上がる気温
冷たい飲み物
紫外線
日焼け止め
イタチゴッコの
夏近し
美しい自然を残したい
美しい地球を残したい
美しい気持を残したい
美しい未来を子供達に
争いのない
平和な世界
一人一人の幸せの為に
生きたい。
安心を胸に
手に花を持って
....
きっと しぬなら
ここが いいな
口許に両手で
まっすぐに支え持つ
大切なものが
ひとつも目に入らないようなのがよい
最初からいままで何も知らず
何も持たなかったかのように
最 ....
お昼休みにメールをチェック
件名:「虹が出てるよ!」
本文は、ない
数時間前のメールだから
虹はとっくに消えている
でもね
見えた
見えた気がしたよ
夜、帰りの電車でメールをチ ....
駅東端の改札を抜け昔ながらの踏切を渡ると
南口商店街の低い軒先を飛び交うツバメ達に出逢った
桜は散ったばかりだと思ってたのに
あっという間に日傘手放せない季節となってしまったんだよね
....
わたしをつれていってくれるの
衝動的にマンホール
わたしの時間軸
ぶれまくればいい
どーんといってダイブ
そらからふってきて
空に召されたい
あなたのいない地球なんて
彼女 ....
街は廃墟となり
燈に朽ちてゆく
大地に謳歌し
力に順応し
空を忘れて化石となった
モノよ
地を繋ぎ
天を繋ぎ
争いを亡くした
私たちの未来は
たった一つ
彼らに終わる ....
永遠という名の、
花を憶えている。
綺麗に咲くのは、
野原を嫌うから。
砂漠を選んでは、
行く道を探して。
出逢えた蜜蜂は、
本当に優しいの?
194日が過ぎ、
記憶 ....
同級生のお腹をなでて、
救われるこの気持ち
てこの原理で性的干渉、
制服は醤油の匂い
思春期の心は、
食中毒
駅前でドーナツ食べて、
明日の自殺を延期する
母の買った変な服、
ポケット ....
苔むした停車場に蝶がそっと下りてきて
星のあいだからこぼれた風に揺れました
右肩はあいかわらずからっぽだけれど
線路の向こうにはあなたがいるのだから
許しにいきましょう
うそつきでやさし ....
ほほう ではあなたが寝入った直後に串カツが現れたと…
しかし寝入り端に揚げたてサクサクの串カツが枕元に現れても
寝ているから分からないのではないですか!
世界中のつむじが
僕を巻き込んで渦巻いてる
此処から見えるあらゆる朝焼けと夕焼けが
一緒くたになって
僕の瞳に虹を生む
言葉にならない全ての知識が体中を流れる
....
水の中には
君がいるのだろう
めびれを使って
泳いでいるのだろう
えら呼吸を
上手にしながら
僕はまだ
顔を洗うことも怖くて
人は
そのえらで呼吸し
そのひ ....
踊りあかすは
月のミラーボールの下で
なんだかんだと言い訳や
愚痴が増えてきたけど
一晩踊りゃそんなの
場外ホームランだよ
だけど早くしないと朝日が登る
時間 ....
おたまじゃくしたちはみな元気です
明るいネクラの未婚
賢しらな{ルビ猿=ましら}の胃の中で
自詩も
アポトーシスも悪くはないけど
溶けもせず
溶かされもせず
ひとりひとりのとおり ....
どうか攫ってどこへでも連れて行って
まるで恋にでも落ちたかのように
二人惹かれ合って
あなたに降る不幸を全て拭う
大きな木になりたい
あなたに降る幸福を木漏れ日に変える
大きな木になり ....
だまりこんだ緑色の空は物思いにくれていて うわのそらの水色の空は雲も流さず思案中 ....
木々、たいよう、風、ねこ、ひとみの色と涙のあと
クローバー、すずめ、子供たちの無防備なからだ
誠実、不誠実、夕もやに消えたため息の影
妊婦のおなかと、マニキュアのはがれた爪
海 ....
水を巡るたび
水は遠くなる
粉と粒 途切れ途切れの
真昼の声
岩と鐘
傾きが集まる野
見つからない 草色の器
見つからない
わたし 電飾
惑い 召喚
....
あたしらしさって何だろうと自問すれば
それはかなり
どうでもいいことだったりする
トートバッグの中に
マンガが1冊、新書が1冊
リップが2本、マスカラ3本
電気料金のお知らせと
映画 ....
休日はらんぷの灯の下に
古書店街で買った
古びた本の、頁を開く
少し引っ張れば
すぐに千切れてしまいそうな
薄茶けた頁に並ぶ無数の黒字は
遠い過去から語りかける
音の無 ....
亡き祖母の和室を書斎にして
らんぷ灯の下に
古書を開く
この和室で
祖母が永遠に眠った
あの日から
部屋の隅に置かれた受話器は
お辞儀をしたまま黙っている
背後 ....
カウンターに
二つ並んだ
赤と白のワイングラス
君は言う
「はっとりさんは、孤独なの・・・?」
僕は言う
「詩人は皆、寂しがり屋なのかなぁ・・・」
君は言う
....
しなびたような風にはたはたと
力なく揺れている黄色い旗
近くの小学校からだろう
校内アナウンスが外に漏れ聞こえる
時折キンとした音が混じりながら
光化学スモッグ注意報が発令されました ....
「明日の予定は?」
という
金曜日の夜の口癖は
もしかしたら
生涯無くならないかもしれない
あなたがわたしより
先に死なないかぎり
専業主婦だって
毎日遊んでいるように見えて
....
ろうそくの火を
見ながら思う
中身が変って
形は変らず
神秘的空間
神秘的時間
神秘的気分
神秘的郷愁
昔を想い
自然を想い
太陽と共に起き
太陽と共に寝る
朝はとっくに過ぎてしまった
もう落ちているのか、昇っているのかさえわからない
空への落下
それは終着点のない落下
愛は慎ましくて脆い
また別の愛はあまりに壮大で狂お ....
大切に大切に
触れて 話して 心を通わせる
尊いことだと 教わったから
意味を理解してはいただろうか
心から優しく 愛していても
それは盲目 押し付け 排他的で
嫌がられて 自分も二日 ....
連休後の朝、
ちょっとお疲れ気味。
そんな時に限ってゴミの日で、
分別作業に気が遠くなった。
目玉焼きが半熟にならなかった時は、
朝食作りを放棄したくなった。
いつもできていた ....
大地のアオ
吾身のアカ
どっちがきれい?
偽りのシロ
真実のクロ
どっちもきれい?
フルカラーの夢
モノクロの今
セピアのあなた
どの色がいちばんきれい?
3736 3737 3738 3739 3740 3741 3742 3743 3744 3745 3746 3747 3748 3749 3750 3751 3752 3753 3754 3755 3756 3757 3758 3759 3760 3761 3762 3763 3764 3765 3766 3767 3768 3769 3770 3771 3772 3773 3774 3775 3776
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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