この野郎、ピンポンダッシュしたろかな

マンションだと言われればそんな気もするアパートの角部屋
レースのカーテン越しに人の気配が行ったり来たり
どうやら生きてることは間違い無さそうだけど

 ....
足の方から冷たくなっているように 
もう一人が羽を乾かさない

煙か瞳か開いたままを揺さぶって
片言のこのおにしかぶれないのなら
固まる前にまだして切って

足先から冷たくなっているよう ....
顔のぼやけた数人を認めないことで
自分の価値をあげようとしてる

仮面ばかりが豪奢になったこの星で
どうして素顔を人に受け入れてもらえるなんて

思うの。


 君がつむいだ言葉と嘘 ....
 校庭にあるバス停。しまった。韻を踏んでしまった。さっきから余計なものまで踏んでいる。タイムロスだ。燃やすか避けたほうが速い。けど校庭にバス停がある学校は確かに存在する。サッカーゴールの向かい合ってる .... 計算ずくで来てよ
営業かけて来てよ
そのほうがスキよ

昔の歌を焼き直したみたい
でもちょっと違うのね
たぶんすごくスキになっちゃうけど
溺れない自信はあるかもしれない
から

胸 ....
呼吸は細く、長く
ゆっくりと繰り返す

名前もないような草がざくざくとしげり
時折ぽつぽつと色が見える
それは例えば蓮華草であったり
ぽこぽことしたシロツメクサであったり
小さく眩しい菜 ....
神に捧げる慰めの唄
悪魔がつかさどる哀しみの歌
天使が身にまとう憐れみの唱
地球が歌う亡びの詩

そしてせかいはうたでみちて

君の声が聴こえない
恋歌に憧れていた僕は
物語に紛れ込みたかった

ある日、ふと気付く
僕は目になりたいのだ
彼らを眺め続ける透明な視点

春が来て
僕はあなたに恋をした
立っているだけで精一杯
好き ....
うたいましょう
レモネードのためのレモンを切って
おおきめの翼はえて
少し痛いから

目をふさぎましょう
朝のひかりは
あんまりまぶしすぎるから
おさげに結った髪はねて

バゲット ....
いま 窓の向こう バスが通り過ぎた
家の近くの停留所
僕の乗ったことのないバス
バスは走っていく
静かな夜の街路に
大きなエンジン音を響かせて
十字路を真っすぐに横切り
マンションの四角 ....
人は道を歩みながら
その道を選んでいく

人は道を歩みながら
その道を固めていく

人は道を歩みながら
その道を狭めていく

人は道を歩みながら
その道の果てを臨む
 
朝、
昨日から引き継いだ生まれたままの私が更新する
貪欲に蝕まれた薄いオブラートを剥しながら
ぬらぬらと光る透明な体液を余すところなく全身に浴びながら
 
 
太陽に焼き付くされたの ....
音楽のことを考える時歌を歌いたい。
歌を歌うと何かができる。
CDショップで音楽を買いたくなる。
歌を歌うと音楽の大切さについてわかる。
歌を歌うことは大切だ。
歌を歌うと面白いことがわかる ....
鮮やかな 情景を描く若者は

何も言わずに そっと耳を貸してくれた

この 年老いた私の言うことを

一言も 漏らさずに


腐敗した 私の考えと 行動に

悔いて 病んで 自分 ....
新天地
不安を抑え
前を向く
いつか
私の街になるまで
 ティーカップを傾けながら

 竹内まりあ

  彼からの電話が嬉しくないの



 自販機を前にして

 この俺

  ここで缶コーヒーを買うと電車代足りひんなぁ

 ....
 海は
 夜

 波打ち際の湿った海岸線をゆっくり
 舐めるように人類に拝聴できない声で
 泣いているのだという

 壁の向こうから聞こえる
 小さな隙間風の音も
 向こうで誰か ....
真上から一直線に射す光
眩し過ぎる
けれど見開き続ける

岩陰から動かない
考える人とモアイ像のあいだみたいな固まりかたで
咲きはじめた雑草の花を踏みつけながら
土の「そこに ....
黄色のひかりがぶれる部屋で、
わたしは
左足で眠るかさぶたからゆくらゆくら
透明?
に、なりつつ
もう、なくなった筈の
 /もしくは、見えないだけかもしれない
水掻きに脈を聞く。 ....
 三日月型の星に腰掛け
 釣り糸を垂らす少女の
 シルエットは明るい

 リールもないのに糸は地球の深海まで届き
 砂にまぎれた平目の目の前で針を泳がす

 夜は ....
やると、やりすぎる

やらないと、やらなすぎる

めちゃくちゃで、ハイな感じで、片目つむって疾走しているとぼんやりと見える絶景、に見とれて踏み外した先は真っ黒な水の中、は、這い上がるのに時 ....
 
 
生きてるふりをするから
たくさん汗をかく
汗をかいたら洗濯するから
それ以外に選択できない私たちは
命の匂いを消し去って
また生きてるふりをする
たくさん汗をかく
海のような ....
サピア氏とウォーフ氏の眼前で
サピア氏とウォーフ氏が見ている世界と
私の見ている世界は異なる。

サピア氏とウォーフ氏の眼前で
例えば「ザラメ雪」を
常夏の異国の言葉へと訳そうとしているか ....
腐る手のひら見続けているだけ
糧すら奪われそうっつーのも見ているだけ
食わずも飲まずも飽きるものか
繰言の嘘が我が身を焦がす

言わずつれづれもどこ吹く風か
求めた喜びの熟れの果て 憂さ晴 ....
 蛇を食う蟻
 群がって
 蛇はもう動かない
 肉でしかない

 蟻は食い
 蛇は食われる
 無くなるまで、食われる
 それだけが続く

 男女の遊戯が
 言葉で飾られても
 ....
だまって きく
だれも 口のきけない
ヒヨドリみたいに
居心地はわるいよーだ
あちこちで酒臭いゲップがきこえる

lalala...
Woooo...

あいつが
馬の歌を歌う ....
 
 
上ってきた階段は
そこで途切れていたけれど
僕らはもっと
上らなければならないので
一段ずつ階段を
作らなければならなかった

家に帰れば
君も一段作り終えてる
翌朝には ....
項垂れる人
黙々と続く葬列

いくつもの首が転がり
腐肉を烏がつつき
蛆がわき 蠅が生まれた

悲しみはなく
残された者は墓を掘る

坊主の読経が独り彷徨う
手向けられた花は枯れ ....
忘れなくちゃいけないんだ。

何度も何度もそう思い込んだら
そうなるようになるから、
苦しくても何しても
とにもかくにも思えばいい。


忘れる。


思わなければ、ずっと。
 ....
私は書こう
書かれた頭に踊るだろうか、文字に
わからないけれど

ここに今、書こう
私が書くときを
さようならと書こう

書いていたことを
頭で書こう
どうか文字に気を付けて ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ピンポンダッシュは二度ベルを鳴らす恋月 ぴの22*09/3/31 21:18
十二支蝶009/3/31 19:56
今宵はあなたの舞踏会水島芳野509/3/31 19:35
超真理男兄弟[場面1−3][group]国産和風モモ...009/3/31 18:44
営業大好きチアーヌ209/3/31 18:42
春を呼吸するあ。4*09/3/31 16:47
そしてせかいはうたでみちて花音309/3/31 16:28
恋詩木木屋 亞万4*09/3/31 15:28
生きるのですふるる8*09/3/31 14:53
バスが通り過ぎた北野つづみ409/3/31 13:04
あゆみ邦秋2*09/3/31 10:59
Waltzゆるこ109/3/31 9:21
音楽の夢。寝る話。209/3/31 7:24
モノトーン薬堂氷太3*09/3/31 7:23
始動未完1*09/3/31 6:59
どんぐり山崎 風雅209/3/31 6:13
一人の夜doon209/3/31 6:11
いろのないせかい[group]長谷川智子6+*09/3/31 6:03
海想癖山中 烏流5*09/3/31 3:48
星から釣り糸を垂れる少女ヨルノテガム6*09/3/31 3:36
あれ以上猫のひたい撫...109/3/31 2:35
命の岸辺から小川 葉309/3/31 2:28
サピア氏とウォーフ氏との(間で)立ちすくむN.K.2*09/3/31 2:26
憂さ晴らし竜門勇気1*09/3/31 2:21
蛇を食う蟻Ohatu009/3/31 2:15
スグットの丘で黙って僕たちは音楽を聴く竜門勇気009/3/31 2:03
ひだまり小川 葉409/3/31 0:35
慰霊within2+*09/3/30 23:49
詩なんか、うたえない。109/3/30 23:49
書く紙にkiriko109/3/30 23:42

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