T+74.130
Last radio signal from orbiter.{注*=Challenger timeline(UPI)}
切断された管をたなびかせながら
放物線を描いて ....
あなたにみあうほどのほうせきがあるのなら
その原石をぼくにとねがいましょう
それをてにできたならぼくは
いくらでもあなたになるようにみがきあげましょう
あなたにみあう ....
ダイ、ダイラ、
風吹きわたり
陽あたりのいい場所で
投げ捨てた果実の種が
ことごとく芽吹いて巨樹となり
大地を引き裂いて
ダイ、ダイラ、
風吹きわたり
陽あたりのいい場所で
はらわた ....
星の瞬き
ウインクしてる
全ての人の幸せを祈り
見上げればステンドグラス
美しいものは
純粋な気持ちに
してくれる。
他人の為に
人生に失敗なんてない
今が一番正しい
今を ....
このてのひらには
なんにも無いね
これからは
ひとりきりで長い旅路を歩かなきゃならないってのに
会話のあいだにもれるため息はまだ夢をみている
運命線をたどって ....
世界恐慌の荒波のなかで
人々は神に祈る
バカバカしくて寒気がする
どこにいった福沢諭吉
狂気の中で滅茶苦茶にされ
いくどなくとめどなく混乱
何がだめで何 ....
優しい言葉をもらったら
そのまま受け止めておく
裏は読まない
深読みしない
届いた言葉だけを
ありがとうと戴くと
気分が良くなってきて
本当のありがとうになる
配管工という職業は今でもまだあるんだろうか。わたしはまだ現役の配管工に会ったことがない。直腸手術でもするような感覚だろうか。鋭いもので引っ掻いたようなパイプの穴を塞いだり、何かの拍子で切れた管どうし ....
人間ではなくなっていくようにのんでいく酒に
何かにされていくように
人間であることを、だから
主張できる
プリンターは紙を刷る
営業車は車として街を走り回る
刷らないのはスキャナだ し ....
桑田佳祐から長渕、
そして原由子
自分に流していく
それへ、なにもかもに
精密採点
でもいいじゃないか
怒鳴り散らすマイクの
カラオケボックス
音楽にかまけ
忘れて歌謡曲を
....
東京の空は曇る
でも今日は土曜日、誰だって浮かれ気分の土曜日だ
秋葉原、歩行者天国
アメ横上野も大賑わい
僕は岸へやってきた
河原の向こうに街を見つめる
そんな気がする
誰も岸にはい ....
切通しの森より
艶やかな靄の衣で
じっとり舐め尽くす
貫通扉を抜け出して
男がひとり
つったってる
細長い腕
コーデュロイに合わせた色の鞄で
絵描きと名乗る
白樺のコート ....
この星系のどこか
色でけずったメタンガスにちかいどこか
バスの墓場がある
何億台もかさなりあって絶命している
すすけた錫がキーンと光っている
純粋だと主張する天頂方向に
....
イメージしてください
これはただのイメージなんです
イメージできませんか?
これはただのイメージなんです
あり得ない動きをする
奇抜な見た目で煽り立てる
だってこれはイメージなんだから ....
か細い声が聞こえた
電線の上
早起きの小鳥たちが小首をかしげる
埃っぽく煙った路上
散乱する朝の気配
大型トラックが排気ブレーキの音を響かせる
始まりと終わりの時間を行き交う車たち ....
ぼくの働いているコンビニの裏手に、古き良き雰囲気のラブホテルがあります。
そしてコンビニスタッフ用の駐車場が、そのホテルの入り口とほとんど隣接する
ような風になっています。
とき ....
紙の上で紙を耕している潜在する文字たち。私は潜在する文字たちが融けて流れて、視線が紙の上を歩き易くなるのを待つ。耕された紙に植えられた潜在する色面が、潜在する光とともに組織され、私は色面と光とを、潜 ....
嗚呼 何て 青い空
嗚呼 何て 青い空
私は空に焦がれる
すがすがしく
爽やかな あの、空
手を伸ばしても
一向に届かないのだ
だからこそ
....
眩しいくらい煌めく星だったのか
耳刺す夏の樹に棲んだイキモノか
裏切られるは慣れていたけど
予期せぬ期日 ハタ、と白の紙捨てられた
ダイヤじゃ足りぬ 「新たな」ダイヤがいい
世に出ぬ ....
俺は桜 吠えるぞ
俺の下で
そんなにうるさくすると
俺がいつヒラヒラだのというた
はらはら、ふーわりひらり だと
黙れ 俺は花をつけただけだ
俺は性交の時期を 一年待って
よ ....
ヨーロッパの街 二人という恋
値札をぶら下げた奴隷が売り買いされ
違う未来が翻っては手を振る
足元で鳴る 石だたみ
スプーンの中に溢れかえる宇宙
やり直せるとしても その度に聴いてる ....
嫌だから
向き合う
追わないけど
逃げない
かつて古きよき友人がいた
というような
そんな時代でもないらしい
人は大きなしくみに組み込まれ
わたしとあなたとの
小さな友情もまた
しくみに違いはなかったけど
この人と ....
あそこに咲いた桜は
果たして、何分咲きなのだろうか
一つ、間の抜けた提灯と
手を繋ぐ親子の声が
きらきらと光る、岸辺の話
鳩を気にかける少年の上で
、あ。
....
なかなか
すぐには こうか が
あらわれない から
べんきょうも
れんしゅうも
ときに くつう なんだろうけれども
このさき
なにが どこで
つながるか なんて
は ....
新しい世界へようこそ四次元列車がお前の頭を横切る
この世の紐はすでにがんじがらめ明日か明後日で死ねばいいのに
枯葉敷き積もる形 君の欲望通りの曼荼羅のようにひるがえる
人生ゲームは息が詰 ....
箱にはたくさんの
記憶の残骸や
体の部品などが納められていて
私もいつか配達される
何が入ってるかは
その時にならなければわからない
きっと箱の中には
懐かしくて
壊 ....
いつも寂しい
窓の内
ここは
牢屋でもないのに
向こうの景色が
やけに綺麗だ
今日も空の青さを
雲が白く
縮れていく
いれたてのコーヒーをすすると
遠い過去の
記憶から
今 ....
遠くを見ながら青空と草花に体を溶かしている
土と草に腰を落として
体育座りして
小高い丘の上から
風がこぼれ落ちていくのを目で追っていった
頬を風が撫で
髪にまとわりつくように触れてい ....
甘ったるい香りが行き惑う
薄暗い通りで路上にしがみついて
行き合わせた奴らに悪態を吐いていたんだろう
すれ違うだけの相手なら溜め込むようなことはないから
少なくとも、仕掛けた方の胸 ....
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