機械の少年は
機械の少女に会った
機械のように恋をして
装置のように結婚して
遠く秋の空を眺めると
肌が乾いて懐かしい
あれは春だったのだ
二人はそう思うと
子供が一人
 ....
車体を軋ませながら
ショッピングモールの駐車場の出口をかすめてゆくキャデラック
ハウリン・ウルフが辺りを
ビリビリと揺らすほどに吠えてた
けたたましく鳴きながら ....
何か知らないけどこの1年間

ずっと笑ってたなぁ

ずっと馬鹿騒ぎしてたなぁ

ずっと楽しかったなぁ


そう思えた1年でした

本当にありがとう


何か知らないけど ....
あの人が死んだ。

僕の彼女に言い寄っていた
ドレッド頭の やたらかっこ良かった あの人

病気で アパートで 孤独死で

訃報を聞いた僕と彼女は「死に様」を想い ....
聴覚はナイフ
触覚は靴べらのように
点描の世界は途方もなく
広い音楽の塊に変わる

そこでは生半可な
ユマニスムが幅を利かせることなく
電話もメッセージ
横断歩道の音楽もメッセージ
 ....
まえの席に

こどもを連れた奥さんがふたり

ひとりの奥さんの横顔を見ながら

出張さきのファミレス

まだしずかな店内で仕事している

このひとの抱えている

幸福という価値 ....
世界が輝いて見えた頃
きらきらひかる理想を描いた
それが使命であるかのように
そのすべてを捨ててしまった今はもう
定型でしか夢見ることが許されないの

現実の中で やっと見つけたものだって ....
神様ありがとう
私に素晴らしい出会いを
与えてくれて

キミは
出会って間もない
私の恋人
私に笑顔をくれる

キミはいつも急ぎ足
「きをつけて」
途端につまづいて
キミは痛さ ....
君よ

強く羽ばたき
何処へ翔び発ち…
何処まで翔びたい?


君よ

わかってるはずさ
あの峰を越えられないと…
それは偉業でなく無謀だと…


君よ

知っ ....
ひとつ花が咲いた
またひとつ咲いた
ほらまた二つ咲いた
僕の隣には君がいる

酒が飲める
酒が飲めるぞ
君の吸引力は
すごいと言われた

呼吸の仕方
教えてあげる。
胸の高鳴り ....
 じいさんが縁側で苺を食べてた
 ばあさんがスーパーで安く買ってきた苺を
 安い苺は酸っぱいよ、って言いながら

 じいさんちの庭は、誰も手入れをしないから
 荒れ放題だ

 じいさ ....
 最近太りましたか?と、職場でたまにしか話す機会のない
 女のコに言われたので、体重計に乗ってみたら1kg増えていた。

 ガリでも、普通体系でも、細マッチョでも、ちょいぽちゃでも
 ない ....
わからない。
どの道を進めばわからない。
どれが正解?
どれも不正解?
ずっとずっと道を選択ミスしてきていると思ウ。
それはこれから先もずっと続くだろう。
 
 
ふとわたしはある予感がして
お風呂場へ走ってゆく
扉を開ければ片隅にいる
たわしは新しいたわしに
買いかえられていた

お風呂掃除係のわたしに
ぼろぼろになるまで付き合ってく ....
友人の背中に
風船の幽霊が
取り憑いていた
月面歩行みたいに
不安でなぎこちない
歩き方をしていた
道の途中
友人は足を止めて
「何処に居たって
角は有るじゃないか」
と顔真っ赤に ....
やり直したいほど執着した過去なんて今まで特に思い付かない。
それなりに成功もして身の丈にあった幸せも手に入れてる。
不満を持つほど今の時代をよく知りもしないし。
やりたいこともやりたくないことも ....
まっすぐに
まっすぐに

進むことが
正しいと思っていた

それができないと
気付いた後は

ゆらゆらしたり 
たらたらしたり

風が吹けば
揺れる花のように

こだわり ....
いつもの夜
独りの自由
快適な孤独

これまでは

ある日知ってしまった

声が聞きたい
髪に触れたい
君に会いたい

百年の孤独は地獄の味がする
歪んだ雲の地平線から
顔を出せない月

掻き混ぜて淀んだ熱が生んだ

君を抱けない腕を切り落としても
慰めになんてなるはずがなく
漂う気だるさに萎えた憎悪も
萎びて今では役に立たない
 ....
銃の引き金を引きます。

そこに銃があるから。

特に撃つモノなんて。

何もないよ。

君も誰も狙いやしないさ。

狙ったところで外しちゃうさ。

そうだなぁ。

もしも ....
こんにちは
そのような書き出しで
いったい何を伝えたいのだろう

いや、何も
伝えたいことはないのかもしれない
だって生や死や愛ですら
あなたと会う口実だもの

メロンを買ったよ
 ....
              090328



80よりも上だけど
100未満
90といいながら
なんだか少し不満を覚えるのは
なぜだろう
90は年齢
それともパーセント
1 ....
言ってしまうんだろう。

「頑張って」
「私も頑張るね」


頑張るって便利な言葉だなぁ。


あの人とのやりとりで決まり文句のように使う。

もっといい言葉はないのかな。

 ....
絹糸をよせあい
指の間にからませてみる
しゃらら しゃららと柔らかく
それはとてもしなやかで
最後に泣いた日を思い出した


寒天のように細かくふるえ
すぐに崩れ落ちそうになるこころを ....
しめやかな午前 /

温まらないエンジン
背負い込んで
缶コーヒー中毒者の
重い足取り

煮え切らないナビ
ぶら下げて
揮発しそうな生活者の
白い排気ガス

走れ
せめて ....
みんな揺れている
階段もエレベーターもデパートも
小さい頃に見た
家族が水没する夢と同じ速さで
 〜      〜
私は世界が発展することなど
望んでいないのです
間に合うだけ
間に合 ....
久しぶりに君を見た
あのときより未来人になっていた君は
なんだかギンギラギン
どこかの怪獣のようだ
人の心は変わるものだから
と言って別れたけれど
いくらなんでも変わり過ぎだろ
思わず苦 ....
ひとり ひとり
夜の裸眼史
硝子のむこうの硝子と星


騒がしい影
何もない肌
土に映る
腕のかたち


闇に冷やした
ひとつの果物
指なぞる文字
雪を ....
え?
キムチ?
キムチがどうしたってえんだよ
何?
キムチにまつわるいい話?
そんなもんねえよ
そんなもんあるわけねえじゃねえかよ
キムチなんてもんは、なあ
それにまつわるいい話なんて ....
本当に大事なものは
ときどき顔を出すけど

それは
奇跡に近い存在である

見えない事が多いけど

隣のあなたみたいに
そばにいる


出逢えたこと
生まれたこと

すべ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
春の機械小川 葉4*09/3/29 22:30
俺のアッパー・カットはすごく下からホロウ・シカ...5*09/3/29 22:28
クラスメイト 〜トゥエンティ フィフス〜セルフレーム109/3/29 22:13
SAMURAIサバオ*2*09/3/29 20:33
言葉ひとつで瀬崎 虎彦309/3/29 19:30
若い奥さん吉岡ペペロ509/3/29 18:02
光源/発光ねお2*09/3/29 17:22
とわにこい三之森寛容1*09/3/29 15:41
風の息3*09/3/29 15:36
サクラ咲くペポパンプ6*09/3/29 15:01
じいさんOhatu809/3/29 14:56
最近、太りましたか?と聞かれた日のポエム209/3/29 14:32
不能Tama109/3/29 13:55
新しいたわし小川 葉509/3/29 13:30
平気だよ幻惑デリック...009/3/29 13:05
[タイムマシン]東雲 李葉1*09/3/29 12:53
風が吹く未完3*09/3/29 6:55
百合109/3/29 4:11
俘囚セシル109/3/29 3:50
Trigger Pull。狠志109/3/28 23:57
ただ、さくらの日によせて(咲く)まきび109/3/28 23:51
90あおば3*09/3/28 23:37
なんでつゆ3*09/3/28 23:11
糸の記憶あ。6*09/3/28 22:36
AM / PMnonya17*09/3/28 22:06
揺れ木葉 揺2*09/3/28 22:02
怪獣の人麻生ゆり1*09/3/28 21:56
ひとつ さまよい木立 悟209/3/28 21:51
四畳半キムチふくだわらま...309/3/28 21:50
ありがとうをとわ109/3/28 21:36

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