知っている
自分のことは知っている
自分のことは知っている知っている誰も
知らないがドアに知っている
誰も知らない皿に箸に
自分のことは知っている知っている
誰にも知っているテレビのこ ....
春には少し早いけれど
春のピクニックと言う
桜はまだ咲いていない

月光荘のスケッチブック
腕に抱えて歩く木曜日
たんぽぽはまだ準備中

昼の日差しはもう小春
アレルゲンも飛んでいる ....
ヒステリーをおこした女の子が
マイクに噛みつくようにして
           怒っている
ビョークという歌手を知った
NHKのテレビ番組は
昨日のことのようなRGB
マイクに噛みつく ....
いつの間に
日は傾き
いつの間に
水の中の
ステージは
閉幕し
いつの間に
鳥は
おやすみし
いつの間に
また
川は一人ぼっちになっている
いつの間に
もう
世界は薄い黒を ....
きみのいろんな面を見てきて

きみのどこが好きなのかがようやくわかってきた。

本当に強い人だとも思うし本当に脆い人だとも思う。

優しい人だから慈しんで来たんだと思う。



去 ....
流れる雑踏の音に混じって、君の姿を見つけて。



黒く光る空に白く息をほうり出しながら
隙間を埋める作業を手早く済ましたいと


私は、焦っていたように思う。


その ....
ひとの気配に気付き上体を起こしてみると
逆光に髪の長いおんなの姿を認めた
それがあのひとの妻美佐子さんとの最初の出逢いだった

彼女について何かとあのひとから聞かされていたのと
私に用事があ ....
おまえが売春婦なら

と思ったことがある

失礼な話だから

おまえに言わなかった

こんな関係なら

おまえが売春婦で

オレが客であるほうが

だれも苦しんだり

 ....
 
鉛筆の匂いをさせて
あなたは春になった

尖った芯が
しだいに丸くなって
やさしくなった

声、かもしれないものを
たくさんスケッチした
知ってる言葉も
知ら ....
どんなふうに始末をつければいいのか判らないからただそこに投げ出してあるだけだ、よしとしなくても構わないから関わらずに放っておいてくれ、生きるために投げ出しているものに調和を .... たのしいことを
たくさん
かわした

むねのひょうめんの
さかげが
なめらか

ほらこんなことばたちが
わたしを支えている
こえにだしてみても
書いても
つたわらないことが ....
そんな狭い中で生きてます

ガラッと変わった生活に
戸惑いよりも生きることの簡単さと虚しさを教えてもらい

なんとか
というか

普通に生きています

ごく自然に。


違う ....
ほんの3秒

滝のような緑
雨 渦の奔放
端然と崩れた花の色
不意の風通し
5時も近い

とん
 木の 戸
アルミが散り散りはぜて
蛍光灯は暗い

錆の筆触で朽ちた輪郭
車 ....
えんぴつの先をねぶると
木のぬくもりと
黒鉛のつめたさ


三寒四温だよ、と
町角ですれちがった
親子の会話が
耳に残る


繊維に染みわたっていくのは
甘みではなく、
苦み ....
世界の果てが、ただおっさんとセックスする自分だってこと


1億5千万キロメートル上空から僕と君はダイブする(金木犀の香りがする)

少女でも少年でもない加速度で、未成熟の裸で、つたない言葉 ....
わいが 浜に春が

きたど ちゅうで



わいが 浜に春が

きたど ちゅうで



おいも 浜に行っきたど


おいも 浜に行っきたど


 ....
 
春になると
わたしは
似顔絵描きになります

小さな腰掛けに
ベレー帽
お金はいりません

四十枚目の春
似顔絵はやはり
ちっとも似てませんでした
妻のやさしさ以外は

 ....
その夜

私は、私を

不幸せだと思いました











死にたい、と

思ったその瞬間に

あなた達の顔が浮かんで



 ....
         電車の中はガラガラだった
            乗客たちは十人十色
それぞれの姿態で なにを思っているのだろう

あなたのゆめは・・・
   あなたの気がかりは・・・
 ....
 風のなかに
 雨がふる
 雨のなかに
 風がふる
 
 空の温度が
 瞼に響く
 
 太陽は耳を塞いで
 月の吐息が零れて
 星の瞬きが聴こえる頃

 心地よい
 あなたの ....
ヒトって変だ
嫌んなんね

そんだけね

ったくね




あのコ達
あんでかね

あんで
そんな
気になんのかね




だってね
ほら
いんでしょ
た ....
高架線に区切られた太陽が
古道具屋のトタン屋根に呑み込まれていく
重くぬるい風がカーテンを膨らませ
窓辺の花器が虹彩を放つ時、

頭の奥で火薬がちりちりし始めて
数秒後に我が身が消滅するの ....
娘をうしない

生きているか

死んでいるかもわからない

そこにつけいった輩に

七千万円だましとられ

それでもきょうも娘を探している


不時着した日本兵をかくまった日 ....
{引用= 昨夜、
 光が花に成り
 音が花に成り
 匂いが花に成り、
 闇の膨らみの上、
 しとしと積もっていった。}



  (そして、僕は僕だ。)



  円 ....
湿気と暑熱が凝り固まるジャングルの奥
そのはば広の葉の重なりを覗きたまえ
黒く蠢くものこそ無数の毛虫
黙々と食べ累々たる糞を垂れる

糞は山となりジャングルとなる
すなわちジャングルとは彼 ....
はね橋が分かれ
呼吸が分かれる
緑は
重くなる


雨 行方 雨
行方 雨
窓のかたちの光が吹いて
窓のかたちの空に重なる


着いたはずのしずくは離れ
 ....
ある人が言った

置かれたところで、咲きなさい

日当たりが悪いから、
天気が悪いから、
土の栄養分が少ないから、
だから、咲けない

そうじゃなくて、

日当たりは悪いけれ ....
                  090308



今回の目標は
一次予選を突破して
決勝に出ることです。
もちろん優勝をしたいのですが、
それは時の運
優勝できるなんて
口が ....
「春待ちワルツ」



学校を遅刻した日みたいに小さな開放感(バカンス)
ほわほわの光と人気のない道
ワルツのリズムで足を出すのさ
てくてく歩こう寄り道しながら

いち にっ さん
 ....
 
せんめいに見える
世界、よりも
 
 
 ふやふや
 ぐにゃぐゃにゃ
 
 
ぼやけた
視界に流れてくる
あいまいな、世界
 
なんて、“すてき”
だろう。と。
そう ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
へやK.SATO109/3/9 1:15
春の似顔絵木屋 亞万3*09/3/9 1:15
BSでK.SATO009/3/9 1:13
再び渓流にて北村 守通009/3/9 0:09
高杉芹香209/3/9 0:06
君がくれた言葉109/3/8 23:59
修羅のひと恋月 ぴの25*09/3/8 23:57
おまえが吉岡ペペロ509/3/8 23:53
春の似顔絵小川 葉709/3/8 23:52
死人(しびと・Emによるテンポ・ルバート)ホロウ・シカ...1*09/3/8 23:42
いちじかん唐草フウ3*09/3/8 23:30
日々まきちぇり009/3/8 23:25
散逸しべ109/3/8 22:59
春の似顔絵ことこ4*09/3/8 22:54
dive from the sun / Norwegian ...satyri109/3/8 22:48
また 春じゃが北星三天2*09/3/8 21:49
四十枚目の春小川 葉209/3/8 20:55
幸か不幸か青井とり209/3/8 20:49
啓蟄信天翁009/3/8 19:38
『空の吐息』あおい満月4*09/3/8 19:36
かめはめ波よーかん009/3/8 19:22
千鳥格子jin109/3/8 19:03
近くて近くて遠いこと吉岡ペペロ709/3/8 18:32
花、荒野をこえて。草野春心209/3/8 17:11
毛虫[group]非在の虹109/3/8 16:08
花離手木立 悟309/3/8 14:56
mmm209/3/8 14:37
デジタルスイッチあおば5*09/3/8 13:14
詩人の話、他プル式709/3/8 12:10
もざいく少年琥霙ふうり1*09/3/8 10:45

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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