耳を澄まそう
日が翳り
灰色の雲が天蓋を覆う
低く垂れ込めて
最初の一言を
ポツリ
と
耳を澄まそう
これは
幾千億の雨粒が語る物語
その一粒一粒が ....
トップ:好きな異性と電話、メール
2位:異性と電話、メール
3位:同性と電話、メール
4位:着信ナシ
ボクは、4位ときどき3位の間でした。
月に、2〜3回3位になるみたいな。
エディブル・ポエブル
それは詩たり得ますか
ポエブル・エディブル
それはおいしく食べられますか
万里の馬鹿は
キィを叩く指先の遥かに
一滴の大循環を見つめています
自分自身の命を ....
父の故郷の防砂堤防で見知っていたこと
何度も何度も形にしようとして
歌をしくじり 高速ドライブの連続写真を打ち捨てて
それでも
記憶の外に追いやることができない
フルヴォリュームのヘッドフォ ....
一日の終わりに
デニッシュパンを食べたら
甘かった
泣きたくなった
泣き方を忘れたので
泣けなかった
泣くと息が苦しくて
死んでしまいそうになるから
泣くのを止めてしまったのかもしれな ....
部屋で一人でいるときのわたしは
本当のわたしじゃない
人と話しているときのわたしが
本当のわたしだ
そういうことにしてくれませんか?
用もないのに人に電話をかけたり
無理矢理人 ....
たわいのない話で
盛り上がる彼らを
空を見ながら
背中で感じる
今日も暑いな
夏は今どこだろう
足並みを揃えて歩く
後ろの方の僕は
人が歩いた道を
ひたすらなぞる
ビル ....
私はたぶん食傷ぎみなのです
こんなにも脳が重たいから
捨て置いてゆきたい
油断していたら
影がばくり、と本体を食べました
それは夜のバスに映る街の光のように
歪んだ影!
私の手は ....
真っ赤な太陽が夜をつれて
あの日の団欒今はいずこへ
涙を隠して背中を伸ばして
眩しい目位しか出来なくて
あなたを憎んでいると告げ
真っ赤な太陽は西の山の端
あし ....
やがて雨が降るというとき
そんなとき
一度終れたらいいな、と思う。
魚になりたがっていたからといって
皆が皆、
魚になれるわけじゃない
でも、それでも充分
幸せそうだった ....
大騒ぎしていた隣の部屋の大学生も
煙を撒き散らしていたスポーツカーも
凛と顔を上げていた向日葵も
みんなみんな、眠ってしまった
ベランダから両足を突き出して
ぶらぶらと泳がせて笑ってみる ....
夜の湿度が君に似ている
僅か一瞬存在することを許されて
僕の眼を見て哀しそうに笑う
雨の匂いが僕に似ている
君の匂いに忘れられて
君に触れて嬉しそうに消える
君は其処に座ったまま僕を嘲 ....
無印で働いてるような彼氏がほしい
英語がもっとしゃべれるようになりたい
体の仕組みを詳しく知りたい
もっとスラッとしてたらいいのに
全部全部ないものねだり。足りない ....
川べりを歩くように
線路沿いを歩く
この街はせわしないから
列車に幾度も
追いつかれては追い越される
たくさんの人の思いが
列車に乗って
近づいては遠ざかる
まるで別の時間 ....
ぱらり
街が消えた
ファンファーレ
華やかな 種明かし
けれど 見る人もまた
消えてしまった
にても やいても
おなじかたち
かつて
とんでいたかたち
おいしいかどうか
しらないかたち
わたしのなかで
はばたくかたち
....
ふるいたてものが
なくなることになって
なかのものをそとにだしたら
たてものがうまってみえなくなった
たてものが
ないているようだった
....
heart worming too more ?
peaple need to tenderness
tender peaple had kindness day af ....
ひとりのおんなのこと
おたがいのからだやきもちを
さわりあってあそんでくらしていると
どこからともなくやってきて
おまえはなんだときいたら
わかりませんという
こいしさだなというと
そう ....
舌先でなぞる
生の輪郭
より分けられた
命のかけら
細胞が触れる
わたしのからだが
呼応する
触発された
律動
響きあう
器官
からみあう生命の
螺旋を描く
....
帰ろうかな
そう思った
一瞬を幾度か
ちらして!
5月
空は氷を溶かした青で
お花のジェット
バウンド・フォー・トーキョー
千歳の上空から苫小牧
育った家を見下ろした
掘り ....
(結婚するなら愛してくれる人がいい
結婚するならまじめな人がいい)
結婚について考えてみると、
相手はあなたしか考えられなかった
いつも期待を裏切らないあなたの
電話を待っている
あた ....
「実はさ、」から始まる声は、
ドアノブを委ねている心
「それでね…」から始まる文は、
見せずにつないだ第三の手
宇宙よりも遥かに広い
引きだし続けて尽きることない
道が生み出す声を聞か ....
私は銀座の喫茶店でアルバイトをしていた事がある。
一杯1200円取るような店だがコンスタントに客
が入り、週末は近くにある劇場や、映画館帰りの客
でごった返すときもあった。こんな価格設定でも ....
ほら、
ほろほろと、
ゆれているよ
あかるいね
ほら、
ほろほろと、
もえているよ
あたたかいね
それにしてもきみ、あまりにもしずかじゃないか
あんまりしずかで、あたまのなかのおとが ....
あれがやってくる
あれの足音が聞こえると心が乱される
あれの姿を目にしてしまうと頭が煙る
あれはひどく美しい
あれはひどく醜い
あれはなかなかに有名なようで
あれを有名にさせたあれ ....
夜空の星は
人が一生歩いても
届かないところにある
もしも
一生歩けば届く
星があったなら
ぼくらは歩くだろうか
その星へむかって
ああ
だから今この時も
歩い ....
面を被ると
サンポーニャスの目に飛び込んできた
ふるさとの山が
村が
なによりアンデスの空が
これは
やめられないぜ
誘われてなんとなく来たのだが
正式入部を決意した
面を脱いだとき ....
あなたは舞う
幼い頃の記憶は
公園で転けていた思い出ばかり
坂を下るのは補助輪の付いた自転車
駄菓子屋で一日100円
どうして地球は回っているのでしょうか?
それだけ時が進み
足 ....
きっと/ふゆの/かおり/のせい
興味として刷いた眉が
何故にそんなにも難しい顔をするのか
うすい唇を尖らせて
私に何か言おうとする、
そののどが
気絶する/ほどに/しろい
夏はまだ始 ....
3721 3722 3723 3724 3725 3726 3727 3728 3729 3730 3731 3732 3733 3734 3735 3736 3737 3738 3739 3740 3741 3742 3743 3744 3745 3746 3747 3748 3749 3750 3751 3752 3753 3754 3755 3756 3757 3758 3759 3760 3761
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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