ひとがいきるということは
いまここにいるということ
ひとがしぬということは
どこをさがしてもいなくなるということ
どこをさがしてもどこにもいないということ
すみ。 
さぇやぇ、ひろゆり。

きわつき、
をめ、
やまめかせるる、
をりをりか、なり。

くるきり、やり、
ゆれてをや。

めゃがぎり、 
はなを、
まがらせげれ。

 ....
叱られたことばかり
どうして思い出すんだろう
悪口を書き殴って
突き出して
ちっぽけな自尊心を守った気がしてた

そいつを何にも言わずに
握りつぶして屑篭へ捨てる
彼女の姿をなぜ思 ....
注)
続・素顔同盟

先生は社会を教えていた。
「……つまり、市民が仮面をつけだしたことによって、人と人との摩擦はすっかりなくなり、平穏な毎日を送れるようになった……。」
 先生は教壇の上で ....
分厚い書物に文字を書いている
たくさんの人を下敷きにして
本当でも嘘でもない文字を書いている

歴史とか文化とか
忘れ去られてしまいそうなものを
なぞるように書き記していく



 ....
き きいていて
み みみをあてて胸の鼓動
の ノイズがかった心拍音
こ こころがドキドキするんだよ
と 遠くに君をみつけるだけで

あ あいまいな今日は
い いつだっておぼろげで
し  ....
朝から晩までいたたまれない
おー神よ僕は
マシンガンみたいにキーボードを打ち鳴らしたいだけ
今朝方から降りまくってる雨にしたって
ぐったりした悲劇の切れ端なだけだって
窓越しに見てる国道 ....
はじめて母親のお手伝いをした日
食卓には不格好なハンバーグが並んだ
焼きすぎてかさかさになったそれをかじり
父親はくしゃくしゃ頭を撫でてくれた

求めていないとは言わないけれど
ただ、とっ ....
既にみた風景を
わたしは繰り返し
同じひとをみつめる

ゆらぐ意識のなかで
あなたの名前を
思い出そうとする

記憶を辿るわたしは
星の軌跡にわたしをみる
あなたの面影にわたしをみ ....
オランウータンは考えた

南の国の遠い日々

父さん母さん今いずこ



あるいはこれも考えた

憂き瀬つらい世うたかたの

泡はじけたはいつの日か



泣きたくなっ ....
その日
彼も私も
過去を引きずっていた。
彼は寂しさを紛らわす相手が欲しいと言った。

私は名乗り出た。
彼は驚いているだろうか。

心臓が暴れている!体中が熱くなっていく!震える手に ....
あなたのポケットから
するり
抜け出た銀色の鎖
それを愛と勘違い

ばかみたい
ばかみたいだ

手の平の上から
ざらざら
テーブルに
こぼれ落ちた
銀色の鎖
まばゆいほど輝い ....
ふたつのチェリー

台詞を間違えた
さくらんぼって
すき?
なんて言うはずじゃなかったのに
さくらんぼって
食べられる?

ゼリーにとじこめられた
ふたつのチェリー

なんだか ....
 
 
子供はおならを我慢しないのだ
わるびれた様子もなく
ただぶうと放つ
指摘しても子供は
照れたふりをしてるだけ

たくさん作らなければならないところから
いちばん遠いところにあ ....
背中会わせた粒に分け入り
壊さぬように水を汲み上げるため
細く柔らかい根が
灯りもつけず 土を進む

折られる季節
軽い音先に連れ去られる
綺麗なところを
好いて微笑む指

見知ら ....
重力は、うそだった
空へ空へおちてゆく


あれだけは、たしかなもの
と、
焦がれるように星をみていた
いつのまにか
二、三の星を確認するだけになった
空よ
僕にも信じたいひとができたよ


(安心し ....
「今から貴方に嘘をつくわ」と
君は僕に酷く哀しいキスをした
目隠しを外して君の眼を見たいよ
嘘も、言葉も
全て信じるから

指を伸ばして君を探した
冷たい肌が四方に触れる
君はいつから ....
むしり取られた神経から泣声ばかりが漏れる、濃縮された諦観の長雨だ、半分萎えた視神経が見つめたがるのはいつも俺自身の完全否定に繋がりそうな朽ち落ちた景色ばかりで、穿孔、穿孔、穿孔、穿 .... 今会いたい


すぐ会いたい


一瞬消えて


ジャジャーンと立ったら


君の横に着けばいい


慌ててるような?


焦ってるような?


はたまた
 ....
青くはぜる音がする
そこかしこに剥がれ落ちている
ひかるうろこ

忍んできた夢道
わたしがわたしの絆をたどることさえ
こんなにも痛いのに

あなたは言わずにはいられなかったのね
そし ....
シナモンを入れすぎたカプチーノに顔をしかめ
煙草に火をつける
高層ビルディングの足元には
ほんとうに底みたいなデッキがあって
こんな午前中を過ごすにはちょうどよい
眺めているものとわたしの間 ....
小さな渦のなかで停滞している
それは停滞と言う名の逆行
不動のそれはむしろ
流れに飲まれるよりも疲れる

足を離して浮かんでしまえば良いのに
それは二度と取り返しがつかない様で
まるで小 ....
引き千切られた幾つかの
想像の度、愛おしい
悲鳴を君は
君は
聴くのだろうか
だろうか!


{引用=―――ひときわの果ての
   ブナの樹の
           根元の
   ....
銀河の汽笛を口ずさみ
かっこうが飛び去った空を
虫を喉で暴れさせながら
小さな猫のもとへ
走る 金の獅子

はにかみ並ぶ信号機の色を伺いながら
小さな杉の上をびゅんびゅん駈け
酒に溺れ ....
歩くたびに少しずつ体が削れていく

どうか私の後ろについてきて
足跡を全て消して下さい
私が小さい粉になって
消えて無くなるまで
私の後ろについて

青い空に押しつぶされて
夜へ逃げ ....
死んではいないのだね
そんな囁きが体中を循環している

いつからか
私の胸にオウムが居座っていました
住ませてあげているのか
住んでもらっているのか
もうよく分からないけれど

生き ....
切ない光がもたらす鏡の中の私は、
決して触れることができなくて、
あたしは確かにそのことを知っている。

走る一瞬
抱き合う一瞬
まばたきの一瞬
花の香りを嗅ぐ一瞬
おやすみと微笑みの ....
夏のはじまりは
いつも雨

何処からともなくきこえてくる
海のうた

(セイレーン)

還る場所をさがすように旅をする
あの波の繰り返しのように響いてくる
記憶のような満ちひきに名 ....
マニラでの仕事は十分で終わった
事務所に顔を出しただけで終わらせたのだ
日本の社長の心ない言動で
まったくやる気を失っていた
まあ自分で指示を出しておいて
途中で梯子をはずしてきたということ ....
銀色の糸で夜空の端を結んで
葉緑素だけつめたはこのなかに
すこしずつ流し込んでいく
そしたら女の子がおどろいた顔で
真珠のような瞳をみひらいて
でもそのあとすぐ微笑った
無機物の甘 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ひとがいきるということは青色銀河団109/5/25 1:08
record_090312_2625-27@jisitsuもしゅ109/5/25 0:53
インセイン、どうして竜門勇気009/5/25 0:39
続・素顔同盟不可思議/w...4+09/5/25 0:35
下敷き1486 1...1*09/5/25 0:28
きみのこと あいしているよ。朽木 裕209/5/25 0:25
スターダスト・アライメント竜門勇気009/5/25 0:11
料理と詩についてあ。10*09/5/25 0:05
DEJAPiroue...009/5/24 23:33
オランウータン尾崎みどり009/5/24 23:29
一歩cass109/5/24 23:24
銀色の鎖1*09/5/24 23:24
ふたつのチェリー蒼木りん109/5/24 23:18
ところで、発売はいつになるんですか?小川 葉0*09/5/24 23:04
地の海砂木6*09/5/24 23:00
空へkawa009/5/24 22:47
現実の夢智鶴009/5/24 22:20
俺はそのまま死ぬ気はない(Visions Of War)ホロウ・シカ...2*09/5/24 22:04
リングリングコーリング伽茶109/5/24 22:02
夢渡り木崎綾音009/5/24 21:40
Rainy Monday 9:30am芳賀梨花子0*09/5/24 21:15
もう、いいだろうか。プル式3*09/5/24 21:12
kissing gum山中 烏流1+*09/5/24 20:42
走る 金の獅子瀬戸内海2*09/5/24 20:41
消滅願望長谷伸太109/5/24 20:21
オウムの歌伏樹3*09/5/24 16:29
消えてゆくみぞるる1*09/5/24 16:23
「夏のはじまり」ベンジャミン12*09/5/24 13:14
マニラでの数日吉岡ペペロ1109/5/24 12:56
水没アヅサ9*09/5/24 12:19

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