜の真ん中渇きにあえいで
おのれの尾っぽに喰らいつく
うわばみ
うわばみ
おまえのからだは門になった
無限につながる扉になった
 ....
夜に、心が、透けた。

僕らはいつだって泳ぐ魚のように、
自由に青い空間を跳ね回るんだって、
べつに日々の暮らしを守るなかで、
そんな風でいることがあたりまえだと思っていたよ。

 ....
sayy joy
recall
ijyoui
私がいなくなったなら
私が高く評価している
ものごとも
私と一緒に失くなってしまいそうだから
私はいなくなることが出来ない

しかし、本当は
そんなことはないのだ
私以外の誰かが
き ....
揺れ動く
脳髄が
夜通し降る雨に
暗鬱と
たましいを濡らし
いくら
手を伸ばしても
あなたには届かない

雨は夜通し降り続け
魂の隙間を埋めていく
もどかしい思いがもつれ
あな ....
せまい街の隙間を歩き
気持とはなれたまま生活をする
花を摘み
名を刻み
いくつか忘れながら

君が
こともなげに「過去」と言う
そのなかでまだ生きている
やがて、両の目をつぶされたドラゴンたちは怒り狂った。
そして、闇雲にあたりの森を焼き払っていく。
「これは、危険な状況だな」黒色槍兵団の団長ユディアスは、
軍団長であるカイザー・ネルに向かって言 ....
召喚されたドラゴンは炎を吐き、アジェスの森ごと、
アースランテの兵たちを焼き払っていった。その数、数百。
しかし、アースランテのほうでも手をこまねいていたわけではない。
「ドラゴンの目を潰せ、ま ....
アイソニアの騎士が率いる部隊がアジェスに到着したのは、
エインスベルらの軍団が到着してより、半日ほど後だった。
アイソニアの騎士らは、負傷者の手当てに奔走していたのである。
「この戦。全員生きて ....
失われた歌がもう一度流れる、時が地に落ちた午前零時、掠れた声の中に、鬱血のような産声、痙攣のようなビブラート、消え行く瘴気みたいに、路面の亀裂の中へ潜り込んでミミズどもに食われる、神が己の下着の中 .... 内面の/ 
害ある者と害なす者の争いに巻き込まれて逃げ惑うモグラでは同じことの繰り返しでだめなんだ
 
凸凹もボコデコも/
やはり真の局面が見え隠れする瞬間には遠い昔からの建築者による力に頼る ....
最初から
  黒檀の木の股が壊死している 
    不定形の少年と探し求める恋物語
      海辺に戻り 脱法ハーブの建前へ。

  黄土色の哀れみを。一欠片しなう 七宝のゆたり 

 ....
(教会のまえで佇みうたう歌)


寂しいから、
満月の夜、吠えてみる
このバカヤローとじぶんに向かって

懺悔って
なんだか値打ちがあるみたい
その小部屋では罪さえ消える
 ....
PCの箱を前にして
この部屋で僕は神様になるんだよ
と妄言を放った君

邪魔するやつは指先一つで
ダウンというわけだった

しかし今
やはり最後は
殴り合いの憂き目を見て

やっ ....
からだに イヌと かかれた日
はだかで わんわん 泣いていた
そとに でるときは 四つん這い
イヌでは ないが 犬だった

からだに ブタと かかれた日
もっと なけよ、と 笑われて
な ....
右手は清いが左手は汚い。汚れた手なら切り落としてしまえ。
右目が見えるものを左目は見えない。見えない目なら節穴も同然。
左足が前に進むと右足は退く。使えない足なら切り捨ててしまえ。
右肩が上がる ....
薄日の白い道が伸びている
わたしはひたすら歩いている
薄日の白い道が伸びていく
わたしはひたすら歩いていく
到達点は何処にもない
ただ懐かしい道のりがあるばかり
ただ憧れに充ちた道のりがあ ....
 〈おいらが{ルビ鯰=なまず}だったらいいのにな
  ディープ・ブルーの海を泳ぐんだ
  そしたらいい女はみんな
  おいらに釣り糸を垂れてくる
  おいらに釣り糸を垂れてくる
  おい ....
君が
君だけが
泣きながら帰った夏
灼熱の太陽だけが
ギラついていた
michite
sosite

o
クールラントの遠征軍が、アジェスの森に到着した時、
すでにアースランテとの戦端は開かれていた。
大規模な戦闘では、最初は召喚獣同士の戦いから始まる。
ラゴスには、召喚獣の扱いに長けた、エミル・ア ....
ラゴスの軍団長である、カイザー・ネルは言った。
「いいか、ここを突破されれば、残るのはナハテ・ガルの砦のみだ。
 しかし、ナハテ・ガルに籠城するということは、
 すなわち、我々ラゴス軍の敗北を意 ....
アジェスの森の、ラゴス軍の駐屯地では、
民兵や各地から参じた兵士たちを含めて、
およそ五万ほどの兵士たちが待機していた。
これに、クールラントの援軍を合わせれば、約七万。

一方、アースラン ....
  自分コメントという題名の小作品として
  登場人物多すぎて、まだ、まとまらない
 

ブッポウソウとかつかつな生活をしていたポエムは、
「もうお腹いっぱい」と言い残して破裂したんだよ。
 ....
壁がある
どうしようもない限界だ
その先に広がる青々とした海原を
私たちは見ることができない
視界は閉ざされ
四月の気層の底に留まる

夜な夜な宇宙の突端に座り
爆発する星たちを見てい ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
何かを忘れてもこしごえ1*22/4/22 16:50
雨上がりの街角ひだかたけし5*22/4/22 12:20
アジェスの森の戦い(九)[group]朧月夜1*22/4/22 12:00
アジェスの森の戦い(八)[group]1*22/4/22 11:59
アジェスの森の戦い(七)[group]1*22/4/22 11:59
うわばみと星座売り凪目122/4/22 10:29
透ける月光秋葉竹222/4/21 23:16
seisinIN0RI022/4/21 22:05
ミシェル・フーコー花形新次022/4/21 20:47
And It Rained All Nightひだかたけし422/4/21 20:19
過去はるな522/4/21 16:34
アジェスの森の戦い(六)[group]朧月夜1*22/4/21 11:31
アジェスの森の戦い(五)[group]1*22/4/21 11:30
アジェスの森の戦い(四)[group]1*22/4/21 11:29
夜に煤けた歌の行方はホロウ・シカ...022/4/21 9:14
内面の凸凹足立らどみ3*22/4/21 7:47
陰部幾何学愚図あらい222/4/21 7:40
懺悔の小部屋秋葉竹122/4/21 7:29
勉強するりゅうさん122/4/21 6:07
らくがき為平澪122/4/21 3:33
わたし022/4/21 3:23
白い足音ひだかたけし422/4/20 20:52
CATFISH BLUES壮佑4*22/4/20 20:14
渡辺亘222/4/20 17:36
aiIN0RI022/4/20 15:50
アジェスの森の戦い(三)[group]朧月夜1*22/4/20 9:10
アジェスの森の戦い(二)[group]1*22/4/20 9:08
アジェスの森の戦い(一)[group]1*22/4/20 9:07
自分コメントという題名の小作品として (登場人物多すぎて、ま ...足立らどみ022/4/20 5:51
ひだかたけし522/4/19 18:22

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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