ごめんな
と言う

ただ
ひたすら

ごめんな
と言う

あやまる
理由なんて
はじめから
なかったのに
 
 
 
 
あんたなんかね
あの時あたしを
見捨てればよかったんだよ

三十半ばを過ぎていた
あの時僕は妻と結婚した
僕の意思で子供をつくったために

安定した職に就いている
幼なじ ....
歌舞伎町
変わらないのは開け放たれた門戸だけ
以前何度も往復した場所

歌舞伎町
銘打たれた鳥居をくぐる
この町を守護するかのように
それだけは変わらずここにいる

歌舞伎町
時に ....
昨夜みた夜空を游ぐ三日月をみた

君は今硝子の壁ごしから何かを伝えたくて

吐息を吐いて窓に何かをかきだした

そのもじは反転していて読めなくて

君は今にも泣きだしそうな顔で

 ....
世界を爆破しようと言って
銃火器を想像したならあなたは私の敵です
世界は勝手に爆発していると
目を閉じて微笑んでいるあなたなら
私の同士であると思います
どうぞこれからも一匹狼として
殻の ....
思うから現れるのです
幻視であれ
見てしまうから

桜の木の下には
死体が埋まっているというその桜は
いつも必ず満開の桜でしょう

だからあんなに
山ざくら里ざくら
一重も八重も
 ....
きょう友達の披露宴があった
二十年来の友達だ
数字にすればそんなに経つのだ
東京はあいにくの雨降りだった
みんな大人だからスピーチで触れるひとはいなかった
友人代表でスピーチをしたけれど触れ ....
夜空の色彩

輝く星々が

空に溶けていく


それが、“消えた”ということを

僕達は教えられずに生きていく

星達は、お空と一緒になったんだよ

僕のママはそう言っていた ....
君が君であり続けられるように
僕は僕の詩を歌いつづけよう。

君が君であり続けられるように
ぼくは、無意味の意味を探しつづけよう。

君が君であり続けられるように
ぼくは、ぼくの全てでさ ....
何かが動き出しそうで

でもやっぱり動けなくて


自分の世界はなんてちっちゃいんだ、って思うと、
必死に生きていることが馬鹿らしくなって、小さく、ふっと笑った


でも、そんな日々 ....
半世紀も祈り続けて
鳩が太っていく
公園の木は
故郷から引き離された子供のように
ぽつん、ぽつんと育って

生きていこうとする力に
種類なんか無くて
他人の生き様を非難できない
太っ ....
ぼくたちはきっと
忘れるために生きているんだね

呼吸の数だけ物語があって
さめてしまった二酸化炭素から
秘密の木箱に片付ける
時々開けて眺めては
過ぎた呼吸を試してみる

そんなこ ....
白い世界に音は無し
吐息を細く長く
準備を整える動作は慎重にして
命をかける心構えは無かった
そこまで考える奴はいるんだろうか?

でも

いるんだな 
ごく僅かでも
頭の良い奴が ....
夜の高速バスで
あなたが会いにきて

水族館の帰りに
夢みたいなきすをした

世界でいちばん好きな
世界でいちばんの人に
世界でいちばん想われてる

涙がでるようなことだよ
あた ....
暑かったり
寒かったり

元気だったり
凹んでみたり

朝が来たり
夜が来たり

笑ってみたり
怒ってみたり

繰り返し
練り直し

今日は今日で
明日は明日で
くさなぎ君が怒られるのは
やっちゃたから

くさなぎ君が庇われるのも
やっちゃたから

やっちゃたね
くさなぎ君

和を乱しちゃった




裸になって何が悪い?
なんも ....
小学校の卒業式
きっと通じていたであろう君とわたしの恋心
最後のチャンスは別れの寂しさに流されて
想いはそのまま過去の海へ流れていった

中学校の卒業式
月日にさらわれ私の片恋だけが残さ ....
太陽のまばたきのたび
土の上の世界は
うすべにからわかくさいろに
わかくさいろから確かなみどりへ
塗り替えられて
月のためいきのたび
つゆはふくれ
つゆを舐め
くさばなは伸びをして
 ....
どうでもいいことばかりに躓きたくなる
そういう趣味ではないのだ
「そんなもんだろう」と飲み込んでみせる

あなたを見ている人が、どれ程いるだろう
疲れ果てて掘った穴よりも空は深いというのに
 ....
何も残せないと分かっていたとしても
踏み出すべき一歩はあるはずと
遠い雲に問いかけてみる

僕が目指すべき地はまだあるのか
戸惑いながら歩いていく

朝に夕に
呼び掛ける人の声の暖かさ ....
絵の本を使う。
本が勉強になる。
いろいろな人がその街を壊す。
映画館を作る。
いろいろな音楽を作っていく。
映画館にいろいろな人が映画を観に来る。
映画のある道路を歩いて勉強をする。
 ....
 
 
海の匂いがする
わたしが産まれてきた
昔の日のように

テレビの画面には
男のものとも女のものともわからない
軟らかな性器が映し出され
母は台所の方で
ピチャピチャと
夕 ....
実家の外に片付けられていた
三十年近く前 他界した祖母の鉢植えの鉢達
捨てようと思っているが
欲しいか と母に聞かれ
年々 花作りに目覚めていく夫へ
古いものだが 洗って綺麗にすれば
買わ ....
その掌は
緩慢に
闇を
押し拡げる
最後の
夜明けのための
祈り
を捧げる
祭壇には
いつのまにか
わたしがいて
わたしを見ている
疲れた体に
すすむ一杯の酒
もうダメもうダメと言い
漕ぎつけた週末

漏れるのは溜息ばかり
すすむのは医療費のみ
体はもう空中分解寸前
ギシギシ悲鳴を上げる。

来たのは救命技能認 ....
母へと語られる
おもいは
いつもことば少なで

ずいぶんと幼い頃
学校へ行きたがらなかったわたしを
ぴしゃりとしかりつけた
あなたの手のひら
たった一度
手を上げたのはその一度
 ....
やがて雨がふり
話はつき


花のひとひら
散るだろう
ひとつの手の中にある

ひとつの手のいとしさは

距離と時間を忘れさせる

どこまでを忘れ

いつまでかを知らずに



ひとつの心の内にある

あの日の記憶に見えるのは… ....
ニューワールド建築中。
ニューワールド建築中。

ふざけたオールドワールド、リタイア。
嗚呼、今なら入水自殺も、お前となら可能さ。
ふざけたオールドワールド、リタイア。
嗚呼、深く潜るなら ....
予報どおりに
夜半から雨
街灯に照らされた水滴の連なりは、
白く
夜の一部をかたちにしてみせる
舗道の片隅ムスカリは
秘密を蓄え
雨に味方する
さわ、わ
さわさわ風に
雨糸揺れて
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
理由小川 葉109/4/26 5:00
愛の言葉609/4/26 4:45
歌舞伎町佐々木妖精4*09/4/26 4:09
ガラスの壁越しの愛こめ809/4/26 2:20
出口も入口もないところにいる木屋 亞万1+*09/4/26 2:13
砂漠の中の砂時計/詩人に口なし海里109/4/26 1:10
雨の披露宴吉岡ペペロ309/4/26 0:51
ママ至希109/4/26 0:51
君が君であり続けられるように草野大悟109/4/26 0:37
年輪知恵009/4/26 0:30
駅・紙屋町[group]たりぽん(大...12*09/4/26 0:00
ぼくたちが生きている、ひとつの話あ。5*09/4/25 23:58
雪に隠れて、僕と、出会ったはずの君酸素の枷009/4/25 22:26
えんれんはちはちよん1*09/4/25 21:59
最後は幸せ未完1*09/4/25 21:57
くさなぎ君よーかん409/4/25 21:04
初恋の君に悠惠009/4/25 20:13
太陽と月と詩たちばなまこ...14*09/4/25 19:22
someone霜天109/4/25 18:31
何も残せないと分かっていたとしてもkauzak7*09/4/25 18:24
経済の本の歌。寝る話。0+09/4/25 17:13
誕生日たもつ909/4/25 15:36
捨てられないもの 鉢植え砂木7*09/4/25 15:22
祭壇フクスケ209/4/25 14:13
皆、皆、大変なんだペポパンプ5*09/4/25 12:03
おもい出すかんな15*09/4/25 5:26
水中花佐藤伊織2*09/4/25 2:22
無題一平123009/4/25 2:05
吾が輩は猫である、筈もなく。菊池ナントカ3*09/4/25 2:03
雨の日のおるすばん銀猫12*09/4/25 1:57

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