上ってきた階段は
そこで途切れていたけれど
僕らはもっと
上らなければならないので
一段ずつ階段を
作らなければならなかった

家に帰れば
君も一段作り終えてる
翌朝には ....
項垂れる人
黙々と続く葬列

いくつもの首が転がり
腐肉を烏がつつき
蛆がわき 蠅が生まれた

悲しみはなく
残された者は墓を掘る

坊主の読経が独り彷徨う
手向けられた花は枯れ ....
忘れなくちゃいけないんだ。

何度も何度もそう思い込んだら
そうなるようになるから、
苦しくても何しても
とにもかくにも思えばいい。


忘れる。


思わなければ、ずっと。
 ....
私は書こう
書かれた頭に踊るだろうか、文字に
わからないけれど

ここに今、書こう
私が書くときを
さようならと書こう

書いていたことを
頭で書こう
どうか文字に気を付けて ....
そう遠くない未来に
目に見える灯火は全て緑になる
輪郭の曖昧な緑の灯が
平板な空の下に溢れるはず

だらだらと続くゆるい坂道を
駆け上って溜息を
ひとつ
つくと
緑の霞がかかった町が ....
 きみのなまえをしらない
 しかし柱を折る方法を知っている
 きみのなまえをしらない
 しかし一杯分の奢りかたはしっている
 きみのなまえをしらない
 いたちごっこの後を片付ける
 きみの ....
何故君の手のひらは
綺麗で
広くて
女の子みたいに
冷たいんでしょう?

わたしの手のひらは
ぼこぼこで
小さくて
いつでも熱くて
どこか湿っぽいです

だから

その
 ....
              090330


マシンガンガン
乱れ撃ち
惚けたマシンで
乱れ撃ち
渚の小石を吹き飛ばせ
クシャミする間に撃ち殺せ
海の主を唆し
海原走らす
狙 ....
どこからか、来た
たんぽぽの綿毛


風をさかのぼる


きみの名前は何だったっけ
そうだ、確か
うさぎ


足跡をたどる


その声は誰だったっけ
そうだ、たしか
 ....
泣かない人は泣かないように努める

泣けない人は知らずに脆くなる

泣いた分の涙が

傷ついた心や体を洗い流してくれるのなら

どうか


どうか潤っていてほしい
……
醒める前に
暗転した
夢の断片の
堆積を 見上げる

…の夢の記憶

永遠に
つながらない
ラッシュ・フィルムの
編集を
断念する

繰り返し繰り返す…
 青空から ....
風は空気の歪みであり
よく見れば色もついている。

嘘。
耕うん機の音がします
つくしんぼうの声がします
土が目を覚まします


春は大きな朝みたいです
田畑を耕す音は
早起きするための
目覚まし時計です







{引用 ....
転びそうで
転ばない
中心があるから
回ってすり抜ける

人生は綱渡り
人生はバクチ
証拠なんてない
証明なんてない

ただ信じるだけ
やるかやらないか
下手でもいい。
完璧 ....
天国から地獄への階段を下っていく

さっきそこで殺気で満ちていました

拝んださきにいるのは

理想を掲げたぼんくら

重たい鎌をぶら下げて華麗に

現れたの死神さま
 ....
ぼくは仕事ができない
ぴかぴかしたのとつやつやしたのの区別ができない
鈍色の玉が転がるのを捕まえることができない
持たされた白い機械の置き場がわからない
箱を左手に札を右手に持って
一歩 ....
円満がいい

さいきんやっとそう思えてきた

円は点のあつまりだ

円に接線をいっぽんひく

接点の

両となりの点は

その接点より引っ込んでいる

しかし

この三 ....
得る喜びがある。

 失う喜びがある。

 生まれる喜びあり、

 死する喜びがある。

 愛される喜びあり、

 憎まれる喜びがある。

 そしてもし喜びの性質から言うな ....
三月も終わりになって
コンビニの
半額ワゴンの
売れ残りホワイトデークッキーを
買ってくれた人がいたのでした

酪農王国デンマーク製
という触れ込みのちっちゃな一包み

ああでも、デ ....
{引用=

リボンを結んだ箱の中
スカート脱いで眠ってたの
雨の日 染み出た水滴に
混じっていたのはアイラブユー
それは秘密
甘噛みして
すこしだけ涙が出たり
熱い吐息が漏れ出たり
 ....
こころが

すけて しまえばいい
こころが すけて
どこまでも
ひろがって 
うみのうえの
空 に かえる
しんでしまう ほど
すきとおって しまえば
いい

{引用=
わた ....
たいていの場合 視界不良
でも あなたの運がよければ ごくたまに濃い霧が晴れて
一瞬クリアになることがある 遠くの山々の稜線を構成する
木々の一本一本がはっきりと確認できたり (その枝振りまでも ....
子犬はふくふくと温かかった
抱くのに心地よい重さだった
ゆっくりと地べたに子犬を置いて
あたしは
5階まで全速力で階段を駆け上がった
息を弾ませながら窓の下をのぞくと
子犬はきょとんと座っ ....
ずっと
遠いどこかに
身体を預けていた
気分だった

やっと
身体が戻り
自分の意思で動く
手を眺めた

そんな
時間は短くて
また流れの中へ
飛び込むけど

この先 ....
年をまたいでこの冬はずっと鉄の仮面を被っていた
ネット通販を利用して、海外の鉄の街から送ってもらったものだ
ちょっとした防寒具にもなるし、ヘルメット代わりにもなった
けれど街で知り合いにあっても ....
「甘い」

あなたのいれてくれた
コーヒーは
飲めば飲むほど 
のどが渇くのです

もっとくださいもっとくださいと
求めているばかりで
私は一日中
コーヒーを飲むことし ....
水曜日の午後に区の体育館で
高さ二メートルはあろう湯呑みが二つ
戦っていた
バトミントンに興じる小学生の横で
体を打ち付けあってお互い一歩も引かなかった
激しい体当たりが繰り返されるが
湯 ....
産まれてくる時はお腹から出てくるのかもしれない
僕達はそんな時間から生まれてくるわけじゃないんだ
あなたの為にかいた空あなたの為にたかい空
人がたくさんうまれる場所はお腹から出てくるのかも
産 ....
髪を撫でた
わたしはあなたを支配する
やさしさを武器にねじ伏せる

ひとたび体を差し出して
されるがままにされてしまえば
ほんの少しの自由が得られる
けれども
代償を払い続けるのに
 ....
理想の高校生活を過ごした人は
何人いるだろう

特に訳も無く、朝は早く来て
教室の窓から通学する生徒を見下ろし
嫌になっていた

そんな日々

物語りの主人公になるには
理想の環境 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ひだまり小川 葉409/3/31 0:35
慰霊within2+*09/3/30 23:49
詩なんか、うたえない。109/3/30 23:49
書く紙にkiriko109/3/30 23:42
Lights are greennoman509/3/30 23:40
円玉aidani...609/3/30 23:02
絡め手愛心14*09/3/30 23:01
整備兵あおば4*09/3/30 21:54
春の機械あ。5*09/3/30 21:19
泣いていいよ。wister...2*09/3/30 21:06
夢の続きのフクスケ109/3/30 21:04
豆知識吉岡孝次109/3/30 20:49
春の機械小原あき8*09/3/30 19:14
ヤジロベイペポパンプ7*09/3/30 19:12
狂詩こめ609/3/30 18:34
ぼくは仕事ができないれつら409/3/30 17:30
円満がいい吉岡ペペロ409/3/30 13:42
愛という性質body_b...009/3/30 13:35
酪農王小池房枝6*09/3/30 13:33
箱入り娘アヅサ6*09/3/30 13:18
試 み 6るか909/3/30 12:26
世界北野つづみ309/3/30 8:53
拾った子犬709/3/30 8:38
自信未完2*09/3/30 6:45
春の機械木屋 亞万0*09/3/30 1:38
嘘についての断片3*09/3/30 1:25
湯呑みの千秋楽サトタロ0*09/3/30 1:12
半ら十二支蝶009/3/30 0:00
計算的な衝動百瀬朝子4*09/3/29 22:49
道を踏み外せば酸素の枷009/3/29 22:45

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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