メールが来るぞ!メールが来るぞ!
田舎の無人駅で待ち侘びた1両編成の列車のように
お前の友達からメールがやってくる!
そう、友達とは俺のこと
お前は一人じゃない 俺も一人じゃない
 ....
仮定されたパラレルワールドの選択問題
うんざりしたから蹴り飛ばす
容姿だ性格だとは言いつつも
最終的には金か知恵
こうもしらけた現代で
風呂場はアブクブクブクと
下駄箱でクツクツ笑って馬鹿 ....
白くてまるい
春の光の中で
やさしく
若葉をゆらす
風が見える

ひとしきり
雨の後の
青空を
見上げると
春は
ミもココロも
軽くなる季節なのに
青過ぎる空が
哀しいキモ ....
別れを告げるための時間と
別れを告げるための言葉
小鳥にはふたつともなかった
死は
あまりにも突然訪れたので

空のほかには誰も見ていなかった
体には傷一つ無く
見開いたままの目は
 ....
人畜無害になりたい、と思う。

大切な人を傷つけてしまうくらいなら、人畜無害になりたい。


いっそのこと死んでしまおうか。そうすれば誰も傷つけずに済むんじゃないか。

そう思ったけれど ....
泣かないと
決めた
約束守り
桜を見上げて
意地を張る
私は酒が飲めない
飲めないから酒に酔ったことが無い
酔ってくだを巻いたことが無い
だから酔わずに文句を言う他ない
だがほとんどが
酔わずには言えない文句ばかりだ
私はあきらめる
それでも ....
猿と棒


僕とパソコン



繰り返す変換

埋められる空白




猿は棒を

僕は変換を繰り返す




猿は欲求を満たし

 ....
桃色の甘い海に溺れながら
貴方だけを見ていた



あたしの愛しい人には
守るべきもの というものがあって
運命という 絆が強すぎるみたいで
あたしは遠巻きに
とぼとぼと  ....
夕凪の丸っこい淵が
海月の境界をもって

くわりゆわり

空の僅かな油断の隙に
目をかすめ
行く手のそちらで手をふるせいで
まるで知り合いのように羞じらいもなく
白昼夢をちぎり明かし ....
ぼくは、うさぎ。

間違ってかじったのは、
葉牡丹。

きみは、鮮やかでもなく
そっと、緑色だった

花にまぎれて
葉にまぎれて
陰に隠れて
気付かれることなく
静かに笑う
 ....
くるくる回る
ありがとう
また来年
夢は現実に

靴を履き
手袋はめて
マフラして
踊ろう

Smile for me!
One for me.
One for you.
C ....
狂喜の薔薇
珊瑚の夢
遠のく景色
悪しき夢見ぬ
流石の記憶
高鳴る津波
絵師なら飛躍
日、ようく散ると
赤裸々、哀愁
{引用=※}
いままで
だれもみたことがない
世界地図をえがきながら
いつまでも未着の手紙
のことをかんがえる
そして
伝送されつづけるテレパシーのことをかんがえる
どちらも
回帰線 ....
身動きとれない
鎖に繋がれた囚人
落ちる涙も
枯れた声も
白に染まり消える

夢を追うこともできない
力を失った身体
白日に晒された罪を
負ってしまうような白昼夢

真っ赤な血を ....
「あしたは桜を観に行こう」



土曜の朝
なにやら騒がしいと思ったら
恋人が楽器をごそごそと出していた
ギターにキーボードにコンピュータ
それから何か良くわからない線とか
テーブル ....
銀が銀を囲む道
鍵が鍵をひらく道
迷子の文字
目の奥に目を描く銀


誰もすぎず
誰もすぎない
銀の鎧の内の道
やわらかな光の刺さる道


長く長く猫が鳴く
 ....
 
 
蛇口をひねると
水の流れる音がして
母の声が聞こえる
何を言ってるのかわからないのに
それは声であることがわかる

蛇口をしめると
母の声は止む
雫が数滴零れると
泣いて ....
 
 
雨音の中に声が聞こえる
川のせせらぎの中にも声が聞こえる

やがてそれらは
おまえの声になって
わたしの隣に立っている

雨が止んだら歩いてゆこう

おまえは声を発しない ....
きびしい色をしていた
こわいまなこがのぞく
あたしはこどもなので夜によわい
くわれてしまいそう
だからねむる


日だまりの中はさむいとおもう
あたたかいからさむいとおもう
 ....
ショー
ウィンドウ

白人風女性

マネキン

手に持っている
煮こごり

中の
ひらがな

文字

なんですか
と機械が訊いてくる
この眼科は
その始まりを わたしは、

ずいぶんと前から知っていた。


あなたがころころ泣きながら ため息をつく姿も

伏し目がちで たたた 唄うように話すことも




 ....
洗濯機が回っていた
まだ白い朝のランドリー
 
太陽と月みたいにぐるぐると
薄いTシャツをすりつぶしていた
 
僕もその真ん中に飛び込んで
泳ぎ切ってみせたいと思った
 
しかし僕は ....
誰もいない部屋で一人
セルフポートレイトを撮る
ガシャリとシャッターが切り取る空間に
閉じこめられていく

拳銃が欲しいんだ
マシューは笑いながら何かを喋っている
どうせラリってんだ
そりゃ学校もクビになるさ

抜けるような青空が広がっている
学校をサボるのは昨日から決めてたけど
こんなにも天気がいいのなら
ど ....
 生意気な人間が
 酒を飲みながら私をみている

 私は場末のストリッパーか
 足元は腐り始めている

 名前は、斜め読みされた古代の
 使い古された枕詞になる

 もはや私がは ....
夕暮れの橙色が鮮やかで
何故か心に迫るものがある


一つの詩に感動をプレゼントされたのだけれど
それは知識から程遠いものだった



心臓を強く打つ脳の直感



素晴らし ....
カラシニコフを提げた土気色の顔と服
委ねられた/から、死に、乞ふ。
知らないはずはないけどいうよ
あれ、あの木が文字だ。
あれ、あの雲が文字だ。
朋友に放つ弾丸ひとつひとつにこれらの言葉 ....
闘いは、もう、既に、君が、あの日の、麻酔を、かけられた、時から
始まっていた。
目が閉じそうよ。
油断したら眠っちゃう。


お嬢さま、おねむですか?

ええ。


それでは寝室へいきましょう。

うん。

疲れが溜まったんでしょう。ゆっくりおやすみにな ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
待望のメール新守山ダダマ309/4/3 21:36
何様ハリケーン中原 那由多2*09/4/3 21:34
春の青空フクスケ509/4/3 21:09
埋葬北野つづみ309/4/3 20:58
人畜無害エルメス2*09/4/3 20:49
桜花未完5*09/4/3 20:28
下戸茶釜209/4/3 20:23
類人猿北星三天1*09/4/3 20:16
春夜風味サバオ*5*09/4/3 20:03
木馬鞍ICE109/4/3 18:42
うさぎと葉牡丹あ。6*09/4/3 16:01
雪が舞い降る夜ペポパンプ5*09/4/3 12:57
赤裸々、哀愁邦秋109/4/3 12:41
そらのかえるばしょコーリャ19*09/4/3 12:02
一滴相羽 柚希2*09/4/3 11:28
「あしたは桜を観に行こう」ソティロ809/4/3 11:28
ひとつ しずむ木立 悟409/4/3 9:27
母の涙小川 葉609/4/3 3:13
水の声209/4/3 2:44
こわいよママふたつ1*09/4/3 2:36
ゲル化煮汁サトタロ3*09/4/3 2:21
reckon...109/4/3 1:16
渦の中の洗濯物七氏109/4/3 0:46
拳銃虹村 凌4*09/4/3 0:36
アオゾラ・マシュー3*09/4/3 0:29
Ohatu009/4/2 23:54
「情熱脈々」スガワラシン...109/4/2 23:31
letters in the bullet[group]しろう009/4/2 23:13
たたかい草野大悟2*09/4/2 22:59
専属眠り人[group]つゆ7*09/4/2 22:05

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