女の子が来る!女の子がやって来る!
しかし何もやらずにやってきたそれより政治家を思う
遊ぶ貧乏人の公園以外に僕の
中は金持ちでは全くないと

姉のファミコンによってやり続けられる 本だった  ....
白いのかもしれない全部






ざらざらしている、
ソプラノ歌手の不安だ、工場の煙突から湧き出る、
砂を噛んだ黄色い音が、中空で消滅していく、
私の陰は深緑、ウ ....
昨日の雨は上がって
今日はよく晴れた日だ


大きな音楽をかけて通り過ぎるのは
灯油屋のトラック
たくさんの鳩が止まった電線は
重たげに弓形を描く


当たり前の朝だ


 ....
好きな人が好きで
好きな人が居るの
好きな人なんて居ないよ
好きな人に抱きしめてもらいたいけど
好きな人は抱きしめてくれないから
好きな人なんて居ないもん
好きな人が他の子を抱 ....
両腕にカタパルト独り占め
弾丸は稲妻か?素早くて
つくづく色気づく二の腕に
絹の折り鶴置いて息吐こう

地平線に届くような
声、高らかに、拡声器無し

イコール・ム・リコールのスタンス ....
何年前だっただろう
車の運転が出来た頃だった。
精神病院に隔週通院していた。
八月だったかも知れない
光と暑さに爛れていた。

五階建ての
茶色の北病棟から
灰色のの廊下があり
その ....
詩は直線
半透明の窓をつらぬいて
雲の向こう側へと延びている
どこまでつづいているのかは誰もしらない

論攷は線分
ナイフで頭と尻尾を切り落とす
君はお茶をのんであくびする
ようかんの ....
舞い落ちる白い雪を
情緒の思案も関係なしに

ゆらゆら、と
ばたばた、で
必死に避けようとしている

あいつはバカだ
観ているだけで恥ずかしい

大人と子供の境界線
腕を広げて踊 ....
 
兄さんが帰ってきた

兄さんは
少し自信のなさそうな
顔をしていたけれど
兄さんの声は
あの頃と変わらない
兄さんのままで
兄さんがいないあいだ
僕がどれだけ不良になって
自 ....
右斜め、肩の上にはいつも
くだけた表情の君が当たり前のようにいて
「ずっと傍にいる」とささやく、涼しい風が
耳元に吹いてきた、冬が始まる予感を読んだのでした

目を閉じれば風向きが変わったこ ....
単位なんか気にしないで
酒と煙草に溺れていたい
就活なんてしないで
先の見えないギャンブルがしたい

期限が迫る脅迫状
「履歴書はいついつまでに郵送してください。」

酒も煙草も苦い
 ....
背景の石塀はそれと見紛うやうな模様と色彩に
変質しいづれ去らねばならぬ愁い
にたちどころにやりこめられまいとし
躍起だつ、わたしたちを凝視する多くの内官を
隙間なく継起する場合でさへそれと
 ....
赤血球とか、白血球とか。深夜に光るのはそれだけで、あとはずっとだんまりを決め込んでいる。寒い、と震えるのはあなたの亀頭。許せない、とつぶやくとそれはぱち、と音を立てて消えた。帰ります。ぱち、ぱち、ぱち .... 海の中を泳いでいくと
別に何があるというわけでもなく
乗り物の魚を空に見たりして集まられてきた
じろじろとしたものを細かく魚へ観察させられたりしていたー

タコのタコであるということもなく
 ....
電車の窓に映る姿
流れる瞳や鼻に心の形を委ねていた
地下鉄は暗いので
ガラスに特によく見て取れる

プシュっと、
扉が開く度に
人が出ていくヘッドフォン

つり革につかまる自分の前の ....
男は声をはりあげる

もう何も言わせないようにと


しかし女は声を潜める


男に聴きとってもらえるようにと


ささやかな願いをこめて
キラキラと雪の結晶が落ちていく

寒いこの季節に僕は人恋しく

あなたに会いたいけど

どうしても届かない位置にいるあなた

僕の心に刻まれた深い深い傷は

今も癒えぬま ....
「もう時は変わっているのよ」

その言葉は自動販売機で手軽に買えた
同じような味が
温かさと名前を変えて
いつも私の方へと急いで駈けてくる

わたしを
わたしのように生かし続けてい ....
私はお洋服屋さん
お洋服をたたんでいるときがいちばんしあわせ

お洋服一枚一枚と
今日のできごとや
ファッションについてのこと
いろんなことを語り合えるから
お洋服をたたんでいるときがい ....
今ここにある危機を
止める術はないのか

久しぶりに仙台の娘の家を
夫婦で尋ねる
美しい顔が教育する母になって
娘の顔は冷たく尖っている

三十年前に
娘が生まれたころ
妻は働いて ....
保守的なフォームで癒し

好奇心と反応探している

銃声が聞こえる

聞こえたら絶命している

はずなのに

悪魔に憑かれた夢

霧のなかで

倒れてるのはだれ

そん ....
比喩よ!ああ比喩よ!
あなたはなんて偉大なのだ!
私のような小さな人間をも大きくしてくれる!
ああ!そしてなんと使いやすいのだ!
あの歌も!この詩も!あの人も!皆があなたの虜!
もし触れるの ....
一見無意味でほんとに無意味。

論理という芯によってとある心臓が貫かれて、
従って心臓が止まっている。(止まった心臓は物として筋肉として美であるそれは余談として)
その細く美しいワイヤーによっ ....
あの山裾の梢をわたる
すきとおった碧い風をおいかけて
どこまでも はしっていきたい

だれが紡いだのか
硝子の鱗片おしのけ膨れあがる
糸屑を どこまでもほぐしていきたい

畏れを知らな ....
まだ桜には早い
三月初めの
とある一室の
窓際のお雛様二人
ガラスの向こうは
初春の霙まじりの雨音を
聞いている
湯の中で
桜漬けの花びらが
ゆったり 咲(ヒラ)いて
ふわりと
 ....
ぱしゃぱしゃと
雨が降っています

じゃぶじゃぶと
何か洗いましょうか

地球は
自分で自分に沈むことさえ出来る
降るものが詩なら
詩浸しになることさえも

スロウ硝子はまだ届き ....
言葉って何なんだ

僕は此処にいるのに

何にも聴こえないじゃないか。




カイパーベルトの海を越えて




ぱいおにあ10ごうへ


わたしは、うちゅうが ....
 
 
 
風に吹かれて揺れるように、
見えない未来を照らす空は、
無責任だから優しくて、
無責任だから憎めない。
だからわたしは、この空を嫌いにはなれない。

終わりを知ってしまう ....
僕は僕は僕は好きになる好きになる

僕は好きになる

明日も僕は自分と好きと言う事の区別がつかない

健忘と自失と怠惰と恋

僕は歳をとっていく

記憶が抜けていく

 ....
 遠目には黒い紐に見えた。近寄ってみると蛇の子供
だった。体長は二十センチくらい。JR新幹線駅の東
口を出てすぐの、駅前広場のフロアタイルの上に横た
わっている。尻尾の後ろの、コンクリートの ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
恐怖K.SATO0*09/3/4 12:51
赤い砂漠手乗川文鳥6*09/3/4 12:32
とおい水あ。5*09/3/4 11:51
好きな人グレコ209/3/4 11:31
テーク・デ・イク邦秋209/3/4 7:44
真夏の死じゅらいち009/3/4 5:09
詩は直線Giton3*09/3/4 4:08
ほら、よけられる!」夜恋109/3/4 3:53
兄からの手紙小川 葉409/3/4 3:06
交差点の真ん中でかのこ309/3/4 2:48
退廃的に生きてみたい相羽 柚希1*09/3/4 2:22
螺旋アングラ少女009/3/4 2:14
星どもが産まれたらピッピ509/3/4 0:34
ヤドカリンK.SATO009/3/4 0:33
プシュっと409/3/4 0:31
囁く瑠王3*09/3/4 0:05
吐息は天にのぼるこめ709/3/3 23:38
賞味期限伏樹2*09/3/3 23:33
お洋服をたたんでいるとき壺内モモ子409/3/3 23:32
今ここにある危機殿岡秀秋309/3/3 23:09
好奇心と反応吉岡ペペロ209/3/3 22:27
訳者のセンスが無い外来ポエムにどう魅力を見出せばいいのだろう真紅209/3/3 22:19
ナショナリズムキタノ109/3/3 21:54
あの山裾のGiton4*09/3/3 21:12
桜湯フクスケ009/3/3 20:45
色鉛筆のためのパレット/懐かしい既詩感海里209/3/3 20:30
カイパーベルトの海を越えてセルフレーム109/3/3 20:13
無題。hope309/3/3 19:57
僕は僕は僕は好きになる好きになる / ハクイ23satyri009/3/3 18:59
壮佑9*09/3/3 18:47

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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