090428


面白い
そう感じたら
白い息が
霧のように現れて
風に吹かれていった
錯覚だよ
君の
幻想だよ
いつでも表現が
大袈裟だよ
おふざ ....
諦めましょう
喜んで
諦めましょう
適当に
人生とは所詮こんなもの
大した事ではない。
諦めましょう
微笑んで
諦めましょう
すんなりと
諦める事で見えてくる光もあるんだよ。
こ ....
気付いていなかった

守られていること
包まれていること
てのひらにいること

振動を感じて見上げると
電線で翼を動かす雀
池の鯉は大きく跳ねて
しぶきをきらきらと飛ばす

特別 ....
浅蜊はすこやかにねむりにつき、ねむりのまに砂利を吐く。貝殻の
すきまから漏れるいくつものため息は、ぷからぷからと、海の中に
漂うもやになる。しろく、しろく覆われた先から、目をそらしつづ
けていれ ....
丘陵にひかる
白い壁とガラスの
その中に彼女はいて
いつもの声色で
「やあ」とほほえむ
黒い髪に白いバラ
ブーケにはビバーナムという
時の花
“ 私に娘が生まれたら
  このドレスを ....
あなたが昼寝をしてしまって
その横で
すこし
泣いてしまったことは
内緒です


夢の中へ行くあなたに
「行ってらっしゃい」を
言えるようになるまで
置いてけぼりにされたような
 ....
サーカスのピエロが
玉乗りをしているような

安定しない足元を懸命に
バランスを取りながら問う

上手く乗れていますか

泣きそうな顔で
周りを見渡すと

拍手が返ってくるから
 ....
{引用=嬰子の褥


闇のひとつ奥に蠢動する白光体がたしかにあった
血に焼かれた嬰子が視えない手のひらに止まって
私の身体に続いている
いやへその緒はぜんまい状に闇に溶けて
それはもうわ ....
あらゆる権威よ
去れ

私を鎖で繋ぐ
ふくみ笑いの権力よ
この楽園を追放だ

テレビのニュースを見ている
各々に語られた事象
もっともらしい前提を否定する

国とか天皇とか
作 ....
晴れの日は
気持ちが軽くなる。
蜜を求めて
飛びまわる。

喫茶店に入り
{ルビ奢=おご}って貰う。
行っては、来て
せわしない。

お互いを誉めて
変化に気付き
お互いに気遣 ....
脱脂綿を部屋中に拡げてわたしのベッド
塵にむせながら脚をばたつかせるわたしをやさしくくるむ脱脂綿

脱脂綿に染みるバルサミコ酢
大海原に放流されたドライフィグ

脱脂綿に腹の内を綴るインク ....
焼けこげてしまいそうな 夏
小さい背中で
我慢を覚えた

春のうららかだったことも忘れて
はだしの17センチに
世のなかは わからない
雲に乗れることさえ 疑わない

小さい背中 ....
     こころの 襞を はなれて
     この場所から は ただ 
     あわいひかりだけが
     みえています、




     ひかりは きみの頬を 
     嬲 ....
毎日同じ時間に起きて
同じ道をたどり
同じ席につく
そして
退屈な時間が流れだす
ここは私の場所であって
私の場所ではない

晴れた日には知らない道を歩きたい
見たことのない景色に胸 ....
君という人間が分からない


掴めそうで掴めない君。
手を伸ばしても
あと数センチという所で
泡のように消える。


君という人間が分からない


必要とされてるのか。
され ....
 
 
恋するため息が
星になって
夜空に瞬いている

たくさんの思いと
願う心
まだ叶わない
たくさんの星の数々が
今夜も切ない

夢が叶うと
流れ星になって
その人のも ....
脆さを暴く静寂を
教えてあげましょう

その頸をそっと絞めて
呼吸を止めてあげましょう

その限界の内側で
浮かぶものは
誰ですか 何ですか

思っている程にあなたは
大きな存在 ....
じんべえで濡れ縁
お猪口に波立つ
打ち上げ花火を飲みながら
浴衣のきみは
どこですか
               090427



時分の花を
咲かせましょう
咲かせた後で
実を付けて
太らせて
実をもいで
欲しいお方に差し上げましょうと
美しい花が咲く
 ....
蟻と会話をする少女といっても
それほど不思議な出来事ではない

むしろ日常の一部に自然と吸い込まれて
その自然ということにしっくりとくるのだった

その少女はサッカー部のマネージャーで
 ....
せねば しちゃねらねーば
うんぬんも 誰かの都合さ
くたばり損なった
わが身の危うさが鍵なんだ

つめてー振りしても一緒
馴れ合った面しても一瞬
よー 楽しんだ素振りはしよー
俺と君は ....
   瞳孔
   膀胱
   月光

   散る 視る

   イる


   キる

   カッター
   木片
   砕く
   けったいなくらい
   粉々

 ....
やっぱり

ワタシは

あなたが好きだ

好きな事を

している

笑顔が好きだ

あなたの

夢のパズルの

一欠けらで

あり続けたい

笑顔が
 ....
森を眺めるようにビルをたどる
窓から窓へ目を移し
切り貼られた深さと切り抜かれた感触を行き来する
昨日この先で見つけた
あの場所は今日も見えるのだろうか
高さを計るように 首を真上へもたげる ....
かきかえさせられた人類の歴史

それでもなお美しく輝かしい高名を掲げるのだろうか

北風吹くシャッター街に溢れるのはため息と小銭と絶望だけ

ジェスチャーだけで想いなどとどくはずがない
 ....
風を凌ごうと咄嗟に
破り捨てた五線譜でビバークする
知っているよ
その風の強さを
その風の冷たさを

君の涙が乾いていく

音楽の軽さ ゆるやかに
流れるように声を重ねて
君の痛み ....
椅子に深くもたれかかり
こめかみを押さえる、溜め息は青い
彼女の顔の色はモノクローム
見る者が自分の色覚を疑うほどの、
肌は飽和を通り越した砂糖水の白さ
髪は宇宙の広がりを押し留めた黒さ
 ....
人生は旅だ
旅のようなもの、ではない
人生は、間違いなく、旅だ
私たちが生まれるまえ、じぶんで買った旅なのだ


そのイメージはこうだ
私たちは生まれるまえ、お金を貯めに貯めた
そのお ....
群青をひとつ、ひとつ
飽きるまで数えてみる

雨上がりの夜
余計なものは流れてしまい
ぴんと張り詰めた大気
群青

水際を囲うように
涼やかにひらひらと
色を落とすあやめ達
群青 ....
考えることをやめる

感じることをやめる

悲しむことをやめる


憎むこと
赦すこと
好きになること
嫌いになること


抱え込むことができないこと

どうにもならない ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
白い息あおば3*09/4/28 22:59
あきらめ節アカギ009/4/28 22:37
眩しいため息あ。9*09/4/28 22:37
ことこ1*09/4/28 20:37
星のたねたちばなまこ...11*09/4/28 20:09
内緒ひとつ分小原あき13+*09/4/28 19:59
もう少しだけ未完8*09/4/28 19:49
「嬰子の褥」返詩 胎児のわたしから母へ夏嶋 真子30+*09/4/28 19:46
メタ浪漫派アハウ209/4/28 17:20
ハミングバードペポパンプ8*09/4/28 17:16
脱脂綿杠いうれ209/4/28 15:49
ちいさな夏と檸檬郷唐草フウ4*09/4/28 13:44
抒 情 るか709/4/28 13:38
美辞麗句ルナ709/4/28 8:03
鏡の前にて、結論。三奈709/4/28 7:08
眩しいため息小川 葉4*09/4/28 3:24
妄想癖の女AKiHiC...309/4/28 3:08
ある曲、についてのこんなFUBAR2*09/4/28 3:06
眩しいため息あおば8*09/4/28 2:24
「蟻と会話をする少女のお話」ベンジャミン6*09/4/28 2:16
プラネタリ・オーブン竜門勇気009/4/28 1:48
拡散[group]長谷川智子3*09/4/28 0:59
あなたつばさ109/4/28 0:53
こういうそこ佐々木妖精3*09/4/28 0:40
上書きされた遺言書こめ309/4/28 0:03
春の音瀬崎 虎彦809/4/27 23:37
眩しいため息木屋 亞万4*09/4/27 23:20
人生は旅だ吉岡ペペロ1309/4/27 23:15
群青あ。10*09/4/27 23:09
stop1*09/4/27 23:03

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