小さい大きく感じは下がれ冷たく爪からさかく
あの山のため息はため池死んだ不利をして片手でその撮ってね
その手でくり貫いた眩しくはない空にふれて耳から時が流れる
耳から聞える時計の音
降って固く雨がなるように
つないでいた手を

静かにはずし

あなたをみつめ

終わりを悟る

ステップは完璧で

くねらせた肢体は

スタンディングオベーションの花道に

これが最後のステージと
 ....
{引用=さっきから
同じ音
同じ声
同じ言葉

きこえるかい、
きこえるんだ。


嫌気がさしたりしないかい
光は射したりしないかい

それはないな、
ないな。

 ....
幼き日の僕には小さな世界で
起きている出来事が当たり前だと
思っておりました

家族の団欒など妄想の域で
何所の家庭も寂しい食卓なのだと
思っておりました

自殺したいと 殺して欲しい ....
いっそのこと
子供みたいに泣きわめくことができたなら
どんなにか救われるだろう

だけど今の僕は
涙を流すこともできず

ただただ
心が闇に閉ざされてゆく

本当は
こんなに暗い ....
皮膚の下に
いつも消えない断絶がある
電気が切れて、30分は
花嫁の
夢に用意した砂の中で
炎症している水を「見つけて

逃げてゆく
赤いキャップ、海の貝がら
いま此処には無い
心 ....
ちらかった部屋で

宝物を探していた

いつからか欲しいものは直ぐにテノヒラはを開いたら

そこにあった

暗い独りぼっちの部屋で

僕は人形と一緒に住んでいた

いつも鉄の檻 ....
君は頭のごくわずかなすきまに
生温かいミルクを注ぎ込んで
僕を騙そうとする

不安な宇宙を満たすそれが
なんなのか分かったとき
君はもういなかった

君は誰?
過去進行に思いをめぐら ....
何時か私は朽ちるわ
 
何時か意思は果てるわ
 
何時か涙は枯れるわ
 
何時か貴方も気が付くわ
 
物語が終れば
 
何時か私は朽ちるわ
 
何時か意思は果てるわ
 
何 ....
病院になんか行きたくなかったわ、1週間も。
三年半もいたのよ。それに、
まわりは、おばあちゃんやおじいちゃんばかりで
話あわないもの。
でもね、こうして帰ってくるとね、兄ちゃんがニコニコして
 ....
いまのわたしの「しあわせ」を

機械で数値にできるなら

きっと

《計測不能》

と、出るだろう

暗い中、自分の弱さに涙を浮かべた日は

まだわたしの内にくすぶるけれど
 ....
描かれた絵画とはウラハラに
散りばめられて、濁った水が滴る

水を流し込んで、混ざりあった絵の具を溶かしてく



水に跳ねて本来の色を取り戻しながら

パレットは、平たい固いプラス ....
いつもぽかりと空いている南の空の穴が
今日は埋まっている
穴は穴だと自ら信じなければ
穴でいられないのだと気付き
隠れたのでしょう

あなたは白球
土や草、空気の抵抗がなければ
死ぬま ....
梅のすっぱいにおいに酔っ払う
華に群がるみつばちは私
どうか どうか
こんな虫ですが、甘いくちづけを致しませんか



甘い蜜で夢を見るお礼に、世界へいざないましょう

 ....
レトロな花柄ワンピースに
包まれたあたしが踊るのは
腹黒のワルツ

赤いハイヒール三拍子に乗っかって
追い詰められていく
逃げ場のないダンスフロア
遮るものは何もないのに
 ....
野良猫を叱るために
名前をつけた
せっかく咲いた花の匂いを
ふるびたさかなの骨で
台無しにしたからね
眠れるはずの夜は
色が薄くて
もう愛想が尽きた
昨日歩いた川べりで
 ....
世界地図を定規で測ると
あなたとわたしを遠ざける
この距離は五センチにも満たない

この地球には海があって
広い広いそのどこかに
憧れているあなたの町が
浮かんでいる

上空に照らす ....
私は三ツ矢サイダーやカルピスウォーターがのたまう青春に惑わされずに生きてきた。

それが甘いことに腹が立つからだ。

水に砂糖を混ぜるのは

テレビで人を騙すのと同じ

アンタはそれを ....
毎日を
流していこう

昨日を残して
汚さないように

小さな傷は
気にしない

ピカピカに輝く
明日のために
あなたの言葉が
重過ぎたので
きのう貰った羊羹を
切るみたいに
二等分する
それでも
まだ 重過ぎたので
また 二等分した
羊羹だったら
小さくなるのに
あなたの心は
軽くは ....
電車はもう乗り終えた
飴の袋もからっぽ
歩き出す
足元の道はごつごつしている
日の光は花や木にばかり当たっている
ような気がする
水が飲みたい
と思った矢先に
湧き水の立て札
山深く ....
ふせた長い睫毛が
まっすぐにこっちを向いて
貫かれるんじゃないかと
どきどきした
ばかみたいだけど

向き合ってね
一定の距離を
大切にしていると
もうこんなに
こんなにせつない
 ....
ウゥーいくぜー!
怪我なんて何のその!
オーライト、カモ〜ン!
腹にサラシ巻く

歯を食い縛って
その時間を耐え抜く
笑顔ができない。
挫けそうになる。

そうしていつも
乗り越 ....
眠りかけた猫の横
雨も生もゆうるり過ぎる
階段にだけ残る水滴
たたずむものを映しつづける


明るさのなか
明るさを知らず
光をこぼす光を見つめ
からだの半分が泣 ....
   未 知


寝不足の頭

不足感だけが

続いているように思え



動かない空を

動かない心が見つめた


動かない心を

動かない心が見つめた


 ....
一回死んだら生まれ変わるだけ。

面倒でつまらない代物、自動制御装置


幸せなことに何も感じない。


またいつか破壊される日が来るんだろう?


自動制御装置

 ....
事実を知ろうとしない者は、偽りにほろぶ。
と惑星が、述べる

言葉を
使用しているのに通じない
場合もある。
常に、とはいかないまでも
一言一句正確に発音しているのに、だ
私の内耳も
 ....
私は、生かされている

豆腐に
ほうれん草に
魚に
豚に
金色に輝く麦に
鳥に
卵の未来に
これらの死に

そうして、闇と光と水に。
私は、「生きている」
自分の意志で

 ....
(ボソボソ悪態つくな。産毛みたいなヒゲ生やしやがって。自力で殻も破れない雛鳥が。お前らに売るヤニはねえ。消費税しか払えない、ふやけた身分証掲げろよ。売る売らないの、選択権と決定権は俺にある。せいぜい俺 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
朝と夜が楽しくなる十二支蝶009/5/2 6:18
黒く服009/5/2 5:59
ラストダンスyoyo109/5/2 4:30
てのひらゆうと3*09/5/2 2:38
ごめんなさいAKiHiC...109/5/2 2:31
いっそのことヒロシ2*09/5/2 1:35
夜を思い出すために立っていた梶谷あや子709/5/2 1:28
荒野の城のてっぺんからこめ409/5/2 1:24
レールハードプラスチックひとなつ6*09/5/2 0:59
対象徘徊メガネ109/5/2 0:49
michi物語3草野大悟109/5/2 0:13
「しあわせ」に誓う[group]逢坂桜209/5/2 0:07
パレット。109/5/1 22:57
浮遊高橋魚1*09/5/1 22:26
蜜蜂乱舞蝶澤1*09/5/1 22:18
Dance百瀬朝子2*09/5/1 22:01
しかられて銀猫17*09/5/1 21:31
ディスタンス・インヴィジブルアオゾラ誤爆909/5/1 20:59
ドクターペッパーひとなつ7*09/5/1 20:49
それがいい未完5*09/5/1 20:37
切り分けるフクスケ309/5/1 20:16
ふるる31*09/5/1 20:02
初夏はちはちよん8*09/5/1 19:14
天までとどけペポパンプ7*09/5/1 17:25
降り来る言葉 XLI[group]木立 悟209/5/1 15:31
未知北星三天1*09/5/1 13:16
自動制御装置猫のひたい撫...009/5/1 9:33
公転こしごえ2*09/5/1 8:52
死の上に立つ2*09/5/1 8:51
聖夜佐々木妖精1*09/5/1 3:50

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